2012年12月23日

小沢政局的にちょっとな〜な話について

取り立てて何って話では無いのだが、
ここのところ一部の小沢支持者は惨敗の落胆が凄まじいのか方向性がズレちゃっているような論説を時々目にする。
(俺は支持者というより野村監督同様に小沢ファンなのであって、なんつーか好き勝手に応援しているワケだから、細かい戦術はアレとして戦略についてあーだこーだと言う気は無い。頑張れっちゅうぐらい、)

どうやら投票結果のDATA見れば自民獲得数は前回の惨敗時と全く同じか、比例みたいに下手すると前より落ちているんじゃないかみたいな有様で、俺なんかが思う以上に『政権選択の提示になってない(どちらかに投票すれば自動的に政権を有権者が選択できる状態)』事の落胆が大きかった事がわかる。
事実上の棄権だわね、
その実小沢氏自身(言っても未来の候補者は120人前後で過半数に全然足りないのだから)「ある程度の発言力を残す一定数の議席を残したい」とコメントしていたのだから、選挙前から政権奪取という目標から言えば敗戦を前提にしているのであって、
これじゃ投票してナンボか勝たせても印象的には死に票みたいなもんで、盛り上がらなかったってところに尽きるのかなと。

実際小沢のイメージは既にズタズタで(ここは郷原氏が指摘しているようにマスコミ関係を名誉棄損などで訴えない小沢の戦術に疑問が残る←なんだけどーここ野村もおんなじなんだよね)、野村監督で言えばシダックス2年の浪人じゃないが、一時落ちぶれて野武士みたいな形になっててもおかしく無いのだから、今回の惨敗もあり得る話だった。
小沢派ディープスロートとして知られる気弱な地上げ屋情報でも国民の生活だけの時には「候補100人は難しい」と伝えられていた。
それが新党未来発表で120人擁立になり、勝てる機運は高まったのだから『結果ではなく賭け自体に出るところまでにはこぎつけた』のだし、
(100人以下を120人まで押し上げできたのは大きい)
堅く行くならばみんなの党じゃないが、最初っから政権奪取を全く前提とせずに狙いが常に「連立キャスティングボード」という小政党を意図して現有議員だけの公認(60人前後)でもよかったし資金的にもその方が楽だった。
でもさ、小沢は賭けに出たんであって、
(勿論狙いは惨敗後の民主を解党に追い込んで吸収するなど)
だけれども120人でも足りないんだわ(笑
事実俺の選挙区には未来の候補がいなくて大変困った。

小沢は自由党のようなアプローチではなくって、自分で作った小選挙区だから最後まで二大政党的な勢力糾合を考えていて、勿論大成功などでは無いがあんだけやれれば成功したと言っていい。

現在小沢支持者系の発言だと思うけれどさ、
やれ国民の生活で行くべきだっただとか、小沢が全面にでるべきだった(ここは俺も賛成だけど)←ださなかった嘉田知事がけしからんだとか、未来を解党するべきだとか散見するんだが、
「あんたら小沢にどこまでやらせんの」と思う。
ピーチクパーチクうるさいって言うのかさ(気持ちはわからんでもないが耐性なさ過ぎだろう、)、
「勝負に出て負けた」それでいいじゃん。
そもそも賭けに出る戦略にはプロセスとして勝っているんだしさ、
(心理学的にも野村戦術的にも結果が重要なのではなく、『自意識マター』の関与って点で言えば作戦企画そのものが重要なんだし)
投票結果を分析すれば、自民が勝ったワケでも無く(確かに右傾化が勝利の一因でもあったが思ったとおり右傾化により特定指示層を固めただけで支持のウイングが広がったのではない)、勝ち目(勝ち身)はあった。←失敗しただけ。

「そんなさがっかりすんなよ」と思う。
小沢が死んだワケでも無いんだし、ハナから過半数取れる候補者いなかったんだし、
ボチボチ後継というかってお年なんであって、野村監督ファンが巨人の橋上コーチやらヤクルトで池山が一軍コーチになるのかなとかで喜んでいるように、小沢的政治の命脈つーものを見ていく頃合いでしょ。
原発デモだけでなく、田中ロッキードの頃なんかさ今みたいに小沢冤罪だデッチあげだとこれほど語られる事無かったんだから(野村の阪神追放の時なんか今の小沢と比べるとどんだけ少なかったか→楽天追放の時には今の小沢同様の批判あったけど野村追放を阻止するほどの力ではなかった←でも前進じゃん)。
小沢自身、随分冤罪だとかデッチあげだとか小沢支援の声を聞けて感謝していると言っとるじゃない。

