2019年12月16日

リクエスト関連(12月16日の記事を読んでさんから)


12月16日の記事を読んでさんから 『興奮』と結合の話ですね
>被害妄想と対人恐怖で悩んでいます。被害妄想が起こる仕組み、とのことですが、発現するのが同じ子供でも小中高と年代があると思いますが、ほぼ100%原体験は物心つく前の幼児期にある、と考えてよいでしょうか?その場合幼少期を追っていけば原因となる事象(それは1つの限定的なものでしょうか?)に必ずぶつかるということでしょうか?
また、幼い頃の記憶をよく思い出せない場合はどのようにアプローチすればよいでしょうか?


■ズバリ「わかりません」
トラウマ論から言えばPTSDの事例にあるとおり、
体験元が大人の年齢になってからの場合もあり得るためです。

幼少期云々というのはフロイトのエディプス論であって(所謂人類全般に共通する自我形成プロセスにおける固有のコンプレックス論)、16日記事の「『興奮』と関連事象の結合」というのは、どの年齢でも原型となる体験が発生し得るという話です。

ゴルフのイップスを例にあげているように、
これはプロゴルファーが重要な大会などで「パットをミスしてしまった」などの(アー!!なんてことをっのような)「驚愕」であるとか「落胆」や「後悔」などの『興奮』が、パットをミスする行為と結合し、
(脳の快感原則は『興奮』さえ獲得できれば、快でも不快でも区別しないので)
ミスしたことだけでなく、
パットという行為そのものからも「大失敗『興奮』」の予告編が脳内で上映されてしまうというものです。


●すごくベタな説明で言えば
誰が相手でもいんです、
ひとり象徴的に関係悪化した人物が存在し、その人物との関係において強い不快『興奮』などを伴っていた場合(あなたがその時何を関連事項として結合しているかはわからない)、
共通する関連事項さえあればその段階で(何もなくても)「不快『興奮』の予告編」は上映開始します。
すごくアバウトに共通項の最大化する場合「対人関係そのもの」となる。

極端に苦手な人が殊更に特徴的な場合は(極端な容姿や極端な大声など)、
それが全般化し難いと言えるかもですが、
どこにでもいそうな人物との関係の場合、一般化してしまう可能性があります、

また、特定血縁関係者などの場合も特定要素が強まりますから(これもあくまでも可能性ですが)、「特に兄弟関係だけ常に感情的になる」など発生しても驚きませんね。
(※実際一般的には「親族相手だけ感情的になる」ケースは少なくない筈です。)

(※2●エディプス論まで話を広げると、両親との間にはほぼ確実に『興奮』の原型があります《幼児体験として》、生命の危機を超人に保護されるワケですから。その関係が穏やかで良好ならそれが連想元にもなるし、関係悪化が顕著なら対人関係が常に神経質になる可能性はあります。←原則論としてはあり得ますが、誰しも一定幅の『反抗期』を経ますから、そういう原型的なものが”そのまんま”の典型例でというのがよくあるケースとも言い切れないです。人間の自我は個々人ケースバイケースですから。)


●さてその解決を考える場合
段階的には、元祖関係悪化人物との関係正常化(仲良くなるの意では無く普通に会話できるようになるの意)、そして他人にそれが再現しそうな時の「やらかしたな(ネタは割れてんだ)、バカか俺」の反復となりますが、
そもそも苦手な相手なのですから、そう簡単に関係正常化するとも思えないでしょう。

その前段階では無いですが、
そもそも対人関係で極度に苦手が出るのには「自分で過剰なナントカ」でもやらかさない限りあり得ないのです(典型はエディプスコンプレックスですが)、
「所詮どこにでもいる赤の他人やんけ」の基本に戻り、
そもそもその人物との関係悪化などやらかしている現象に「俺はアホか」と、幻滅させるんです。
 ↑
意味わかります?
脳は『興奮』しようと待ち構えているのですから、その期待を失望させればいんですよ。
(もうそういうの無いから、残念でした、馬鹿らしい付き合ってられるかってのと←強がりでもこのスタンスを崩さない)


