2010年09月17日

何かがおかしい

今回は「間違っている」系の話じゃありません。
偏在というか傾斜というかバランス系の話です。
「リミット一杯一杯で水位が限界線を越えている」感覚がありますね。
ブログでどこいらへんまで書いてきたのかはっきり覚えてないけれども(住まいの心理学含めてね)、米国経済が実体経済におけるドル暴落を織り込んだ『軍本位制』なのが既定路線って話もしてきただろうし、
報道されていないが05年に日米安保が勝手に同盟になっていて、昨今の米軍再編(グアムまで撤退)が「同盟各国は米軍の指揮下に入る」みたいな調子のいい傲慢さを背景にしている事も書いてきた。

てか、本題だけれども前述の『傲慢さ』なる表現が”偏在というか傾斜という”水準で言えば実体は全く違うのであって「追い込まれた米国が『軍本位制』を死守するために米国軍だけではその水位を保てなくなっている」のが本質。
(この辺心理学上の自我バランス構造論みたいな話と同じ)

逆に中国は国内の偏在がリミット一杯で、早晩バブルがはじけるでしょう。
本筋言えば中国は外需と外資による急速な経済成長を先進国化テイクオフの”梃子”とするのは間違いで、膨大な人口を利した国内需要による緩やかな経済成長を目論むべきなんだが(そのペースに合わせて民主化と連邦化とか政治的偏在の分散もできる)、中国は政策的ドルペッグ制(固定相場)を使って米国需要に頼ったテイクオフを行った。
これは『日本モデル』と言っていんだけれど、この方式は輸出の拡大により得た収益を米国債って方式で(ドルを)米国に戻して、元に戻したドルで米国人が中国製品を買うって方式。
ここに昨今の金融経済が絡んで、米国はただ戻されたドルで消費するのでは無くこれを外資という形で中国に再投資する。(有効な投資先を越える資金は中国国内の不動産バブル気運を煽り中国富裕層がここに資金をつぎ込む・・・)
言えば経済学特有の”インチキ”でここのところ世界経済は成長してきた。

本来は中国は貿易で得た利益を本来国内へ所得分配して国内需要を拡大すればいいわけなんだけれど人件費の増大は国際競争力の低下を招くので・・・。
(構造的に格差は拡大民主化含む政治的偏在は歪に拡大)
ようは『短期的利益』というか決算の年度主義(企業も○年度赤字等の表現するけれどもその区切りが10年単位とするか1年単位とするかで全く経営は変わるってことを忘れがちでここ経済も同じ)の偏在が見て取れる。
なんていうか長期安定的な収益重視というよりも”利食い”的に資本が群がっているみたいな。

笑い話じゃないが、米国と中国の関係は、
手を携えて利益を得た両者が
→米国は「博打が過ぎて飛び」
→中国は「SLBM搭載の潜水艦を太平洋に配置しようと考えている」
米国はこの中国の軍拡を憂慮し、、、冗談みたいな本当の話で、
(ここに日本の自衛隊も組み込まれているみたいな「その中国海軍とドンパチしてくれ」)
こういう流れがあるもんだから戦争も商売のウチみたいな謀略論にもなるんだが、それほど高尚なものだとは考え難い。端的に言えば”バカみたいな話”ってのが正解でしょう。
言葉にすると”短期利食いバカ現象”。

■こういった状況は、日本における政治やマスメディア論も同様で、
なんだか一部マスメディアでは『民主党代表戦はマスメディアがネットに勝利した日』みたいな見当違いな論評しているところもあるようだが、これは大間違い。
終わりの始まり(水位の限界)が見えた端緒に他ならない。
※小沢陣営は敗戦でネットを見限ったどころか「これは大事だ」の認識を深めている。
http://www.ustream.tv/recorded/9601270


<マスメディアも仙谷官房長官も相当無理をした>
(これは昨今検察における”無理筋”ってのと被る:その検察にも背景にあるのは限界論)


8/31民主党組織活動費を『使途不明金』とする報道
※出所は小宮山財務委員長

9/4〜8中島正純議員「政治資金使途不明問題」離党
※使途不明金は党内から小沢応援演説関連で支出されたもので(関連する経理処理が政治資金法的にも杜撰で離党)小宮山財務委員長の使途不明金調査で発見されたものと思われる

