2019年03月25日

脳内の現実世界(すっごく省略されている的な)

ある障害のひとつに「直感像」云々って話あるのご存じですよね。
見た物をそのまま写真のように細かいでティール全て覚えている的な奴です。
その反対に通常では(都度瞬間のメモリ画像はともかく)、記憶に収納される時に視覚情報は「たとえば人の顔程度のものだと○△□程度のシンプルな構成に省略(圧縮)されて格納されます」。
故に、一般の人は「絵を描くのが下手」なのです。
(テクニックの問題では無く、脳内に再現映像としてそれを観る事ができない)

極論すると一般的な脳内における人の顔の情報は「へのへのもへじの域を超えない」ワケですよ。
(ある意味ここに醜形恐怖のナンセンスも被るんですけどね=同時によくある”外見じゃないから”的な対人好感度の背景を物語ってもいる)
そして裁判における証言だけの間接証拠の論証が凄く危険な理由でもある。←エピソード記憶を例外に、脳は一般事象を細かいディティールまで”記憶しない”からだ。
(●そのため裁判では証言の信ぴょう性を確認するため「何故その点を覚えているのか?」エピソード記憶であることを証明しなければならない。→エピソード記憶ってのは関係の重要性や・ユニーク度や・記念や・金字塔や・トラウマのように”概念や物語のような形”で記憶している事象。)


■絵画教室みたいな奴で「誰でも上手に絵が描けますよ」って技法があります。
それは描画対象を60分割とかして(ジグソーパズルじゃないけれど)各分割した”そこだけ”書き連ねていく手法です。
●説明するまでもなくネタバレわかりますね?
○△□程度に省略(圧縮)されてしまうのであれば(点画じゃないけれども)それを60倍すればかなりの再現性が期待できる。←こういう技法です(分割度上げれば上げるほど精細になる)。


■そんぐらい一般的圧倒的多数の脳は映像情報などをすげーアバウトにしか認識していない
故に、
日本の古典芸能である”能”などでは「無表情な面を被ったまま演技することで、逆説的にドラマ性に集中できる」のです(これ発見した古代の日本人本気で凄いと思う)。
※「そんなことネーだろ」って思ってしまうのは現在のライブ映像視覚情報による一種の錯覚

日本の漫画・アニメの原点である『浮世絵』もそうです。
西洋絵画における写術技法において禁忌とされている「太字の線で輪郭書いちゃう(てか浮世絵って版画だからなんだけど)」「遠近法無視して横向いているのに口を正面向きに描いちゃう(これが後のピカソのキュビズムに繋がる)」、「光の表現もアバウトに塗り絵のごとく鮮やかな色をベタ塗りで(いやいやそれも版画だからなんだが、、)」
 ↑
この浮世絵(江戸時代のグラビアや写真週刊誌ですな)表現が、日本における後の漫画アニメ特有の表現技法に連なります。

■これに対して西洋の古いアニメは”口パクんとこだけ映像合成”してみたり、
CGにおいても実写に近づける方向を模索しました。
結果何が起きたかというと
「CGが実写に近づけば近づくほど”気持ち悪い”」って現象で、
(その先更に実写に近くなると”実映像になるだけ”なんだが、、)

この気持ち悪さの問題はAIキャラであるとか、
ロボット造形においても課題になっている。

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posted by kagewari at 18:59 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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