2013年06月02日

政治の話は暫く静観なんですけども

いくつかトピックもありました。
中にはいかにも心理学的な『共同幻想特有の誤謬(認知障害ゆえのナチュボーン陰謀みたいな)』事件がありましたから、社会心理上なかなかテーマとしても面白いので「政治経済心理ネタ」的に取り上げてみましょう。

まずすっかりメディアに露出することも無くなった小沢氏の動向ですが、
元気に参議院選挙の準備を進めており、かねてから「この人だろう」と思っていた森ゆうこ議員を事実上の後継指名しました。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=jiDKWfDmPEc
(ほんと小沢氏は個人的権力欲が全く無いというか、、、自分の事すら民主主義囲碁における”自分の意思で動く駒”ぐらいにしか思っていないのでしょう。難しいのは後継指名と言っても森議員が参議院議員であることですね〜、国会における衆議院と参議院の立ち位置は皆さんご存知のとおりで政権奪取の正面である所属政党衆議院議員のリーダーである必要がある。)
動画を見れば、リップサービスの域を出ないと考える人もいるでしょうけど、小沢氏はそういう人物では無いですよ(ここも野村監督に似ていると思う)。てか今の生活党に他に人材いなから(笑

小さいところだと、鈴木氏の北海道党である大地が(裁判中の元小沢氏秘書)石川議員を辞職させました。なんだか内輪の理由らしく「石川氏の先日の当選は比例票当選なので」仮に裁判の結果いかんで公民権停止による失職とかあると大地の比例票の意思と違うんじゃないかみたいな話が”支持者の側から”あったらしく、石川氏の辞職により鈴木氏の娘が繰り上げ当選となるなど随分批判もあるようです。
この辺の内情は外野席にはよくわからんですね、
(鳩山氏の立候補断念事件のように北海道選挙区特有の事情もあるんでしょう、)
小沢氏は自分の元秘書を子飼いの議員のように当選させるような考えが全く無いらしく(石川氏が秘書を辞めて立候補を考えた時にも反対したらしい)、小沢事務所的にはなんでも自分の意思で自立的に決める事を優先するため、自らの意思で独立みたいな経緯で石川氏が議員になっている関係上、石川氏のその後に小沢氏の後ろ盾が全く無い状態なので(笑、
なんとも石川氏個人が悪戦苦闘する様が目立つ形になりますが、これは石川氏にも望ましい環境でしょう。弁護人なんかも自分で選んでますし、
(議員辞職も自分一人で決めたみたいですし)なんだかんだ「小沢氏への検察の謀略事件」における主役級の立ち位置も変わる事ありません(実際に録音テープで彼大活躍でしたからね)。
彼自らの意思が事に関わるから小沢氏の動向と別の話として、「まだまだ事件は続く」引っ張る仕事は石川氏マターで進むのでしょう。

ま、そんな事はともかく
今回のメインテーマはこちら
■緊縮財政派の論拠のひとつだった『ラインハート=ロゴフ論文』がインチキだった件です
緊縮財政の時代は終焉を迎えるのか?ラインハート=ロゴフ論文事件の教訓(上)
http://astand.asahi.com/magazine/wrbusiness/2013042300002.html
事件のあらましはわりとどうでもいいことでありまして、
発端の経緯からダメダメで(なんだか同論文を取り上げることになった大学院生が数字がおかしいことに気が付いたみたいな)、おかしいじゃないの的指摘を受けた当人達が「エクセルの使い方を間違った」みたいなこれまたずさんな言い訳をしたらしいって、おーもーな話なんであります。

この論文根拠に世界の名だたる緊縮財政派の政治家やら経済学者があーだこーだとギリシャはじめ財政赤字の国を相手にぎゅうぎゅうやってたってのに「エクセルの使い方間違えました」とかね(笑
(思うに緊縮財政系の人って「財政均衡ありき」などっか宗教じみたところあるので、都合の悪い数字が見えない病気にでもなってたんでしょう。)

本来経済学なんてものは山師のインチキみたいな代物でして、
「国家レベルで破綻しないネズミ講を思いついたら勝ち」みたいなもんなんですよぶっちゃけ。
(怒る人も多数だと思いますが、)
勿論この辺の判断には社会心理が深く関わってます。
政治的利益関係としては緊縮財政派=財務派ですから、財務省の権限が強いと喜ぶ人や、金融関係の利益が大事な人などが支持する方向なので、発端からして一部の利害関係者寄りのスタンスなんであって、ここにノーベル賞的な権威がくっついた立派な研究論文などが登場すると『共同幻想』としてバリっと見栄のいい「最近の常識」が出来上がる図式となっているのであります。
研究者的にも自分のやってる学問が「山師のインチキ」みたいにみられるのは本意じゃないでしょうしね。
(ここは心理学における争いにも同じようなところあるかな、)

ところがきたもんだ、
そのご立派な論文が、普通に暮らす大学院生がちょっと裏取りしただけでインチキだとわかる「エクセル間違えちゃった」とかのトンデモだったと(笑
世界をまたにかける国家的詐欺が仮にあるのだとしても「たいした理屈はいらない”見栄のいい権威”があればいいだけ」って、これぞまさに”幻想”「なんとかイリュージョンですか〜」な話です。
まったくもーですが、
まーね激しく劣化している現代社会の『共同幻想』なんてそんなもんですよ(笑