9/5高松和夫議員「投票用紙取りまとめ依頼疑惑」報道
※党内からのリーク高松氏は「全くの事実無根」として毎日新聞に抗議

9/8官房機密費でも重要証言をしていた鈴木宗男議員実刑確定失職
※札幌立ち会い演説会直前
※演説会後に別途行われた札幌小沢演説会に登壇する予定だった
(北海道党員サポーター票は松木謙公衆院議員の12区以外全て菅支持ほぼ全滅)

9/8〜12この大事な時期に鳩山前首相菅総理の特使として訪ロ
※選挙後の総括で「肝心な時に国内で活動できなくて申し訳ない」と謝罪

9/8党員サポーター票締め切り直前に青木愛議員をめぐるスキャンダル報道
※ネタは随分以前にTV報道された小沢一郎取材VTRのオンエアされなかった映像の週刊誌(二誌)へのリーク

9/8東京第五検察審査会で審査補助弁護士選任「再審査開始」報道
※何故か審査前なのに強制起訴の見込みみたいな話がもう出ている
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1198

9/14党員サポーター票の結果が漏洩
(支持未決定議員雪崩を打って菅へ)
※その前のNHKによる党員サポーター票報道も投票結果そのものの漏洩という噂
(ここは13日小沢選対本部会議でも触れられている)
菅総理再選! 雪崩を打って寝返る・・四十七士。 それは・・12時15分から始まった。
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-345.html


9/14民主党代表選挙で民主党がネットメディアの中継放送を締め出しにかかる
民主党が「ネット生中継禁止」のお達し
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/162730116.html
(これは上杉氏や岩上氏の指摘と同時にネットで急速に情報が拡散し当日撤回)
※『皮肉な殊にネット配信許されていたのはTBSのUSTREAM』
※当日締め出しの狙いはは主にフリーランスのジャーナリストの中継では無く、小沢を招いたの生放送が好評だった「ニコニコ動画の締め出し」だったのでは無いか。

■この間大々的に行われたマスメディアの小沢ネガティブキャンペーンは一般視聴者だけでなく、メディア内部でも目に余る状態になり。
菅首相の下で 「護憲派」には覚悟ができているか
http://news.livedoor.com/article/detail/5011615/
エントリー中段に出てくるここが読みどころ
これだけ、新聞が作ったもっともらしい「世論」なるものを見せられれば、民主党の国会議員だって抗いにくくなるわね。後々まで「あいつは小沢に入れた」と言って足を引っ張られるだろうから、朝日新聞に。だって、8日付社説では「民主党議員へ」と題し、小沢さんのやり方は「改革の狙いからは明らかに外れている」から「派閥の論理とはきっぱり縁を切」って(菅さんに)投票しろ、と求め、さらに代表選当日の14日付社説でも念押しする執拗さ。自民党政権時代の読売新聞や産経新聞よりも露骨だ。

それにしても、ここまで菅さんを応援して、この新聞、これから何をしようとしているのだろうか。消費増税を一緒に謳って財務省や財界に仲良くしてもらったり、普天間基地の辺野古移設を後押ししてアメリカにキスしてもらったりすることが、そんなに嬉しいのか。一時ネット上で話題になっていた「主筆をアメリカ大使に」といった思惑でもあるのでは、と勘ぐっちゃうよね。知り合いの朝日記者は「私たちと縁遠いところで社論が決まるのは毎度のことだけど、今回はそこに『自分たちが政権・政局を動かしている』と勘違いしている様子がはっきり窺えてしまうから、かなり深刻」と困った様子だったけど。


つまり「ボロが出ちゃっている」とか「バレバレである」とか「ネットジャーナリズムに情報拡散されて撤回させられる」など、実態はグズグズの状態で、
「これじゃ小沢を負かした意味が無いだろう」って皮肉な結論になってしまった。
(それだけやったら勝つわってこれマスメディアと仙谷氏の自己満足で完結してしまう:起訴はしたが有罪の見込みが全く無く後ででっちあげだとバレる検察みたいな話)

