2018年12月30日

フロイトとケインズ記事でも書いたことだが(働くって話の件)

確かフロイトとケインズの記事でここ書いたと思ってそういうタイトルなんだが、、
調べてみたらその前記事のルターの罪悪感の方でしたね(笑
『ヴェニスの商人』とルターの罪悪感(米国ネオコンの心理)
http://kagewari.seesaa.net/article/462564295.html
ま、中身的にタイトルはそのままでもいいだろうって事で

その部分引用すると
(※更に<ちなみに>チャンネルくらら動画で”元祖ネトウヨ”と紹介されるルターに引き続き、カルヴァンも権力者となって以降は独裁者としてカトリックを含む異端を次々弾圧処刑する独裁者であった。)

(※※更に言うと、前述の「「神のためにあなたがたが労働し、富裕になることはよいことなのだ」(バクスターの言葉)とされ、怠惰は罪悪であり、隣人愛に反することとされるようになった。」にあるように、働くことがいかにも道徳的に正しいなんて〜な発想はどこぞの宗教急進派の教義みたいな代物であってだね、日本における「働かざるもの」語源もそのネタ元の聖書にあるのよ、、労働に関する西洋キリスト教『共同幻想』における慣用句《He who does not work, neither shall he eat.》からきたものだとね。)

上記引用文が、
フロイトとケインズあたりの内容で、そういう保守的発想は資本主義におけるデストルドー(デフレフラグ)になるからいかんのだぜって話になる。

保守系の労働道徳主義や倹約・緊縮財政・貯蓄性向ってのはケインズ的に説明すると消費では無く貨幣需要(使わず金を溜める事で本来投資されるべき貨幣が過剰在庫状態となる的な意味)となり、景気後退を招きそれはマル系なんかにも言うところの「過剰在庫で資本主義経済が破綻する原因」ともなる。
●言わずもがなで
経済成長・景気拡大のためには「倹約な労働者であることは罪(デストルドー)」であり、
先進国的民度の中で(市場経済パレート最適を達成するため)自由意思ある能動的消費の方が重要な要素である(こっちはデストルドーに対するエロスね)。
※この側面は過剰生産能力を獲得した先進国化が進めば進むほど相対的に高まる

保守派の意見もある意味わかるんだわ、
保守派は経済学を知ってそう言ったのでは無くして(この幻想の発端となる無法地帯の原始社会の時代は法治国家や社会福祉なんて概念すら無かった時代だから)、むしろリビドーの犯罪的暴走をストップさせるための教育的意図があった。→保守時制の置き所は”過去”にあるのだから近代以前の無秩序な暴走を止める(伝統的)幻想を大事に保守しようって(前例主義を重んじる)政治思想なんだからね、
同時に、シューシュポスの神話的なストイシズム(禁欲主義)的な「ド・M」快感代謝な意味もあったのだろうとね。
※つまり根本的に保守政治思想は経済成長の結果生ずる先物的動きに矛盾する抵抗示してナンボみたいな構造的な位置づけあるわけで、なんつーかそこに悪意は無いわな。


<話は戻って>
●そうそう、退屈したら死ぬ病である人類ヒト科は「不快行為であろうと、興奮を伴った動機形成が実行されれば快感原則の脳的にはOK」だからだ(「ド・M」快感代謝もバカにならない手法のひとつではある)。
面白い事やエンタメ的興奮を自由意思で獲得するには”アイデア”が必要になるワケで、個性化した能動性なんて概念は「少なくとも近代以降の話」だからね。
(※近代以前の思想にはそれを思いつく現実が存在していなかったワケで)

ともあれ、そんな(スーツ着て朝出勤しないと鬱になってしまう昭和のサラリーマン世代の悲哀はともあれ)労働によるド・Mな快感代謝は『共同幻想』選択していないとそもそも効力が発揮されない。
 ↓
●先進国『単独者』時代の場合
所謂結果論に右往左往する『共同幻想』系階層は減少し少数派になる。
(右往左往しない=興奮しない=不快による快感代謝が発生しない=単に疲れて不快なだけ)
 ↑
いまココ

■この点は労働経済学でも論じられていることで、
ズルズルと低賃金労働が参画するような労働市場だと、労働市場の底がダダ崩れで給与上昇や労働時間の短縮が見込めなくなる。←この現象は経済におけるデストルドー的保守的発想を刺激するので、国の経済にとってちっともいい事では無い(パレート最適の疎外要因となる)。
つまり
先進国経済における労働の合理性は「経済成長・高賃金・短時間労働」に他ならない。
(安倍政権の政策そのままです)

たぶんねこの程度の表現だと事の重大さのニュアンス理解されていない方いると思うので
極端に言うと
「働かざる者食うべからずなんて言って、殊更労働に実存的価値があるだの拘ったり、倹約家の延長で財政緊縮思想ってのは”人殺し”である」
(こうでも言わないとわからん人いるからね)
(その経済学的非合理的発想による景気後退でどれだけ倒産した中小企業や失業者が首くくるのか考えたことあんのかと、)

ぶっちゃけて言えば、
■「人より働かずに金使う奴ほど社会に貢献している」って事
こういう事言うと怒られちゃうかも知れないが、
昭和の日本社会では、欧州ラテン系国などのさ「時間守らないとか、休暇が多くて納期守らないだとかをやれ怠け者なんだと馬鹿にしていた」時期あるよね。
しかしだ、
それはサボタージュじゃなくてだね、
アベノミクスにおける働き方改革(残業制限)の意図もそうなワケ、

本来人員不足で納期守れないなら「現場が変なことして守らないでくれ」って意味。
誰かの過剰労働による犠牲の上の納期達成は長期的には公共的な弊害でしかないから。
労働市場をゆがめるだけである。
(アベノミクスは→人事が人員不足を自覚→募集→求人倍率の関係で賃上げしなければ確保できない→所得増と価格上昇の連動→インフレターゲット達成→絶妙な借金踏み倒し→借金恐れず国債発行→再び経済成長)

ちなみにここで言う経済成長ってのは「自然増的な2%やら3%の話」だからね。
(先進国特有の過剰生産能力を発端とするデフレ圧力による低金利と合わせ考えると、この自然増の2%や3%がどれだけデカいかわかる←総体0金利みたいなものだから)
人口増の止まる先進国で、発展途上国的な高度経済成長は二度と発生しませんから、
なんつーか、生き物が自然に老化するような自然なプロセスを維持する自然成長と考えてくれ。
(空気を吸うように借金する”資本主義経済”って生物である事を忘れずに。→故にデフレは=デストルドーであり破滅への道となる。)

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posted by kagewari at 03:18 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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