2013年07月23日

冷静に見ると混沌の選挙結果なんでしょう

選挙直前マスコミのネガキャン発動で自民72〜75勝を阻止したってところじゃないだろうか。
(いつもの提灯記事を書いていれば「自民圧勝で憲法改正か」←これも可能だったかもしれない。)
このギリギリのネガキャンには(全部のweb情報確認した訳では無いが)流石に改憲派を自認している読売は参加しなかったように見えるので、横並びにマスメディアが動いたとも言えないと思う。
しっかし提灯記事書いたり事実を報道しなかったり事実い無い報道したり勝手にネガキャンやったり日本のマスコミはほとほと迷惑な存在です。

■負けた方はわかりやすかった。
今回の選挙結果についてなかなかサンケイが(よっぽど溜飲下げたのか)明快な視的をしており、
「鳩山・菅・小沢時代の終焉」なんて書き方してますが、菅の退場はともかく鳩山は亡命政権みたいなNGOでしょうかね、政治結社を設立しておりまして、
『世界友愛フォーラム』
http://www.eaci.or.jp/#index
(しかし、この秘密結社的雰囲気はなんとかならないものか、、)
小沢もそれに近い動きに変遷していくと思うのだけれど、日本的政党政治の限界という側面を鳩山なり小沢なりが意識し始めるのかなと思う。←所属政党の党首として影響力を保持するとかそういう時代は終わった。
(なんつーか昔の右翼団体調でもあるので、ハト派の秘密結社というのかしらね。)
小沢氏の置かれた状況が「野村監督で言えばシダックスで都市対抗やってた時代と同じ」という読みはそのままであったかと思います。

▲あまり知られていませんが「みんなの党」は政策しとして『ベーシックインカム』を掲げており、そっち方面への足がかりはむしろ民主党内の政策部会みたいなところで論議されていた時より前進したと思います。←ここ案外重要。
(小沢サイド的には”みどりの風”が実質消滅したため「何かと整理をつけやすくなった点」でポイントとなるかも。)

さて、負けた側の結果はわかりやすかったのだけれど、
■勝った自民側の数字が微妙に混沌としてます。
(保守も乱立しているため同床異夢だらけで憲法改正ができそうなできなさそうな、多分できないだろう的な。)
安倍首相の燃え尽き症候群も心配されるところなんだけれど(従米派にも米国が考えている事がわからない時代)、前回のエントリーにも書いたように、
全体として言えることは(TPPでも憲法でも財政出動でも無く)「保守派が勝ったので最大公約数自衛隊が拡大する」一点でしょう。
他は選挙結果がこうだからこうというような判然とするものが無い。
つまり「自公安定政権」というものが消極的に圧勝しただけに終わっている。
(最初から公明党は改憲について何言ってんのかわからないし、)
維新とみんなの党との協力関係は選挙公約でも無かったし(維新は事実上内部的にガタガタ)、ぶっちゃけ自民党にとって大問題なのは憲法どころかTPPを自民内部論議どうすんの?とかだったりするのでザックリ言えば維新やみんなの党との協力関係はむしろ後回しで、(安定多数取ったのだから)直近の政治課題を「自公でどうまとめるのか」に傾斜するのでしょう。
半ば「自公安定政権」だけが目的化しているのが本音で、そこを何か違うと世論に思わせたくて憲法改正ネタを吹いているってのが実態だと思う。
 ↓
事実自民単独では(マスコミのネガキャン報道もあって)圧勝というほど勝ってない。
自民の比例代表得票率は更にそれほどでも無い。

(※ちなみに元来日本は政治的シンクタンク的な”何”が弱く、その機能を霞ヶ関が肩代わりしていたんだがそんな55体制は昭和で終わったし、政党の議員が政調会などで政策考えるみたいなお題目も形骸化している昨今、今回負け組側となる鳩山氏の考えているような方向性のが内容はともかく先端って事になるかも。広義の政治家には「常に議席が必要って」ことで無いしね。鳩山財団は番組スポンサーにでもなってTV東京かMXあたりで自前のニュース番組でも初めてみたらどうだろ。)

■ジャパンハンドラ―のみなさんにとってはより混沌だと思いますよ。
やれ改憲だ再武装だって煽り過ぎると政治力学と関係無く「あれマジ自衛隊が強すぎて偉そうな事が言えない自分がいた」なんて事になりかねない(笑
現有戦力でも自衛隊がかなり強いって事は米軍凋落との相対関係で想定外に浮上してくると考えてます。「日本の自衛官真面目だし、国防関係も日本固有のサブカル系凝り性強者だったりするなど」米軍の制服組は知っていても、ジャパンハンドラあたりはよく知らんだろうに。
「雪まつりの雪像造りがこんなに上手な軍隊がどこの世界に存在しますか?」ってーの、
そこの凄さが欧米識者にも案外知られていない。
武器輸出三原則背景に上日本が所有している自国生産の武器は事実上「全部秘密兵器状態」となっており、憲法9条による安全保障上の功罪ってのはかなり幅の広い話になる。