そして、
9/16郷原信郎弁護士週刊文春に『高額報酬批判記事』
【八つ墓村】小沢惨敗で郷原信郎・元検事も「社会的に抹殺」される流れ
http://alcyone.seesaa.net/article/162785413.html

「ついにきたか」と笑ってしまいました。
これだけわかりやすいと”ダメダメ”でしょう、
日本がまだ第三世界の軍事独裁政権ならいざ知らず。
無理筋は無理筋、厚生省郵便事件の村木判決に明らかなように「いつまでも続かない」ワケです。
自民党が政権与党に復活するワケでも無し、
(仙谷氏は狙っているだろうけれど、いかにも無茶な話。小沢ならいざ知らず菅政権はその瞬間潰れるし『前原自民連立内閣』じゃ冗談にもならない。)

米国にしてもね、
集団的自衛権、解釈変更を=「日本素通り」に注意
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010091500498
素通りってアンタ、憲法9条あるんだからさ素通りしていいよ(笑
「ジャパンパッシング」って実体は
「米国軍の指揮下に入れてあげないぞ」って話かい
んな御無体な。
いつから日本の自衛隊は米軍の一部になったんですか、
素通り結構、ついでに沖縄からも出ていきなさい。
第七艦隊も料金も払って停泊しなさい。

あまり語られていないけれども、
07年に東京地検が挙げた「防衛省事件」
(空・防衛専門商社「山田洋行」の元専務で、山田洋行から独立した日本ミライズ専務の防衛庁出身の宮崎元伸と守屋武昌次官の収賄事件)
この立件以来、日本の国内生産軍事技術開発が”ダメダメ”に追い込まれているって話が漏れ伝わっている。
ま、そういう狙いなんでしょ。


<何かがおかしい>
俺は特別な内部情報にアクセスできるワケでも無いし、普通にwebを眺めているだけでこれだけ見つけられるのだから、何かおかしいぞと思う人は誰でもさしたる苦労無く見つけられる話。
仮にマジな陰謀論みたいな話があったとしても、これだけバレバレじゃ陰謀にならないじゃん。底が浅すぎるというか何かがおかしい。
共同幻想の崩壊過程云々とかってレベルでも無い、
『杜撰(ずさん)』でしょうこれは、
そして、日本のネット世論にはマスメディア的到達力(や権威性)はまだまだだが、平場にゴロゴロネタが転がっている拡散性は相当拡大しているのであって(それでいんじゃないかな?)、
仮に事実認定をマスメディアに対抗する形の”対抗力”としての権威性(或いは権力)は、パワーブロガーであるとかαブロガーというようなカテゴリでは無く(元々そういうのは俺は違うと思っている)、共同幻想的な世間の形成でも無く、共同幻想の崩壊の背理である”個がバラけていく”その拡散の根拠となっていくのでは無いかと思う。

キーワードとして『小沢一郎』を考えた場合、
各々別々の理由というか個別の言論で小沢を支持する”塊(かたまり)”が『社会的小沢一郎なるものを形成する』ような話。
集約される世論では無くて、分散化した世論に個別に支持される”塊(かたまり)”。
”塊(かたまり)”ってのは否応なく現代社会における普遍的構造としての”国家”であるとか”政治”などであるみたいなね。
(構造として共同幻想と全然違う形)
それは個別に”バラケタものによりバラけたままに”形成されてくんじゃないか。

だから”マスメディア”であるとか、
恣意的謀略などの言語は、既に構造論的に”その言葉がもう無理筋”なんだと思う。
「それは違うよ」みたいな。
(構造論的には”それじゃ形保てないよ”)


<そして>
岡崎トミ子議員国家公安委員長って良かったね〜産経さん。
嬉しくて椅子から転げ落ちちゃった?
朝日とタッグで小沢叩きの”読売ごっこ”で大興奮の顛末がこの結果。
(勿論大御所読売もね)
菅勝利の祝杯あげた翌々日”恋い焦がれた仙谷内閣発表”っと、
本気で腹痛くなるほど笑い転げてしまいましたとさ。
(国税には手を突っ込まれるし、完全に仙谷トラップにひっかった事に今気が付いたかな。)
大勝利オメデトウ!


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posted by kagewari at 14:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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