2018年05月28日

知的階層を自認していた左翼インテリの憂鬱(トランプ革命)

「大きなパラダイムシフトが始まっている」
と、思う。
何がって(国際政治において顕著に”見える”だけでこの話は世界全体に及んでいるのではないだろうか)、
知的優位性を頼みとする「話せばわかる」みたいな幻想の終焉である。
時に「お花畑」みたいな批判ありますが、
いえいえい、違うんです「そんなお花畑な世界を本気で夢見て焦がれていた」世界があったんです。
憲法9条守れな人達だって真性馬鹿じゃありません。
そこに惹かれるものがあったんですよ(それが一種の依存的夢想だとしても)。


●ある意味そんな夢物語のチャンピオンが”オバマ大統領”でした、
そして、笑う人いるかもですが日本においては鳩山首相だったんでしょうよ。
(左翼リベラルな人は本当に本気だったら鳩山・小沢コンビを意地でも守るべきだった。←それが国益としていいとか悪いとか別にして”彼らにとって”という意味で。)
 ↑
二人に共通するのは「口ばかりで無能」です。
てか、それは悪評では”無い”のだってところが重要。
本来インテリ階層が夢見たのは「その知性で、言葉で、状況をグリップする」ことなのであって(口ばかりも何もその口こそが力なんですから)、論理であるとか理性であるとか彼らが頼みにするその知性・知世なるものが「さっぱりクソの役にも立たなかった」という減滅により崩壊した。

ある意味そのお話の続きに位置していたヒラリーが(足掻けば足掻くほど)極悪人みたいな立ち位置に落とし込まれていくその時にこの(別の意味の崩壊)状況は見ていた。
日本においては、謎のシール○なるポンコツ左翼な若者が、ほとんどお笑いグループとして失笑される様に表れていたのだろうと。
(更に鳥越の評価大崩落により確かなものとなった。)

所謂米国のマスメディアが言うところの反知性主義なんてーなレッテルや、
暴君達による軍事力を背景にしたパワーポリティクスがどうこうみたいな分析こそが”トンチンカン”なのであって、
■トランプ大統領に代表される現実が語っているものは
(ニーチェあたりの絶望を吹き飛ばす)
●本質的な民主主主義とはなんぞやって事なんだと思います。
国民の代表であり、民意の代弁者なんですからね、
間違っても無知蒙昧な愚民を啓蒙する知的インテリゴッコな方々のスタイリッシュなお遊びでは無いんだと。


現代におけるこのパラダイムシフトがですよ、
高学歴化と高度情報化社会の果てにあるんだって事忘れちゃ困るんです。
「何がインテリ・ポリコレ階層だと、、。今日日四流大学だろうと、高卒だろうと、中卒だろうと、立派な大学云々で論じられている話は(誰でも)その気になればナンボでも調べられるのであって、今それを知らないのだとしても、忙しいからだっての。アウフヘーベンとか言うなww」みたいな。

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posted by kagewari at 21:55 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月24日

「空耳と電波」

電波と聞くとガイキ○ネタ的にそれを揶揄する表現で使われる事が大半ですが、
「いやいや、電波が聞こえる的な現象は誰にでも日常あることだから」
今回はそんな話です。

■空耳とは何か
「タモリ倶楽部の空耳アワー」で検索してください。
(洋楽の外国語歌詞が日本語に聞こえるとこんなに変みたいな伝統の企画コーナー)
「そうだと言われると確かに(そう)聞こえる、空耳アワーのコーナーです」ってな具合です。

音楽における代表的な空耳といえば(意味取り違え空耳)、
昭和のアニメ巨人の星の主題歌、
「おもい〜こんだぁあら(思い込んだら)」このシーンにおいて主人公星飛雄馬がトレーニングのためにグラウンドローラーを引いているのですが、この絵から「重いコンダラ(ローラーがこのような名前の器具だと勘違い)」と聞き違えていた人が多数いたこともあまりにも有名です。

かくかくしかじか、歌の世界では無数の聞き違えや空耳あるワケですが、
●最強なのはどれか?
洋楽における外国語の歌詞です、
洋楽を鼻歌で適当に歌う場合、100%に近い人がヘンテコ英語やなんちゃって英語でしか歌えず(使用されている英単語が中学生レベルでも)、歌詞カード無しに単語を聞きとる事は至難の技です。
「何故なのか?」
日本語の歌ですら正確に聞き取れないのです「英語の歌詞なら尚更」
いえいえ、それだけではないでしょう。