冷静に考えりゃ「小沢の名誉回復と小沢総理でなければ意味が無い」みたいなことを考えていないのは小沢自身なんだから。
彼は民主主義って形が勝つ事を考えているんで、マスメディアに対抗する上で(これ正面からのガチなんだから)小沢は「俺の事はどうでもいいから、この政策なり民主主義の形を」って勝負になるから手段なんざなんでもいいワケで「俺がいないと機能しない」んじゃ小沢が困るんだっての。
嘉田党首でも機能してくれよって、
(これは民主党の時も彼はそうだった、見りゃわかるじゃん。)

肝心の小沢さんがどこまで気が付いているのかわからないが、
現在の小沢氏がキャチーなのは、
「現代リベラル主義ってのは右派のリバータリアン(小さな政府派)と北欧系の高福祉先進国がゲームの理論のようにミックスするところ」なので、本籍保守だった小沢が左派系議員と組むって事によってこれが論理というより人員構造的に成り立っている。
(この人達が論議始めるから→政策がそういう結論に向かうという仕組み)
なので所謂若干軽薄ながら左派系だとか市民運動的グループと組むって事は「現代小沢論」的には必須の事でありまして、
※二大政党が保守系右派と革新系左派で色分けすればいいのであれば別段55年体制だってそれほど悪く無かった事になってしまう。

森ゆうこをガンガン応援するとかさ、
嘉田党首にもかくかくしかじかで負けるなだとかさ(ここに相当小沢支持者からも抗議いってネーか?)、
東祥三に「次は参議院だ」と応援FAX送るだとか、
こちら側も「賭けには結果として惨敗したが戦略的には負けてない確認」を抑えておくことが筋論だと思うんだがな〜

まーね人のする事なので勝手であって、
俺がとやかく言うのもお門違いだって俺も思うんだけどさ、
昭和の野村監督時代なんてものを見てきたいい歳こいた人間として、ちょいと言っておきたいかなと思っただけです。

敵の敵は味方じゃないが、
フジ産経を追い込んでるのはネット右翼だし、
気弱な地上げ屋情報によれば読売のナベツネ氏は安倍政権嫌っているって事だし、
米国のジャパンハンドラーなんて安倍政権に中国と揉めるな・韓国と河野談話で揉めるなとブレーキかけてるし(彼らだって真正馬鹿じゃネーろうしさ)、
安倍氏は上げ潮派だから少なくともインフレターゲットは応援できるし、
原発も公然と再稼働とは言えない状況にある。
(野田政権よか自民のがお家芸の先送りで圧力誤魔化すの上手いでしょうよ、)
石破に至っては沖縄基地も将来はやっぱ県外なんだとか言い出しているし、
民主党にもきっちり惨敗させたし(この惨敗に121人の候補は貢献してまっせ)、
未来は9人しか残らなかったが降伏したのでは無い。
ここで小沢支持者を自ら標榜する人達が、あたかも小沢という記号に依存するようなノリでバタバタ騒ぐのは俺はみっともないと思うんだよ、
(結構な成果あがっているじゃん。)

来年の参議院まで「さて彼はどうするんだろうか」のが俺の現状認識で、彼が絶対に復権しなければ云々とかも無いよ、野村監督同様に”的なるもの”が引き継がれる様が問題なんであって(年齢的限界近いんだから)、個人的に野村監督が現場復帰しなければいかんみたいにだね、やれ未来を解党しろだのピーチクパーチク言っても仕方無いだろうと思うワケだ。実際解党するかもしんないけどさ(笑
(やれ俺がブログで何言ったところでってのも同じじゃ無いかって意見はあるかもしれないが、ブログ閲覧者から一人でも小沢的なる政治への評価が変わるのであれば、民主主義として「かくあるべし」なんじゃネーのと思うから、それはまた別の話だろうよと思っている。)


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posted by kagewari at 23:55 | Comment(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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