■さて地味なところで最近あちこちから「大丈夫なの」的に批判され始めたアベノミクスですが
方策としてメインの「インフレターゲット(簡単に言えばすこ〜しずつ借金を踏み倒す方法)」、これは間違っていません。
政治家的には公言できない部分ですが、インタゲの本旨は「財政規律なんざバカらしいインタゲ使えばいんだからどーんと財政出動しましょうか」なんですよ。
(円高誘導もあれだけれど、メインは「大きく財政出動舵切れるか」がポイント。)
昨今のマスコミ動向見れば、
思うに財務省辺りが「日銀黒田砲までアリだけれど、財政出動はNG」みたいな内輪の線引きでもあって、反転攻勢かけてんのかななどど思ってしまいますが、
(前述のとおりで財政規律が厳しくなればなるほど、増税すればするほど財務省の権益は大きくなる。)
見どころは麻生さんあたりが「ドーンといくから」と宣言できるか否かってところでしょう。
ズルズルいっちゃうと「TPPの負け負け」「インタゲやったが財政出動できずに分配に失敗して単なる物価高だけ」とかになってしまいます。
民主党もコテンパンにやっつけたので、自民の支持率が少々下がったところでなんともないと言えばなんともないかもですが、そういう動きに盾突く格好で登場した安倍政権としては面白くない話でしょう。

安倍政権的には飯島氏の北朝鮮云々は早まりましたね〜
あれは大失敗だったと思います。
(北朝鮮が日本との関係修復をカードとして使おうとしているのは、昨年だったかの”料理人の人”訪朝の時からバレバレだったワケで、)
その後、飯島氏訪朝話は大阪維新の橋下氏の話題でスピンコントロールされちゃいましたけど、
なんの根拠もありませんが、
例の朝鮮総連ビルの売買とかのどこやらの坊さんの話(安倍氏系列だそうで)、これが資金調達でとん挫して、5億取られちゃったという話が既にどこやらから「止めとけシグナル」出てたんではなかろうかと思う訳です。
(そもそも訪米時から安倍氏はホワイトハウスあたりからあまり歓迎されていない)
根回し無しで訪朝しちゃって、なんだか梯子外されちゃったみたいな状態なってますが、
どうしてなんスかね、安倍氏を傍から見ていると随分米国に配慮というか涙ぐましい従米っぷりに見えるんですが、それでもダメなんですかね米国は。
(自分は靖国遠慮だとか、あろうことか河野談話まで支持表明したってののに、)
(最近米国の動向って意図というか意味がわからんこと少なく無いですね、)
これじゃあることないこと吹聴してたジャパンハンドラのみなさんも形無しというか、「全然ダメじゃんオマエラ」状態でしょう(笑

どうなんだろう、米国国内では中国派の力がパワーバランス的に相当上位にきちゃってんじゃなかろうかとも思ったりします。
(根拠の無い読みですが、中国との関係を重視しつつある韓国とかにもチャチャ入れるんじゃないですかね。米中G2重視となれば日本は勿論ですが韓国など完全蚊帳の外ぐらいに米国は見てそうで、)
 ↑
ココですよ。
小沢パージの流れは当初「第七艦隊だけで十分発言」と「中国議員団訪問」が発端で潰しにかかったと言われてますが(勿論反中的に)、違うくないですかコレ?
『米中G2体制』にとって親中小沢派がここに入ってくるのが邪魔であるとこっちじゃないの?
米国にとっては、中国の民主化プロセスなど北京政府を小沢派なりが後ろから援護するようなプロセスは最悪のシナリオであり、ロシアの民主化見れば中国の民主化って事象で莫大な利益がどっかに派生するのは目に見えてますから、そこのところの権益を(中国国交正常化で田中角栄氏がパージされたのと全く同じ理由で)日本に取られちゃかなわんというね、そういうことのがデカいでしょう。
反中ではなくって、「俺のが親中だ」的な(笑

となれば安倍政権を「なにやってんの」的に米国が邪魔くさく捉えているのもわかる気がしますね。
忠米犬であるマスコミあたりは、そこ敏感ですから(ジャパンハンドラはともかく)、そろそろ安倍叩きしようかって事になっているような気がします。
大阪維新だけでなく、政権側にも何やらドーンみたいなのそろそろ出るんじゃないスかね。
(健康問題で折れちゃうのは今回だけはご勘弁願います。)

まーそんな姿を「弱小小沢派」は醒めた目でしんみり眺めているみたいな状態ですが、
(次の参議院もろくすっぽ勝てないだろうと小沢氏自身発言してるぐらいですから、)

あえて「麻生氏がんばれ」と言っておきますか。
財政出動でもなんでもやって(麻生政権でやった思い切りばら撒きの勢いを思い出せと)、実態経済もちあげちゃえばこっちのもんなんだから、
小沢ファン的には自民が攻勢かけるのは面白い事ではありませんが、敵の敵は味方ですから。
勝負所にはいっているので、シナリオどおりにまかれてショボーンとなるのは面白くありません。

しかし米国の意図はどうなってんでしょうね。
最近言っている事がよくわからんですよ。
(内部で権力闘争だとかになってんですかね。)


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posted by kagewari at 00:25 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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