人間は言語ってものを(前述の外国語が聞き取れないのがその典型)「ある程度先読みしてリスニングしてます」。
つまり日常会話などは、シーンに応じてや、話の前後の流れから相手の言いそうな会話の流れを”聞く前からシミュレーション”しており、実際に耳にする時には「答え合わせするように」聞いているワケですよ。
(脳内には既に歌詞カードがある状態)
ですから、外国語の聞き取りは容易ならざる事になるのです。

●かくいう私は、東京暮らしうん十年ですが
それでも営団地下鉄の「発車サイン音が鳴りましたら、無理なご乗車はご遠慮願います」
今でも延々としつこくいつもいつも毎度の事聞き違えます。
「発車サイン音」←この単語が頭に入っておらず、
「発車サインオン??」が転じて(何故か「発車サンイオン」に聞こえており)、
いっつも「発車”酸””イオン”、、イオン?(電解質の水溶液)って」と聞こえるのです。
わかっていても、毎度聞き間違えます。


■さて、この現象言い換えればどうなります?
予め自分の脳内で想像できない会話や単語はほとんど聞き取れず、
加えて、予め自分の脳内で強迫的に認識される概念や単語は「相手が言ってもいないのにそう聞こえる(空耳)」って事です。
 ↑
これは誰にでもある現象で、心理的にどうであるとか無関係の話。

たとえば?
(脳内)「あら〜、このバックきっとお高いわね。1万はするわね」
「すいません、これはお幾ら万円かしら?」
「5千円になりますね」
「えー5万円!」
「いえいえ5千円5千円ですよ、今クリアランスセールですから」
「ビックリしちゃったわ、あらそうそれはお得ね」
 ↑
こんな感じの状況は誰にでもある。

故に
「え、ゴメンナサイ聞き取れなくて、何て?」←このフレーズは日常生活で山ほど出てきます。
接客業など対人関係の多い業務などしていれば、1日に1回は使うフレーズでしょう。
「え?」とか「は?」とか「ん?」とか「?(表情だけ)」←この状況が間に入らない会話はあり得ないほどです。

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posted by kagewari at 19:47 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月19日

中国はSFのような人工知能管理国家を目指すのか

■まさにアニメ『PSYCHO- PASS』における「シビュラシステム」のそれと全く同じコンセプトじゃないか。
本当にこんなん始めて大丈夫なの?
 ↓
14億人を格付けする中国の「社会信用システム」本格始動へ準備
China: Social Credit System Will Punish The Disobedient

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/14-8.php


実際のスケールはまだよくわからないのだけれど、
中国の富裕層だとか実力あるビジネスマンを中心に海外移住を検討している階層がかなりの規模に及んでいるという話もあり、
「なるほどこれが(評論家の石平さんなどがよく言う)中華皇帝誕生と同時に、それが終わりの始まりって話の本質か」などと思ったりしました。

■習近平にも言いたい事あると思うのですよ。
庶民の不平不満を汲み取るためには、不正を働く共産党幹部などの逮捕や拘束は避けられない。
かと言って、民主化なんて恐ろしい事もできない(てか国がデカ過ぎて連邦制などに改変しないと無理←すると途端に内戦フラグとなる)。

確か武装警察の予算が解放軍と同じぐらいの増加率とかになってなかったっけ。
このまま進めばトンデモの警察国家になり兼ねないだけでなく、
共産党の人材的にも限界があるのだし、
どうやって王朝の統治を行えばいいのかって、
●その結論が「人工知能による治世」だったのかなと。

中国に関しては全く報道されていない面白い話もありまして、
■『日本小清新』って奴です
日本的ライフスタイル追求の中国人若者「日本小清新」増加中
https://www.news-postseven.com/archives/20150513_320423.html

(上記記事からして2015ですから、更にこれが増加して報道として目に入るようになってきているのでしょう。)

更にその延長にトンデモが進行中で、
旧日本軍コスプレ事件、親日vs反日に発展―中国
http://www.recordchina.co.jp/b574322-s0-c30-d0046.html

 ↑
(どうやらこの性向がこの人達だけではないだろうって話)
何故こんな事になったのか?
その一因が分析されてます。
 ↓
■江沢民治でしたっけか、胡耀邦がやらかした民主化による動き(天安門)を転換するため、世論を中華民族主義へ誘導しようと(所謂共産党による愛国民族主義→後に民族主義デモで暴れる「憤青」台頭に繋がる)、「寝ても覚めても反日」に舵を切り
・学生に対する反日教育だけでなく、
・お茶の間に対しては「抗日ドラマ」というトンデモ歴史コンテンツを大量生産した。
(イカレタ残酷日本軍をカンフー使いなどのとんでも中国人がバッタバッタと日本軍を成敗するドラマ)

