2007年04月04日

時間と認知

そもそもの始まりは俺が学生になった頃かもしれないだけれど、時間の経過が「早杉」。最初にそれに気がついたのは何の理由だったのか今は覚えていないけれど、卒業後だっかた帰省した時の話だ、
超姉に「あんた何年たってると思うの」みたいな話になり、
「えっこの前帰ったのもついこないだじゃん」的な感覚なのだが、どうやら4年ぶりの帰省だったらしい(笑

現実大学卒業して20年になろうかって年齢になっても、確かついこないだまで学生だった筈的な実感が消えないで残っている。
それこそ30代の10年は「激動の一年」のような速度で時間経過し、我に帰って数字から逆算すると自分が40代である事は間違い無いのだけれど、その時間経過と感覚のズレが激しいのだ。この辺心理学的に解釈すると、元来単独者志向が強い固体であった『僕』にとって、この社会が社会適応への研修システムと定義している期間「小中学時代」はかなり強いストレスを感じていたワケで、一日の体感が長かった、
単独者的思考の回復は、もっぱら中学後半から高校にかけて始まるのだけれど、それこそフロイド的に言やぁ「第二次潜伏期」みたいなもので、ここいら辺はイメージにはあっても強く記憶には残っていない。大半の時間を「考えていた」って行為に費やしていたのが原因かも知れない、

それこそ大学ってものは、社会適応と無縁の組織なので、マジな話『俺』の”回復”はこの時期に始まっていると言ってもいいのじゃないか、
そもそも意図していないのに新人研修などに遅刻していけなかった俺は、おおよそ大学で団体行動を取った事がほとんど無い、入学式に欠席した理由は記憶に無く、卒業式の時には「鉄砲撃ちに訪米中(ガンマニア時代)」でこれにも出席していない。ゼミの合宿は単位取得に必須とのブラフで一回きり参加しているんだけれど、その後「ちょっとおかしいと思うよ」と発言した後、何故か教授が合宿を廃止した(笑
そ、、そんなこんなで、大学以来ほとんど単独者としての行動は限りなく自由だった事もあってそりゃ随分といろんな事はあったのだけれど、時間経過は猛スピードで進行している。
2年ぐらいの期間が”昨日今日レベル”なもんだから、
とはいえ「何か不都合でも?」と尋ねられても特に不都合がある訳ではない(笑
しかし「若干の浦島太郎現象」があるのも間違い無い。実家の血縁者が「赤ん坊のはずなのに既に成人していた」等の怪奇現象に驚愕しているも事実。
そもそもこの「時間と認知」ってどういう事なのか。
時間に関わる言葉となると「辛かった事しか思い出せない」「楽しかった事しか記憶に無い」(実はこの二者は同義)等、自意識の記憶は強いイメージや心象記憶がコラージュのように重なっているもので、
※「時間経過まんまに思い出していたら、同じ時間かかる」のである。
思い出す事が随分と多くて、その記憶が自意識マターのコラージュである時その全ての時間は一瞬である。
おそらく自分の実存そのものが、獲得してきた時間の結論である以上、今の自分の認知を現実として感じるとその感覚は一瞬なんであって、「5ヵ年計画」みたいな生活設計のプランニングを生きる人生とはどこか体感される(脳内処理の方式)ものに違いが生まれるのかも知れない。
つまりアイデェンティティーにおける属性認知と、その所属する社会の時間経過がリンクしていれば随分と時間を補足するメルクマールになるけれど(OSの更新チェックみたいに)、素で生きているとメルクマールは『今』になるからじゃないかしら?

さすがに「ボーっとしてたら20年経っていた」ワケじゃないから、随分といろんな事あったなと思い出す事もあるし、記憶をたどれば鮮明にその時代を思い出すのも確かでその記憶が今の自分を形作っている。
「人生は刹那である」という言葉は「今に集約される自分の肖像」なんであって、どことなく変わっている筈なのにそれを”感じない”のは、そのコラージュのテーマだけは普遍だからなのかも知れない。
そうなると果たして自分のアイデェンティティーのコアとなる自意識の原型とは何によって始まったのかとつい考えたくもなるが、こればっかりは自分の自意識に聞いても答えがみつかる事は無い。「悪いけど当時言葉もロクに話せて無かったので」な答えを前に、言語使用後は確認できてもその時言語使用前は確認できないという自我特有の時間の逆転構造を眺めているのも今の自分だ。
タグ:自我 時間
posted by kagewari at 20:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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