2013年11月29日

『自意識』と『無意識』関連(4)

今回はフロイドじゃないけれども地味に『夢』の話にしましょうか。
フロイドであるとか岸田にいおいて「夢」は『昼の名残』などと解釈され、不安なんかがある場合には「睡眠を継続するために」フラグが関連するような夢を見て(起きなくてもいいように)などなど派生的な説明もあるんですが(覚えていない夢についてなど)、
現象的に単純なプロセスで考えてみましょう。
夢の中には随分と意識的?というか(さっきまで考えていたことまんまの)話が登場することも珍しくありませんし、睡眠を継続するどころか現実かと勘違いしてがバッと起きてしまう場合もあります。
オカルト話ではやれ夢枕に立つであるとか巷間た伝わる逸話は尽きませんが、それこそ電波じゃないですけれど仮に人類にユング張りの超能力でもあれば(かく言うオカルト心理学のユングをしてもそれは無意識領域のなんとやらな話に向かいますから)、それを受信しているのは『無意識領域』となります。
『自意識バレバレ』だったら所謂一つの「超能力」なんて言いませんからね(笑
(まーほとんどの設定は眠っている脳の機能が100%になど、自立的現象というより潜在能力的なお話になるじゃないですか、これはですね「そのイメージが人類普遍に無意識領域の話」をしているからだと考えれば話が早い。)
ある意味電波が飛んできたとか声が聞こえるとかですね、勿論ここで語られているのは『無意識』の話であり、
そんな『無意識』の機能性なり内容ってものを推し量る材料として『夢』は有効なんです。

■ザックリ言えば『自意識』はほぼ完全後退状態にいおける『無意識』の振る舞いが『夢』現象にかなり露見していると考える事ができる。
さて、脳関係の学者さんの話によると人間は人の顔なんかも記憶する際も特別な連想フラグでも無ければ速攻(ファイルを軽くすような感じでしょうか)○×△などの象徴的記号にバラかして記憶野に格納すると言われてます。
(テストの時間に思い出せない現象の背景事情)
連想フラグってのは「なくよウグイスなんとやら」だとかのごろ合わせの記憶法だとか、身体の部位に関連付けると忘れないだとかありますよね?「これ重要」ってフラグを『自意識』が主導的にやっていかないと、『無意識』の処理は『自意識の都合(明日テストだとか)』などお構い無しに生体機能としての効率性重視でサクサク情報処理してしまうワケです。

ちなみに「絵の下手な人」という現象は「今目の前で見て確認可能な一時情報すら、速攻○×△に分解されていくため(テストの時に答えを思い出せないように)現在進行形なのに『自意識』がイメージを再現できない」という話です。
(※逆に絵を掛ける人は情報をそのまんま無意識に素通りさせて送らず、前頭葉に溜めこんでイメージとして再構成したものを保存して描いている。←相当の仕事量を脳にさせているので疲れるって話です。「チョコレート持ってこい」的な。絵が上手いのでは無く、絵を描く行為に動機付けしている仕事量が多い(苦労係数開放みたいな)と考えればわかりやすいでしょう。)

▲それじゃ無意識は全然無能な存在なのか?と言えば大きな間違いであります。
そもそもが、『自意識』は人類ヒト科のヒト科の所以となるもので、直立歩行を選択したのか追いやられたのかは知りませんが、結果肥大化高機能化した前頭葉により古い脳(脳の中枢方向)が行う本能的自立器官(エヴァンゲリオンで言えばS2器官みたいなもんスかね)を上書きするほどの『自意識テーブル』を持ちます。
端的に言えば自然界の動物はDOSマシンで、人類ヒト科だけ「OSを持っている」的な話です。
ですから人類ヒト科の古い脳もそりゃサルの本能自立器官的な機能を”実装”されているのであり、
それが「生命に関わる教訓性フラグ」であるとか「成功確率の高い快不快原則代謝の優先フラグ」であるとか「快不快原則(動物で言えば高カロリーな食品に興奮したりなど)と関連する興奮による需要度判定フラグ」であるとか皆さんご存じの「繁殖関係の行動は最強に優先され命をかけても無理くり実行(これはフラグでは無くホルモン分泌含む生体機能ですね)」などなど生物が生存する上で自動実行しておけばこれでよしみたいな部分をカバーしてます。

