2017年11月17日

『共同幻想』論 「空気を読む」とか(1)

この解説に何の意味が?と思われる方もいらっしゃるかもですが、
メンタル問題の解説において重要な「強迫心理」の元ネタは(子供時代に認識していた)デフォルメされた『共同幻想』認知なので、『共同幻想』の中身を理解する事はメンタル問題への理解も早めると、このような訳です。

■『共同幻想』社会における「空気を読む」とは何の事か?
メンタル問題との関連で言えば勿論「関係障害」となります。

『共同幻想』とは一種のお芝居です、
所属社会の属性名称が”配役名”となります
(課長・係長・主任・パート・学生・警察官・教師・母親A・父親Aなどなど)
厳密に言うと、
自我発展に呼応して対象となる社会そのものの属性(社会学的な分類や内容)、これもまた人類の歴史をなぞるように差し替えられるのですが(ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへの変遷)、この話やり始めるとべつの意味で大変な事になるので、次回とします。

さて、話は戻って、
■所属社会の属性名を”配役名”とするお芝居と考えた場合
前提となる社会の想定は”舞台”となります。
「何を舞台とする何のお話か?」
「何々社会における自分の”役”割」
上記のような対比というか、そんな感じです。

舞台における空気を読むってのは、演出上の趣旨として「何がテーマの舞台なのか」って話になります。各登場人物はそのテーマに沿うために配”役”されており、役名の無いモブキャラ群衆は(映画やドラマならエキストラが演じる)役名は無い。
上記を『共同幻想』社会適応論で言えば、
「何が目的の組織で、誰と誰で構成されているのか」となります。

●空気を読むとは(或は「読まれている空気とは」)、
「当該『共同幻想』社会の特定と組織の目的や、構成員の特定と求められる役割の理解」
上記の事で(ぶっちゃけ”舞台設定”って話ですよ)、
「そうそう空気を読み違えるとか無いだろう」と思われるかもですが、
いえいえ、そう簡単なものでは無いのです。
『共同幻想』は重層的に重なっており、場面場面で切り替えが行われます。
「複数の舞台をリアルタイムで掛け持ちしている」ようなもので、
配役名の呼称が変わる時、舞台のスイッチが切り替わります。
 ↓
「課長〜っ(仕事舞台、メンバーは同課の同僚)」
「山田っ(大学時代からの友人、メンバーは二人の掛け合い)」
「山田さん(同期の同僚社会、メンバーは同課同期生)」
「あのお客様(飲食店とお客舞台、メンバーはお店と入店客全員)」
「山田さーん(歯医者待合室、メンバーは他患者達と受付)」
「今日は山田さん(歯医者治療室、メンバーは医師と自分二人の掛け合い)」
「やーまだー(大学時代の友人と飲み、メンバーはここにいない友人も含む)」
「あら山田さん(キャバクラの飲み、メンバーはキャバ嬢と”自分”だが、キャバ嬢の方は店全体と目の前の客→思惑違うもの同士のプロレスドラマ)」
「お父さん(帰宅ドラマ、妻と個人としての自分)」
「お父さ〜ん(ホームドラマ、子供と親職としての自分と同僚としての妻)」
「俺って奴は(浴室私小説ドラマ、この時だけは『単独者』アドリブドラマ)」
などなど

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posted by kagewari at 01:23 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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