2019年11月27日

「怒りのスケール論」再挑戦


前回はひも解く材料として「復讐」に拘るあまり、一面的になり過ぎたかなと反省。
まず、基本の『他所様』現象から取り上げてみる。
●閲覧記事の参照マストでお願いします
http://kagewari.seesaa.net/article/471644884.html
http://kagewari.seesaa.net/article/471656915.html



■まずモデルとして崩れる前の近代前後の旧『共同幻想』で考えてみる
(打算化とか世俗化前なのでそのがわかりやすいから)
『共同幻想』とは権力構造そのままに階級制のピラミッド型社会で構成される。
わかりやすく言えば、
「家庭道徳<公衆道徳<フォーマルな格式<権威儀礼<王の勅令<宗教的神託」
 ↑
「おてんとう様」「世間様」ってのは事実上神を暗示する”様”だよね
「他所様」はもうイメージからして人間界の話だから、神属性では無いが”様”がつているので上位概念に置かれている。
「人様」となれば(何ら権威性が無くても)赤の他人というだけで上位と認識するようにって意味でしょう、
(個人の正義感や家庭内道徳より上位である)

(※ちなみに権威性認知と無関係な『単独者』は、特別その合理性に自分の実存が阻害されない『共同幻想』は「あーそんな文化があるのね」的にとりたたて意識しないので、慣習程度の認知となる。→相手が欧でも標準語なので言語的暗示にひっかからない。)


「お前、他所様相手になんてことしてくれたの!」という叱責や
「人様のものに手を出すなんて、なんてこと!」とかね
(ヤクザで言えば「テメーこら、カタギさん相手に手ェだすなんざチンピラのすることじゃねーか!」「客人、スイやせんでした、コイツにはあっしがケジメ付けときますんで、ここはアタシの顔に免じて許しちゃくれないだろうか」→後に弟分をボッコボコ)
 ↑
この会話に権威的正統性が発生する理由は→言語の暗韻が上位概念だからでしょ


『共同幻想』適応者にとって上位概念との接続は、
間接的に上位階級の偉いさんの言葉と同義である。
(さっきのヤクザの事例の、兄貴分の説諭って図式そのまま。仮に親分の言葉ならもっと大変な事になる。)
「自分が上部構造に出世したワケでは無いが、上位概念との接続は高揚感に繋がるよね?(或はエディプス的畏れ《おそれ》←畏れ多い)」
 ↓
 ↓
■偉いさんに声をかけられ「恐縮です」
(偶然好きなタレントさんに握手できた時にも似た雰囲気になる)
”恐縮”だよ”恐縮”、恐れ縮あがるんだぜ?
畏敬の念じゃないが、種類の違う『興奮』に変換されてるよね。
やはり一種のカタルシスかな(この件《興奮》は上位の俺に預けてくれないかと似てる)

※カソリックで言えば「懺悔効果の一種」とも言えるかも
※吐き出す(本音や愚痴を吐露する)って意味のカタルシスで言えば、同列階級の日常の中では無くて(相手が友人でも)「ちょっと話を聞いて欲しいんだが」になると”相手に微妙な移転が行われ”その時だけ『他所様』見做しとすることで「仮想的にちょっとだけ上位者に置いてる」→話の後で「ありがとう」言うのが自然になってるからね。

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posted by kagewari at 03:21 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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