そう簡単なことではありません。
(心理学的アプローチは即効性ありませんので)
しかし、継続は力なりじゃありませんがリハビリの方向性は掴めると思います。

(モノホンの関係修復に拘り過ぎないでください《意味が無いとは言いませんが》←誤解しがちなとこですが→不安や恐怖を煽る心理を”がっかりさせればいんです”「残念でしたその手に乗るかよ、ネタは割れてんだ」的に。まずは「何を発端に《フジサンケイオープンの時だったかな?のように》この悪い癖は始まったかな?」の振り返りからでしょう。)





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posted by kagewari at 22:06 | リクエスト関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『興奮』と結合(フェチシズムも説明できるかな)


”ワンセットの事象”ってのがあります
「寿司とわさび」「ロックにエレキギター」「茶道に和服」「巨人に長嶋」「日本に天皇」「イーストウッドに44マグナム」「室伏にハンマー」「ネコにまたたび」「犬には骨」「昭和の朝には新聞」「電車で通勤」
 ↑
キャラクターから概念のようなものまでさまざまな固定観念的な”何”がありますが、
たいがいの事項は「『興奮』と結合されたイメージのセット」です。


■エピソード記憶の話からやりましょうか
通常の記憶はいつまでも作業メモリに置いておけませんから、しかるべき後に脳が勝手に分解圧縮して格納領域にしまってしまいます(なんらかのインデックスでも思い出さない限り引き出せなくなる)。
試験勉強で苦労する理由と、同時に一夜漬けとか直前まで資料見ているのがそこそこ有効な理由です。
これに対して「逆に忘れ難い記憶」というのがあり、
それをエピソード記憶と呼びます(最強事例がトラウマ)
”衝撃の”だとか”驚いて”だとか”印象的な”などの事象を物語のように一連の記憶として別途格納するものです(ストーリー仕立てで話せることもその特徴)。
これは忘れようとしても忘れられなかったりします。

ちょっと話逸れますが、さっきの”インデックスでも思い出さない限り引き出せなくなる”に戻しましょうか。
割と有名な”記憶法”ってありますね、
絶対に忘れっこ無い身体の部位に関連付けるってやり方です。
「耳119番救急車」「口44マグナムのモデルナンバーは29」「足、、、」とかやる手法、

記憶の構造として忘れない部位に(脳の記憶領域的に別枠と思われ)関連付けるって手法です。

さて、ここで話を戻しますが、
脳にとって”『興奮』ネタ”を忘れたら大変です(捕食獣で言えばこの季節には鳥の渡りがあってあの水辺でやすやすとひな鳥がゲットできるとか、草食動物なら季節の渡りの時にあの大河を通るにはこのポイントのここでしか深さ的に無理なんだよなどなど)、
特に「退屈したら死ぬ病の人類ヒト科の場合」→それは生命線でもある。

故に、『興奮』にまつわる関連事項は忘れないのです。
【重要なポイントとして】「『興奮』と結合する形」でね(それを思い出すと当時の『興奮』もその予告編的部分だけ脳内で再現される)。

さあ、フェチシズムが成立する仕組みがもうわかったかなと思います。
(説明しなくてもいいですよね)


そして、トラウマなどの現象において、関連する”付属品”のような記憶もくっついてくるって話です。
●やっかいなのはここで
例えば、実際によくある話ですが、
「子供の時熱があることを家人に言えず、そしらぬふりして白玉ぜんざいを食べたら、廊下で切なく嘔吐した(あっこれ実話だww)」
以降しばらくの期間(20年近くかな)白玉そのものが苦手になってしまった。
 ↑
さあ。お立合いこの話のやっかいなのはどこ?
それ以降の白玉には何ら不快原因はありませんよね。
しかし、脳が記憶の再現で不快『興奮』の予告編を持ってくるんです。
それはあたかも白玉が凄く嫌いだとか、不安があるかのような錯覚を発生させる。


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posted by kagewari at 18:07 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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