※カテゴリ「『単独者』の雑感」は「中立過ぎもどうか」と意図的に『単独者』視点で語る時事ネタなので、心理学の興味だけでブログを閲覧している方はスルーで。
(仰々しいものでも無いので「『自営業』の雑感」ぐらいの意味で読んでくれ、、)
しかも俺は政治経済の専門家でも無い(いちおう経済学部卒ってだけ)
正確性ってか論文調で書くような話でも無いので、ここは雑感でザックリまとめて書いておこうと思う。
(若い人は”ソ連”ってものすら体験として知らなかったりするだろうからさ)
■「共産主義とは何か」
キリスト教における宗教改革のひとつです、
厳密に言えば以下の流れの一派
アブラハムの宗教と呼ばれる(ユダヤ、キリスト、イスラム)一群の一派
(元ネタはエジプト文明のアメンホテプ4世の宗教改革とも言われてます)
「現生利益主義を「唯物論」で説き、地上の楽園を目指した」みたいな過激派で、
地政学的にはランドパワーになります(ユダヤ教にも登場するフレーズに”約束の土地”ありますね)
神の教えに相当するのが共産党と、
「迷える子羊の救済」が「プロレタリアート革命」となった
●経済学における『資本論』の位置づけは
(話の前提がランドパワー国家の文明なので)資本家《教会権力》の行動原理で過剰生産を繰り返したり、資本家《協会権力》が不労所得を得る仕組みから一向に国は豊かにならず(意味のわからない土地バブルになるぐらいで)、労働者階級《下層信者》は隷属するばかりである。
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これをケインズが「有効需要政策(所得のバラマキ)で解決するんじゃね」《終わり》
なんだけどさ、、、
つまり宗教改革の流れで大地主や資本家《教会権力や有力な司教などを》を”悪と定義”して、とっ捕まえて殺せば(下層階級扱いだった)大衆の解放(救済)が得られると説いた新興宗教なんだわ。
(※共産党言語だと「大企業」=悪の権化を意味する)
「そんなとんでも宗教ですか?」って話あるかもだけど、
そもそも現行資本主義は宗教的裏付けのあるもので(米国プロテスタントの現生利益を肯定するカルヴァン派の思想)、中世以前でいいのかな?この時代はキリスト教的に金貸しは禁忌だったんで、スキマ産業的にユダヤ人が銀行始めることになって、以降も宗教上世界金融はユダヤ人が担当してる。
ドイツで有名な「ルターの罪悪感」ってのも(禁欲的というかその流れで財政出動を嫌う)、ドイツがやたら財政均衡論に拘り、UEを破綻させた原因となっている。
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