但し「ニワトリか卵論的に」どっちが先か知りませんが、
人類ヒト科の場合、現実認知ってものを『自意識テーブル(8GBのリソースみたいな)』に貯留して『自意識』がその判断なりに関与可能だけでなくそのほとんどに「言語化」を実装しますんで、動物の本能そのまんまの『無意識』としても「どうすりゃいいのこれ何?」みたいなものでしょう。
=そのまんま『動物の生態や本能』と呼ばれている自動実行は人類の場合使い物になりません。
(一時情報がそのまま直で『無意識』にリンクしていない←これを岸田は『唯幻論』と呼ぶんですが。)
しかしですね、『無意識』の機能を『自意識』が全部上書きするとかは無いのですよ。
そんな事してたらHDD無しのマシンでメモリだけで動いているみたいな(スイッチ切ったら全部消滅)、ほら『自意識』は寝ちゃうんですからね。その間誰が心臓動かすんだって話です。
つま人類ヒト科の場合には他の動物とは大きく違い、『自意識』と『無意識』の均衡論的なバランスの中でで『人格モデル』のようなものが構成されとるってワケです。
ハイブリッド器官みたいなもんでしょうか。
で、そのプログラムは「言語」により高度に論理化されている。

つまるところ『夢』で見る世界は、『自意識』がなんだかキテレツなフラグなど含めて『無意識』の保存領域に格納していく流れを『無意識』がどうしたものかとあれこれしている様が展開しているとも言えます。

■フロイドも岸田もこの辺のモデル分析はなんちゅうか適当で(笑、見てくる事もできませんからそりゃそうですよ。やれエスがあるとか超自我だとかいろんなモデル分析仮説を立ててぶっちゃけ運用面でどんなもんかと検証している感じになりますが、
どういう分析モデルが正しいのかみたいな論議には意味は無く、単に現象の理解を進める上でどれがわかりやすいかだとか、そういう数学や経済学モデルみたいな部分に過ぎません。
(なんかここで出てくる仮説上の領域なんかの呼称をオカルトチックに「あたかもそれが実在するような話」に本末転倒しちゃうと話があっちの方にいっちゃうワケですよ。←これは臨床系が統計上の分類に過ぎない『病名記号』を後から「そういう病気が自然界に実存する」みたいな話に勘違いしちゃうのと同じ。)

なものですから「どういう感じの更生なの?」と聞かれても簿記みたいな感じにそれを明快に説明することはできないし、そこ考えてもあんまし意味は無いって事です。
(マシンをどんなに分解しても「ほほーこれがUNIXか」という実体を発見するとか無いからww)

ザックリまとめると、
『無意識』の方も「なんだかワケわからネーな」とか言いながらですね、
膨大な情報をあっちだこっちだと(特別な付箋用紙でも付いていない限り自意識の許可など必要無く)勝手に無限の書棚のフォルダにじゃんじゃん格納処理します。
そして、『自意識』がしょっちゅう覚醒しているワケじゃありませんから(それこそ『自意識』だけでは朝本当に起きられなくなるとか起きても不思議じゃない)、
▲あたかも国会における『内閣法制局』のようにですね、
過去事例、判例、などなどから「はい、これはこれですね」と『ライブラリフォルダ』に特別に分類している「パターン化され論理化により情報結合されたパッケージ記憶(判決文みたいな)」(それ以外の情報は○×△に分類されて適当なローカルに保存処理されてしまう)、このフォルダを開くワケです。←『無意識』はフォルダを開くだけ(自立的機能は無いから)、
 ↓
するとですね、朝起きてマシン起動したら「自動的に特定フォルダが開いている」みたいな事になる訳ですよ。
『自意識』曰く「おっこれか」みたいな(笑
(つまりテスト勉強ってのは『無意識』に好きに情報処理させず、『自意識』が付箋貼りまくって「どうか言お願いこの記憶はライブラリフォルダに格納して」と性懲りも無くあくなき挑戦をするような行為です。)

勿論ここからは適当に推測込の話になりますが、
おそらく、
『無意識』と『自意識』で起きている現象は、それこそ夢判断じゃありませんが、
「これじゃないスか」と自動的に『無意識』が見せる(パワポみたいなので編集された)スライド映像をプロジェクターで見せられているような現象なんだと思います。
(そのままだと構造は『自意識』にとって『被(こうむる)』になる。)
『自意識』はこの「スライド視聴」をストレス信号として着信している。

■「総理と官僚」みたいな絵で言えばですね、
次から次と「総理これですね、これでしょうか、こうなります、次にこれですが」のようなプロセスがエンドレスに継続していく(しかも『無意識』は睡眠時間が『自意識』より少なく20時間ぐらい稼働するサーバーマシン並の存在)。
つまり、
「総理の政治判断」だとか「超法規的決断」などなど、もの言う政治家みたいなポジションなり当事者意識が無いと、人は「官僚主導の政治」のような現状再生産主導の”日常”を構成します。

で、この「ライブラリフォルダ」の情報がイントラネットで共有化標準化され「仮想上の共有フォルダ」となると『共同幻想』適応人格となり、
「ライブラリとかなんだこれ?アホみたい、俺は自分で作ったDATA領域のさあれとこれを自分で開くから、システム領域で何かするとか無いわ」となると『単独者』系になります。


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posted by kagewari at 05:12 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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