■反日の中韓同盟はさらに危機的状況で、
安倍政権の勝利に最大に貢献したのが彼らの反日なワケで、、、
いい加減自分達のやってる論理矛盾の限界を自覚せざるを得ないでしょうこれ。
(反日やればやるほど日本は右傾化するのは小学生でもわかることなんだから)
んな事最初からわかっていたことで、
「反動的=当初思惑と180度逆さま原則」そのまんまですな。
(ぶっちゃけ本音言えば中韓の本音が『親日』なのは疑いようが無いし、反日が必要な次点で中央政府に求心力が無いこともバレバレなんですから。)
今現在の日本は殊更「本音『親中』でも『親韓』でも”無い”」ので何も困らない状態で、強いて言うなら貿易関係取引先的に「米国・中国」は外せないぐらい。
この点でも特別何もしなくても「米国・中国」には売れるものは売れるので、政治的な『親中』はあまり関係が無く(日本のブランディングは政治的関係とは別個の話でに確立している)、構造的に競合している韓国との間は経済関係すら切れても何ら問題がありません。
(満州の方から朝鮮半島経由してパイプラインが必要とかなら話は別ですが、現代の場合地政学的な背景はそういう事情になっているのであって、本来焦るべきは韓国なんですよ。。←このままだと中国の属国になってしまう→「日本も中国も、中国の衛星国家になるのであれば北中心の統一でも何ら問題が無い」上に、現韓国政府が中国に対して「北朝鮮も中国のようにならないか」的打診しており、自分でそっち舵切ってしまっている。日米韓の枠組みは東西冷戦時代の”オワコン”ですから。)

上記括弧書きの経緯があるので、現在の韓国は対中カードとして「在韓米軍の指揮権問題=事実上在韓米軍の撤退」を先延ばししていちおうの面目を保ってますが、在韓米軍が自分の思う通りになる訳ではありませんから(それをいい事に米国が中国との二国間交渉で在韓米軍カードを使うつもりだから)、絵にかいた餅というか、親日に舵を切れない現状は、対中カード的に非常に政治的脆弱な状況に追い込まれてしまった側面あります。
※防衛白書に難癖付けられている日本の防衛省的は随分前から「韓国の軍備は潜在的に日本を仮想的にしちゃっているでしょ」がバレバレで(なのに燃料は日本から輸入している)、大人の判断で面倒事にはしてこなかった側面あったのですが、これを韓国自からネタバレしちゃうような動きになれば、黙認していた側の気遣いもね〜、「こっちが心配になるよ」というのが防衛省の本音でしょう。

話逸れますが、仮に韓国が自立独立の本気出すのであれば勿論答えは「統一朝鮮」になります。
「日本と北朝鮮の国交回復」「米国と北朝鮮の朝鮮半島非核化条約」この二つを梃にして、一気に統一に事を進め(経済制裁ならぬ国際的経済援助のキッカケにもなる)、中国に対しても一定の発言権のある外交的存在感を示す国を目指すのが得策だった。
(更に旧満州の中国北東部朝鮮族エリアに対し直接投資による独自の経済権益を確立し、対露外交などをカードに中国と対峙する。)
日本との外交的連携は戦略上必須で、反日運動がもたらす利益はどこにも無い(てか反日の根拠すらよくわからない)。歴史を反動的に見ないで認識していれば「日本の敗戦」により浮上した韓国の野心的国益のモデルってのは「旧日本軍支配地域を朝鮮半島による独占」となるので、仮想敵国はガチで中国になるのが本来自然なのに→現在「反日ベースの中韓同盟」みたいな方向に舵を切ってしまった。

■勿論現在の様々な状況に米国も主導的政治力を発揮できない、
財政的に軍縮せざるを得ないだけでなく(ロシア軍もここ先行して凋落中)、その空白を中国に指摘されてます。
この前「米中首脳会談」における、中国が「太平洋を中国と半分で支配しましょう」という話も足元見た中国の本音でありまして(軍部同士の会談で「ハワイまでが中国領だ」と言った言わないという話も同じ意図)、現有の米軍はそのスケールにおいて最強なんですが軍というのは維持費に莫大な金額かかりますので、デカければデカイほど大変なんです。
議会からやんやの財政縮減を求められている米軍が現在の規模をいつの時代まで維持できるのか米軍にもわからないでしょう。こうなると安全保障上(国務省はともかく)米国が「親日傾斜」していく流れは必然で、

ともあれ『最大公約数的に自衛隊が拡大する』という方向は国際的にも一致点になっているのじゃないかと思う。
(北京政府も正直「解放軍の冒険主義を抑えてくれ」と思っているだろうし、)

はてさてどうなることやらです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari at 02:06 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄閉鎖中 (2014.7.26〜)




kagewari01
タグクラウド
RDF Site Summary
RSS 2.0