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posted by kagewari at 22:50 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月12日

米朝会談もどうやらシンガポールで決まったようですね

さて、全く想定外な方向に進んでいる北朝鮮情勢です。
韓国の文在寅政権があられもない従北方向にあるのは誰もが認識するところになりましたが、親中を前提に進める様子が北の将軍様にとって実に都合が悪い事情にあることは(金正恩は中国の属国とならないことが重要な課題のため)さっぱり周知されていない。
※金正恩が突然中国詣でを始めたが、これも「それだけ米国がヤバい」の表れで体勢としての後ろ盾を意識したものではないと思う(外交ルートでは話せない内容があるんだろう)。

現状のパワーバランスは
金正恩は米国を取り込み、韓国の発言権を弱体化させ(中国の関与を弱め)、
場合によっては在韓米軍すら容認するスタンスを示している。
米国は米国で、北朝鮮を完全に武装解除し兼ねない勢いで圧力をかけており(勿論それは交渉のためのブラフだろう)、オイオイちょっと待てみたいな北とのやりとりがプロレス的に継続中。

■しかし、登場人物の思惑が各人バラバラであるため、
・韓国は中国をバックにする”反米左翼連邦制統一”
・北は米国との関係を利用して中国を牽制しつつの体制の維持
・米国は在韓米軍撤退を含む朝鮮半島和平と米軍リバランス
・中国は韓国を梃子に朝鮮半島全体の属国化(及び北部戦区の完全な掌握)
・ロシアは天然ガスビジネスができればよい(北も対中牽制カードに使いたい)
・日本は拉致被害者の救出(北との国交正常化)
・台湾の政商は中国への牽制にもなるので後ろから北を支援している

バラバラってか、、まとめようがない。

現在進行形の状況として重要なポイントは
■米国トランプ政権が国務省を全く信用しておらず、北との交渉をCIA主導で行っていることで(カウンターパート的に考えれば先方も謀略テロ国家なのだから、交渉役は謀略期間のCIAがあたる方が話が早いってことらしく)、交渉が情報機関によって行われているため、さっぱり動きが読み取れないとこにある。
「それがどういう思惑なのか」常に裏読みしないとわからない。
(安倍官邸はある程度の全体像掴んでいると思われる→こちらも外務省重視せず)

●読み解くカギは『在韓米軍』の扱いだろう、
皮肉な事に、北と反米左翼の文在寅政権との間で思惑がズレている。
中国にしても米軍の撤退はそれほど重要項目では無く(THAADにゴネてるのも米韓関係を牽制するため)、米国は(何のメリットも無いので)事実上の朝鮮半島撤退にやる気満々。
 ↑
どう考えても事実上の撤退フラグ

「韓国保守派が在韓米軍撤退で強硬に反対するだろう?」
仮にそうだとしても(事実保守派の反対デモも盛んに行われている)、
韓国世論にとって「徴兵制の廃止」はデカいインパクトになるだろうし(支持率80%超えるのでは?)、保守派もそれに抗え無いだろう。

北としてはロシアを梃子に使うしか手が無いとこなんだけど、
駆け込んだのは中国だった(シリアで頼りないとこ見せたロシアを見限ったか)。
(米国も在韓米軍撤退するぐらい”関心が無い”のだから北に投資するメリットも無い。むしろ改革開放したら中国からの莫大な投資が流入すると思われる。)
この時、安倍首相はプーチンとの関係もいいので、日本の資金でロシアとの経済関係を拡大させる援助が得られればデカイと思う(金正恩も好きで中国に駆け込んだのではないだろう)。
 ↑↓
経済インフラ防衛のため近傍にロシア軍が一部でも常駐してくれれば十分な牽制となる。
(中国からの投資も、北部戦区《旧瀋陽軍区》を中核とすれば北京へのけん制となる。←個人的意見だけれど旧瀋陽軍区とロシアは裏で通じていると思う。)

、、、、しかしちょっとこの辺自信なくなってきた、
金正恩が中国に駆け込んだ背景には、
「習近平政権が北部戦区《旧瀋陽軍区》をグリップした」情報があるのかも知れない。
(ロシアを利用する線は消えたのだろうか?はたまた中国詣でを勧めたのは北部戦区か?)

