2012年07月19日

『喫茶店論』

案外この喫茶店なる要素は重要なのです。
メンタルな問題がある場合、その後『共同幻想協調人格』を選択するにしても『単独者型人格』を選択するにしても、経過期間中は「仮想反抗期=リハビリ過程」となりますので、想定として”思春期時代の印象”に被るところ少なくありません。

みなさん思い出してみてください、
中学高校の頃「ひとりで喫茶店に行く」ってどういう世界だったでしょう。
人によっては大人びたというイメージだったかもしれないし、贅沢って意味だったかもしれません。
どちらにしてもそこには(前提として実家には同居家族が関わるので)「ひとり感の強さ」が観察されます。
(※中には経験的に「生まれてこの方ひとりで喫茶店に入ったことなどない」なんて人もいるかもですが、、)

昭和の時代であればそこには(法律論はちょっと横に置いておいて)「煙草」がありました。(喫茶ってぐらいなもんですから)
ぼーっと考え事をするなり、お気に入りの文庫本を読むなり、喫茶店のラックから漫画や雑誌スポーツ新聞って人もいるでしょう。
見方を変えればですね、この喫茶店のボックス席の空間は「自室と違う意味のプライバシーエリア」になります。
(※インターネットにおける”匿名性”がちょっと被っている←その店における不特定多数の個人のひとりに過ぎないため)

■ここで「引き籠り問題」と重ねてみます
「引き籠り」という言葉の暗韻は「家族同居の自室に引き籠る」でありまして、
一人暮らしのアパートに引き籠るってのはちょっと違うワケです(←これは出不精とも言いますから)、
確かに「自室アパートに引き籠る」というケースもあるんですが、これは「会社を無断欠勤し」などのように(あたかも家族同居における外部空間同様の)想定されている生活動線があたかも常識化している場合で、
大学生活みたいに「まーいってもいかなくてもいいような」外部条件であれば、自室アパートに籠っていても「言っても出不精」です。

なんと言えばいいですかね、
前述説明における『引き籠りが成立する条件』なるものの対局が『喫茶店』なんです。
 ↑
これじゃ意味がわからないか(笑

どう整理すりゃいいでしょうかね、、
”想定される日常の枠組み”
→その心象をデ・コードすると
”半ば強制されている生活の枠組み”
これを拒絶するから「引き籠り」と言うワケで、
(なので「いってもいかなくてもいい大学生間なんて背景では自室に閉じこもってもせいぜいが出不精ってことになる」)

その反対に『(ひとりで)喫茶店でもいっか』てのは「完全に自分の好き勝手な行為」でありまして(バックグラウンドの”想定”やら”強制”やらの外にある行為です)、
しかも外交性の行動である。
(出不精を押して出るワケで、)

つまりですね、
メンタルな問題(時に『被(こうむる)』状況の恒常化の事)、
ここの対抗軸は『抗(あらがう)』ですから、
(『抗(あらがう)』対象は”想定”やら”強制”やらです)
 ↓
■『(ひとりで)喫茶店でもいっか』てのは
逃れようの無い『抗(あらがう)』系の動機形成なんですわ。


普段の生活でメンタルがどうもアレかもな時には、
(前回の煙草論も読んでください)
『(ひとりで)喫茶店でもいっか』によって問題回避できる可能性かなるあるのではないかと思うワケです。
ネタバレすればですね、
それこそ「ひとりでフロイド・カウチソファ」だからですよ(笑

心療ナントカではまず言えない事なんだろうと思いますが、
「ひとりで喫茶店とかいって珈琲注文して煙草吸ってポカーンとかしてますか?」
本当はね、こういうのアリなんだけどね。
嫌煙ブームの現代社会じゃ言い難い事になってるけどさ、

(これはオマケだけれども、「地域に感じのいい喫茶があって、尚且気ままに喫茶店に行く文化が根付いている場合メンタル問題発症率に変化はあるか」的な検討なり検証なりとかも無いじゃ無いテーマだと思うんだがね。どうだろう、)


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posted by kagewari at 18:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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