2008年07月13日

毎日新聞が大変

実際起きた事件はインターネット的には皆さんご存じのとおりで(TV関係等では報道管制並に報道されていないが)、所謂ひとつの「変態新聞」と、こういう事件です。

ここに始まり
http://www.j-cast.com/2008/06/20022225.html

大変な事であるのが証明され
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0806/25/news107.html
(特にメタタグSEO問題は重大)

これがえらい事に発展している。
「毎日jp」が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る
http://business.nikkeibp.co.jp/article/nmg/20080708/164783/

実際この事件の背景を辿ると、
TBSであったり(ここは亀田だけじゃない)、横浜ベイであったり(TBSが筆頭株主になってから読売以上に問題)、そして今回の毎日とこのグループ全体の当事者意識が社会心理学的に問題なのじゃないかという現実を認めざるを得ない。

毎日の問題は根深くて
「押し紙」率7割!老舗販売店経営者が直言「毎日新聞は癌末期」
全体像の中にはインターネットと既存大手メディアの溝がある。
ここ珍しく2chの”あの人”もかなり真面目なコメント出してます、
インターネットにようこそ。
(最後の「他人事として興味深く拝見してますよ、、と。」が印象的)
根本的な部分から見れば
ここ見るのが一番速い
『世界の新聞』
つまり、最初から日本のこの巨大新聞なる状況、そしてそのグループ会社が郵政関係の法律によって事実上護送船団方式で保護されている既得権益法人である事、そしてTV局の平均給与が業界として日本1であるとか、官僚汚職問題なんかが吹っ飛ぶぐらいに”この業界は戦前なのか?”とか”共産主義も真っ青か?”なぐらいに歪な訳で、
記者クラブ云々とか元から問題視されているところもあるんだけれど、
ここね、悪意というか確信犯的何かじゃなくて『意図せざる劣化(つまり無意識)』であるのが大問題なワケ
そもそも独立運動じゃないけれど、これだけ大きなメディアになると内部分裂含めて「いくつもに割れているのが自然でしょうに」な筈なのに、
それがどうにもこうにも護送船団のまま「報道の自由の形になっていて(確かに姿勢として嘘は無いんだけれども)」既に構造として劣化していて世界的にも異常だって事に当事者意識がまるでおっついていない。
(その又背景に某大手広告会社もあるのであって、、根が深すぎる)

政治で言えば「政権交代が無いというのは民主主義と言えるか」的な発想になるけれども、
各新聞社に「自分達がこんな巨大メディアである状況で、報道の自由が担保されているなんてのは詭弁じゃないのか」的な意見は発想としても起きた試しが無い。
しかも、デジタルデバイト的な旧世界的社会では「立派な会社の代表」となっている。
ここどう転んでも異様な風景だ。

私見として言わせてもらえば、某業界の○○として関係した経験から見て「最も信用できないという意味で、もっとも悪質なのは決まってこの業界の人」で(ここは詳しく書けないけれど)事実上TVメディアのバックがこの巨大新聞であるのだから情報の寡占って状況から見ていけば洗脳の某国を批判できるのかって話になるし、
時に国際的な問題をこの業界のミスリードで煽った事例も少ないない中、

ここで働いている個人は「それでいいのか?」と自問自答している人いないんですかって話。
既に会社の構造というか在り方が不見識な状態で、誰が自分をジャーナリストだと宣言できるのか?
(今回の事件でも会社に失望して次々と社員が辞表を出しているなんてニュースを聞いた事が無い)

朝日にはつい最近こんな話があったところ
http://www.j-cast.com/2008/07/04023020.html
ともに共通するのは「傲慢」と「特権階級意識」に他ならない

今時TVや新聞の報道をまるまま鵜呑みにする人もいないと思うけれども、
実際そういうリテラシーの能力とデジタルデバイドは比例するところあるんであって(なんせ比較するにも他の情報に触れる機会が激減するんだし)、特定の情報弱者が階層化する可能性がある。
そして、この大企業に就職する人物は同時にこの情報弱者と同義になってやしないか。
(そもそもライブドアから楽天までインターネット系の会社との例の話の根底には”既得権益の防衛”と、新興企業に対する著しい蔑視があった。特に紙媒体業界系の人のインターネットへの蔑視はガチじゃないかと思う、密度の高い連携があれば両者共存の道もあったと思うけれども今紙媒体そのものが急激に弱体化し始めている。)

その業界の人が、慣れないインターネットでやらかしたって事件が今回の毎日変態問題って事になる。
前から予言していることだけれど「地上波の停止を契機にTV局の1社ぐらい潰れるのじゃないか」な状況の今、ここが一気に瓦解していく可能性もある。

これは元来”戦後”ってものを背負ってそもそも歪んでいた日本の共同幻想(始まりは明治維新の自己欺瞞的無茶であったのは間違い無い)の瓦解が、予測を超えて一気に崩壊する可能性を示唆しているのじゃないだろうか?
「毎日新聞は大丈夫か?」
この言葉の流れに「北極の氷解けまくって地球は大丈夫なのか?」並の”違った意味の薄ら恐ろしい危機感”を感じる。

崩壊するのが問題っていうより、その反動が心配になる。
意味不明のナベツネ大連立の滑った話にしても本人その気だったのだろうけれど社会の側は「引いちゃっている」のであって、実際話が本格化したのは「え?ホントの話」と福田小沢会談以降の話になるけれど、結局読売のリークで大連立自体が飛ぶという自作自演を超える口ぽっかんな世界があったのはついこないだで、
今にして思えば、既に大新聞の人材ってだけで「ちょっと大丈夫ですか?」と思うのが自然なのかと、そういう状況になっていたのかと思う。
だめだこりゃと辞めて独立している方が自然だろうみたいな(となるとサブカル系しか生きる道は残っていないかもしれないけれど)、

考えてみれば明治(反動)維新以来、日本の共同幻想は歪な形のまま”戦後”を迎えここでもその歪さを解消させる事は無かった(所謂60年安保闘争なる滑った話で団塊世代が”社会適応する話”に貶められた)、今回の毎日新聞の変態事件なるものは近代日本の共同幻想の”歪さ”が限界に達しインターネットの世界でその姿を露呈したって事件だったように思う。
この話は本当に「北極の氷」なのかも知れない。
posted by kagewari at 20:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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