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posted by kagewari at 21:48 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

左翼政治思想(『共同幻想』)の瓦解は想定を超えるのか

英国議会の話でしたっけ「野党議席位置を表す”左翼”」を否定するつもりは毛頭ありません。
保守に対する改革派が存在しなければ、保守系の現実適応すらおぼつかなくなります。
「そろそろここ(の慣習意図)終わっていませんか」な批判勢力が一定以上国会に必要なのは必然であり、自然にやってりゃ意識しなくても結果そうなる筈の代物です。
(保守逆転すれば保守系野党議席から「それはやりすぎじゃないのか」批判によりバランスする)

説明するまでもありませんが、
社会契約的に(もうこの段階で最大公約数的運用なのだから)、過激だとか急進派だとか原理主義的などの概念はその段階で民主制として失格なので(当該与党が過激だといけないという意味では無い)、そこを抑制する装置が国会に存在し、結果として調整効いた感じになるのが自然だっちゅう話。


■ここ20年30年日本で問題になっているのは、
野党の暮らし方」ってな事なんでしょう(野党時代の自民党も酷いものでした)。
マスメディア左巻きもそこに準拠するのだから、なんでもかんでも大手メディアのせいにするとかでは無くして、そこは本道の政治がリードすべき話です。
(逆に言えば”期待すべきマスメディア”により野党が批判され政権が褒め称えられる姿ってのを想像するとこれもまた気持ち悪いでしょ。現在のネットメディアVS偏向マスメディアの構図の方が健全な気もするってね。)
 ↓
国会があるべき姿に動いていればどれほどメディアが偏向し騒いだところでメディアそれ自体が信用落とすだけです(フェイクニュースって言葉を知らない人がいない時代ですから)。

※ここはマスメディアが(改心するとかでは無く)潰れる事によりその姿が晒されるべきでしょう。


●素で、安倍政権で物足りない点と言えば、
つらつら考えるだけでも、
「財政出動による所得分配(給付付き税額控除の導入)」「消費増税を逆手に取る(財務省のスキをついて大幅な軽減税率の導入)」「家電におけるリサイクルマークなどの障壁の見直し」「賃貸住宅への補助(住宅ローン減税を受ける世帯だけに恩恵があるのは不公平である)」「原発政策の明確化(どう稼働させると安全なのか考えてみなさいって)」「自衛隊予算の増額」「複数の福祉給付を一本化する『ユニバーサル・クレジット』制度」「収容型高齢者住宅の見直し(自立するひとり暮らしの援助)」
(※財務省と対立関係にあるんだから安倍一強なんて嘘です。野党が頑張って国会対策上の建て前で押し切れる案が出るなら与党も乗るし、明確に野党の手柄になる。)
 ↑
考えれば山ほどあるんです。
(※特にさ、反原発の野党は「年次制限で原発フル稼働して40年分の水素つくる」とか、そういうアイデアを出しなさいよ。原発の事故発生率は稼働年数を3年のみとかにする《以降は廃棄燃料の貯蔵場とする》だけでもリスクは10分の1以下になるんだから。)


ところが、
■■■「落選の心理」■■■
だったこれだけの理由で、わけのわからない『左翼政治思想』(や組織票)への依存が発生し、
政治信条と別のところであっちの方までいってしまうトンデモ状況になっておりますが、
流石にそれは昭和の55体勢時代より酷いってか、動機が不純過ぎてドタバタ喜劇に陥ってます。
youtubeに国会質疑がよくあがってますが、野党のそれは酷いもので、もう昭和のズッコケお笑い芸人さんが古びたギャグを連発しているような状況にあるわけで、、
「オマエラそれでええのんかい」と、

右寄り世論の方には決して評判良くなかったですけれど、
●先日の「野党共闘造反で、細野氏と長嶋議員が国会に出席した件」
もうちょっと話題にしてあげようよ(笑


確定的な状況にはありませんが、
「大騒ぎしてみたがさっぱり野党の支持率上がらない」状況を前にしてですね、
「これはヤバい」と馬鹿でもわかる状況になってきてます。
ひょっとすると急速に左翼政治思想な”あれ”は瓦解に至るのではないか?
(例の財務省とTV朝日のセクハラ・パワハラ・ハニトラ事件であるとか、話題のタレント「ビーチ前川、ハッピー米山」にしても、北朝鮮関連のワケのわからない報道にしても底が見え過ぎている。T新聞のM記者官房長官会見も意味の違ったお笑い人気コンテンツになりつつある。)

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posted by kagewari at 20:23 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月01日

『実存時刻』(そもそも何故に死が怖い人がいるのか?その2)

前回のつづき

●前後10分以内に死ぬかも知れない確率
「NASAの宇宙飛行士としてスペースシャトル発射5分前」
「ステージ4のガンを宣告された瞬間」
 ↑
説明するまでも無く「前後10分以内に死ぬ確率」が高いのは前者ですね。
と こ ろ が
死の恐怖に怯えるのは後者です。

