2011年08月17日

いろんなところが『小康状態』です

国際政治もそうですし(英国と中国の言い争いがちょっと面白いぐらいで)、
国内政治もそうでしょう。
経済飛びそうな状況も小康状態、

国内政治においては小沢氏の党員資格停止と来年の任期切れ党首選があるため「菅首相辞任による党首選がまったく盛り上がらない」状況になってます。
ほとんどニュースバリューにすらなって無いのじゃないでしょうか、
(それこそ小沢氏以外で本格派の候補がいないって話は前原氏ではなくって、「仙谷・岡田」両氏の立候補が無いからで、この人達にはほんと困ったものです。)

そんな中意外なところで(こっちはほとんどニュースになってませんが)小康状態ならぬ「大きく舵が切られている様子」です。

えーネタ元は時々引用している民主党インサイダーの方のブログで
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-458.html
重要なところを(ちょっと長めに)引用しますと、
お〜ズルさんと・・
悪魔さんがその地位を追われたことは皆さんご存知のことでしょう。

一足早くその地位を追われた
この大罪の首謀者。
サイドストーリー吉田さんは・・
いまは・・
エリートとして通いつめた検察庁のすぐ隣の建物にある
法務総合研究所・・と言うところで
新聞切り抜いて
スクラップブック作りに精出す毎日・・

お〜ズルさんは左遷を拒否し、
早期退職の道を選んだのは知られているとおりです。

ガサのお〜ズル・・とも呼ばれ
捜査のしつこさで知られるこのかた。
「功労者のオレを左遷? ふざけるな! こんなとこコッチからおさらばしてやる!」
まだ・・
ご自身の市場価値・・と言うものを
正確に把握なさっていなかったようです。 (笑)
最も樋渡い人を頼って、
そのかたが天下った、
ギーポンロクにある巨大弁護士ファームへの再就職を目論みましたが・・
「ウチには元検事総長いるからねぇ・・。 アナタに来てもらっても・・やってもらう仕事ないね」
けんもほろろの門前払い。 (笑)
別の先輩を頼って・・
これまた赤坂にある大手事務所へ履歴書もって行きましたが・・
屈辱的な報酬を提示され・・
席を蹴ってしまいました。

お〜ズルさんの惨状を目の当たりにして
ビビって左遷を受け入れたのがこのかた。
東京地検特捜部長から大津地検検事正へと栄転・・
と、ここまでは順調だったのですが・・
マトモなかたが検事総長になってから、
このかたの人生は暗転し始めました。
この8月から
国連アジア極東犯罪防止研修所
通称 アジ研と呼ばれる都内近郊の施設の所長として
冤罪を防止するため・・
刑事捜査の問題点について研究させられるそうです。 (笑)
まあ知的な拷問のような日々ですね。

最近特捜に裁判所が怒っているって話は定説化していましたが、
検察そのものが(何やってくれたんだ的に)かなり怒っているようです。
(ここ現場からとか法務省キャリア側とかの区別なく)
巷には勿論そういう情報拡散していますから、この辺は小康状態どころか裁判より先行している趣があります。
(いっそのことグルになって世論動かしてきたマスメディアの顧問におさまれば?とも思います。そしてこの動きは「東電OL殺人事件」の再審にも関係しているのかもしれない。)

つまり、
■官僚サイド内部においても「このままだとまずいだろう」的認知がこちらが想像する以上に拡大している。外務省しかり、法務省しかり、経産省しかり(残りは財務省ですか)、
動向見ていると、昭和のように『改革派』のような存在ではなくて内部告発的に「個々の問題意識が相当高い」と見てます。
(「このままじゃ昭和の軍国時代と状況と何も変わっていない」的危機意識といいますか)
そこに政治家がうまいことハマればいんですが、
小沢グループなる勢力に二番手・三番手の有力者がいないって事は痛いという話もありますが、
人材はいますけれども、党首って器の二番手・三番手がいないという意味でしょう。
じゃ自民党に人材はいるかって、同じように人材はいますよ(河野さんとか)、しかし総理の器的な人材は自民にも全くいないんですよ。
オリジナル民主党人材はもう答え出ているので説明必要ありませんね、
(※ここ本気で考えてみれば誰でも同じ結論だと思います。本当に”これ”という有力者が政界からいなくなった。昨今は引退した政治家の活動がロビースト的に目立つぐらい現役が弱い、)

いないってか、時代の流れの中で小沢・小泉両氏がいい悪いは別にしてかなりの数の古い政治家やその派閥体制を崩壊させたってのが正解なのかもですが、、
(その後の官民挙げての小沢パージは見立ても間違った上に”悪乗りし過ぎて”今回の顛末になっているんだが、)


