2018年01月17日

『監禁症候群』について(1)

あまり大きな声では言えないというか、注意も必要なのですが、
昨年「某監禁殺人事件死刑囚親族のその後」のようなドキュメンタリーがありました。
その中で(人権問題がどうこうの話では無く)、
死刑が確定している犯人が「監禁連続殺人犯行時、心理学も研究していた」という話があり、、
これは衝撃的でした。

思うに、本格的にフロイト心理学というのは考え難いため、
書店などによく見られる洗脳やマインドコントロールなどの書籍じゃないのかと思うのですが、
それでも(一般教養水準の)そういった書籍ほど『ストックホルム症候群』などの引用があるのではなかろうかと思ったのです。

※『ストックホルム症候群』とは長期膠着状態になったハイジャック事件において、人質が無意識に犯人に親近感や共感を感じてしまった特異な事例から論じられた話。


<問題提起も含めて>
この現象を広義の『監禁症候群』として説明してみたいと思います。
かなり広範に波及する話なので2回シリーズとします。

■「実は誰にでも身近な問題だった『監禁症候群』」
・締切間近な小説家が編集者にホテルに缶詰めで執筆活動
・厳しいトレーニング法と言えば?『合宿』
・明治から昭和初期の頃までに見られた子供に対する処罰は?
「ゴメンナサイ言うま物置などに閉じ込める」
・家庭教師を含む、集中的トレーニング法は「マンツーマン」
・暴力的先輩が後輩を呼びつけるのは?「ちょっと裏までこいや」

あれこれ考えるうち
「ちょっと待てよ」と、、
●強圧的な腕利き刑事の取り調べにおいて発生した「冤罪事件」
 ↑
これでしょうこれ、これこそ『ストックホルム症候群』の典型だろうと。

あまり大きな声では言えませんが、
鉄拳制裁でも有名だった「俺が育てた」で有名な某監督の手腕についても、
「ちょっと待てよ」と思うワケです。
体罰のアリな体育会系指導者の中には、(仮に刑事事件なら冤罪にもなり兼ねない)『ストックホルム症候群』における心理反応を「自分の指導手腕」と勘違いしている人物が無数にいたのではないか。
●勿論それは「育児、躾と称し昔から行われてきた行為」そのものであると。


<話は戻って『ストックホルム症候群』の仕組み>
こいつを分析します。
『ストックホルム症候群』とは「エディプスコンプレックス」の応用に過ぎません。
「エディプスコンプレックス」を仮想空間でバーチャルに再現するものです。
「エディプスコンプレックス」の発生要因は?
幼児には自主的に生存能力が無いので、権威者側が生殺与奪の権利を有する。
同時に幼児には「家幻想的空間」から、この関係から(物理的には家出)容易に脱出できない閉鎖空間として認知されている。
且つ、権威者側が(何らかの事情で)幼児側に強い関心のもと、快不快原則的関与を行う。
以上です、

わかります?
「監禁事案」にもっていけば、実行者は被験者に(あたかも)「エディプスコンプレックス」下におけるような(快不快原則)による誘導が可能となる。

し か も
『基本用語』の解説などでお馴染みのように、
快不快原則とは(脳が『興奮』を確認すればいいだけで)被験者に快として認知されても”不快として認知されても”有効である。
(注:被験者はコーチの体罰を「愛情があれば許される」などワケのわからない共感を示す)
(注:場合によっては被験者は暴力を振るう先輩コーチ監督を「恩師」として賞賛する)
(注:冤罪事件の時、無罪の罪で証言してしまう被害者は「強引な取り調べをする刑事に強要された調書にサインし、刑事に褒められる時に感謝さえする」場合すらある←だったような記憶あります)

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posted by kagewari at 17:31 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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