どうしてなんでしょうね(笑


■心理学の出番そして経済学です。
「菊花賞、絶対勝馬はこれだ!確信して馬券を買いました。最悪の展開って何?」
ワケのわからない群衆の一人が飛び出して大騒ぎに。レースは中止になりました。
「耐えられませんよね、何かに対して暴力で訴え無い限り帳尻が合わないぐらい腹たちませんか?」
「10分後には俺は勝者で、おいくら万円儲かった筈なのに。(大金持ちになる筈だった10分前の自分を返してくれ)」

「おおよそ1時間半の演劇を観ています、そろそろラストの犯人は誰か?謎解きのクライマックスです。最悪の展開って何?」
ワケのわからない聴衆の一人が舞台で暴れ出した。警察が呼ばれ公演はそこでストップ、公演は中止となった。
「耐えられませんよね、何かに対して暴力で訴え無い限り帳尻が合わないぐらい腹たちませんか?」
「10分後には待ってましたのクライマックスだったのに(想像もできないカタルシスで茫然自失になる筈だった10分前の自分を返してくれ)」


ところが。
「NASAのパイロット、今の自分がパイロットである事自体だけでも興奮のピークだ」
「これからは特別集中や興奮する要素の無い病院暮らしで、(きっとどこかにあるだろう筈の)まだ見ぬ俺の人生のピークが、アレレ、無くなっちゃうのか?」

●凄く大雑把な分類になりますが、
『単独者』は死の恐怖に鈍感です(構造論的にその筈)。
確信犯的『共同幻想』再選択者も、同じです(典型が職業軍人)。
ところが、
オンザレールな『共同幻想』適応人格や、反動的な『共同幻想』適応人格とも見て取れるメンタルに何らかの課題・問題意識を感じている人格の場合、どうなりますか?
そこに共通する背景事情は、
「今の自分が個別に実存するような集中力が最大化するプロセスに”無く”、”今の自分”が散漫になるかのような事情に自我が置かれています(将来のオンザレールな人生設計や、将来への不安や)」、

●それはあたかも”現実に自分が全部出しで存在していないかのような”状態です。
●逆に言えば、漠然とした時間のスパンの中で自分は漂っており、自己の実存はこの全体としての台本に書き込まれており(実存がそこに依存するのだから)間違っても不足の自体で、この話の腰が折られるような事があっては困る。
反動化している場合は、
「かくかくしかじかの人間として認められる(られなきゃいけない)筈なのに、どうしてこうなのか。」←違うようで、実はオンザレールと構造は同じです。
外部の『共同幻想』長編台本に自らの実存を”依存”する結果、「今という時制が希薄化するというか常にその一部でしかない」。
(約束された未来の想定が実現しないのであれば私は実存しないも同然じゃないかとなりますわね)
 ↓
結果何に拘る・執着するって言えば、長期計画された台本を演じ、(実は誰も何も約束なんかしておらず幻想なんですが)約束された、何者かになって認められる事で自分は初めて完結できる。という物語としての生への執着がどうしても派生します。

もう一度逆転させて『単独者』や確信犯的『共同幻想』再選択に戻ると、
「今(自分全部出しで)バリバリに実存しており、今井外の自分が誰だったか忘れている。常に実存しているのは今の自分である。」

ぶっちゃやけ死んだらどうなるのかなんて知りません。
しかし、寝ている間の自覚もありませんね。
明日起きたら「その時の自分」として、今の自分と個別に連続性無く新たにバリバリに実存するのだとした場合、練る前の今の自分から見て、明日の自分は何者か?って事になるのです。
故に「あらら。死んでたなんて事あるかもね」だとしても、
●今100%の状態で実存している自分は何ら影響を受けない(そら想像も及ばない次の自分の話ですから、考えてもトンチンカンな事でしか無い)。

厳密に言えば「死の恐怖を感じないのではありません」(ましてや死が大好きって話もナンセンス)。
死と恐怖の間に言葉としての関連性が無いのです。
「死んだらおわりそれまでよって事なんでしょうね(好き好んでそうなりたいとかある筈ないけれど)。今100%で実存しているので”今の自分”にとっては全く関係の無いことだが。」
(仮に結構高い確率で、5分後にロケット発射に失敗し死ぬかもしれないのだとしても《勿論それは全力で避けたいが》、集中力全開の今の自分と恐怖を通じては関連する事項では無い。)

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posted by kagewari at 05:12 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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