■国際政治全体で言えば、東西冷戦の終結と大国が軍事力を使う政治が急速に時代遅れ化していて(同時にコストをまかなう予算も無い)、『共同幻想ドグマを束ねる』ような構造はその土台からして喪失してしまったので”構造的なカリスマ”とでも言いますかそんなスターは登場しません。
(日本における小沢氏のそれもカウンターとして成立しているもので必ずしも主体的とは言えない:ここは巨人幻想と野村の関係と同じ)
事実言論というか何らかの主張なるものがある時には「反対意見もあって健全」ですから、何というか一人の政治指導者が過半数の世論を動員するような力を持つって仕掛けそのものがナンセンスになってきているし(欧米の民主主義のグズグズ化の最たる原因かもです)、副島氏的なリバータリアンはそもそも庶民の政治意識であって階層的に指導者が登場するようなそれではない(一種の政治思想なんであって)。

民主主義というか言論が正常であれば過半数を大幅に制するような論議が無いのが常識となるので(この点小沢氏的に小選挙区にすれば優劣がはっきりするから的見立ては制度論に過ぎず根本的問題解決では無い)、『二大政党による政権交代』という図式は賞味期限が切れいてるのかも知れない。
 ↑
ここが(特に米国は”そのまま二大政党過ぎ”なんだし)『妙な小康状態』のコアなのじゃなかろうか。


政治をワイズマン的に考えるならば、選挙の結果は常に拮抗状態というか強固な権力構造を期待しておらず、政権与党なるものは「少数政党など含む連立政権」が基本で→政治家同士の交渉により『合意による政権与党』が形成されるっての方が定着していくんではないかという話です。
(英国で二大政党制が壊れたのはそっち方面の話なのじゃ)

小沢氏が夢見た「選挙一発で国民が政権与党を選ぶ」ような図式は高度先進国の場合逆に難しくなってくる。←圧倒的過半数という言論が流通すること自体現代社会に馴染まないから。
そら「白黒はっきりさせなきゃいけない政治判断」あるでしょうが、総選挙をシングルイッシューでやるのは(小泉政権じゃないけれど)あまりに乱暴で、
「そういう白黒は選挙ではなくて国民投票やればいいんですから。」

平成初期の頃には随分批判もあった政治の談合的世界ですが、
現代社会では「開かれた交渉であればどんどんやってください」方向にシフト中で、
(小沢氏に期待されるのは民主党安定過半数による本格小沢政権ではなくって、新生党作った時のような”政界再編の原動力”の方なんだと思う。←ココ今の民主党内の主導権争いでも試されていて→逆に言えば「むしろ離党した方がいいのじゃないか」)

■この『小康状態』はちょっとやそこらじゃ解決しない。
(それを閉塞状態と感じている人もいるかもだが閉塞とは違うでしょう、)
解決の鍵は「政治家個々人の危機意識(ヤバイ的)」って部分じゃなかろうか。
内部的に「これはマズイよ」の危機意識が高まれば(圧倒的多数を形成しなくても・殊更目立った海保sengoku38的内部告発が無くても)「別に示し合わせる事は無くても、目に見えて変化が始まる」←ここを後から政治的に束ねるマネージメントが成立すればよい。

※米国議会と政府の国債がらみの先日のチキンレース(てか安物のパフォーマンス)についても議会人こそ「ちょっといい加減にしろよ」の内圧高まったと思う。
オバマ氏にしても「大統領制自体がもう無理なんじゃ」的な状況判断にあるのじゃないか。

何せ”民主主義”はスローガン的にはわかりにくい(圧倒的過半数を得るような代物ではない)部分があるので(選挙キャンペーン的にも)、現代社会は「どのへんまで当該社会において状況が進行しているのか」判断は難しい。
某政治報道番組的に箇条書きで事実関係列挙すると
・内部告発的(ウィキリースク的)危機意識は各行政単位で世界的に拡大している
・圧倒的多数やカリスマ的指導者は現代社会に成立しない
・世界経済のガンは「ドル余り」
(海外投資資金量の水ぶくれにより国内インフレと景気拡大を経ず通貨危機になる)
・財政政策のガンは「IMF的緊縮財政」であり会社更生法ようなスキームで政策運営してしまう勘違いにある(一見保守派が増税支持かと思われがちだが保守派の本旨は”減税”であって、保守派と革新の対立は”減税か所得分配か”の争いに過ぎない)

考えてみれば小沢グループは「後継者と言われるような器はいないが、内部告発的な危機意識は各議員レベルで非常に高い」特徴があるのは『現代的小康状態のひとつ』って事なのかもしれない。



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posted by kagewari at 15:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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