2017年05月11日

「強迫心理」と道徳や倫理感の結合

前回記載の補完です。

強迫心理が「何故、力学的に強迫性を発生できるのか?」については前回記載のとおりですが、
それを(典型例として『反抗期』などで)容易に覆せない理由のひとつが「道徳や倫理観との結合」です。
前回の論議でもここ若干触れてますが
>「なんかちがうと思うよ」みたいな異論はバシバシ弾圧されます。
>「そんなことを言っちゃいけない空気」も猛烈に醸成されます。

自然災害などの対抗策をシャーマンが思いついたなんて状況であれば、
「神の怒りを鎮めるための生贄の話をしているのに、反対するなんて集落が滅亡してもいいのか!」
となるワケです。

仮にそれが「常識だろ」程度の『共同幻想』に留まっても、
その異論は「非常識だ」となるのですから、
 ↓
■構造的に『共同幻想』や個人の自我内で「強迫心理」が形成された場合、自動的にそれらの概念は当該自我にとって「道徳的、倫理的に正しい概念」として認知されるのです。
(逆に言うと、『共同幻想』として概念化されていない道徳や倫理などは存在しませんから。)

鬱病などの事例においてよく耳にする「生真面目な人が多い」というのは、上記構造に合致するもので(道徳や倫理観に敏感=『共同幻想』や「強迫心理」に対するレスポンスも強い)、
アンナフロイトのなんとやらを引き合いに出すつもりはありませんが、
自然科学でいうところの生物学的原則しとして”自己保存欲求”の中で「(『共同幻想』や「強迫心理」が)あたかも自己の尊厳に関わる事項と錯覚される」事も説明するまでも無いでしょう。

何故って、道徳倫理観に関連しているのですから。

故に、思春期の『反抗期』ってのは「グレて悪い子になった」かのような体裁になるのが”論理的に正しい”のです。
カウンターの概念をもってこなければ(それは当人にとって反道徳や反社会や反倫理として自覚される)、対抗側の道徳倫理関連事項の『共同幻想』や「強迫心理」を力学的に中性化できないからです。
昭和の時代において、『単独者』がやれ「天邪鬼(あまのじゃく)」などと呼ばれた理由も同じ論理です。
「困った時のオルタナティブは脳内では馬鹿な事ジャンルである」なんてのも、全く同じ(オルタナティブ思考ってのは想定外な例外事項的選択により道徳倫理系の心理への刺激を回避するのが狙いなので)。’

メンタル問題において
●「正義感のようなもので興奮状態にある場合」←それは100%悪循環フラグなのです。

文化人類学的には、それでも日本文化は「(唯一絶対紳系では無く)善悪論も相対的で、悪く言えば融通無碍」なんて言いますが、心理学的には大変優れた潜在力であり、
諸外国に比べて、日本は心理学の理解に抵抗が少ない文化圏に属しているのも事実です。
それは=旧来の『共同幻想』の壊れやすさパフォーマンスであり、
文系化への抵抗性の軽さでもあるんですね。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄に問題となった同趣旨の投稿が続いたため、暫くの期間ブログのコメント欄トラックバックを閉鎖します。閲覧されている方には不自由となる部分もあるかと思いますがご了承ください。(再開までの期間は未定です)
詳しい経緯は下記リンク及びサイドバーコメントリンク表示の説明参照
コメント欄の削除があった件(関係障害について)
http://kagewari.seesaa.net/article/402054291.html


■私のミスで時折記事のコメント欄などが承認制になっていたりしますが(或いは昔の記事など)、現在のブログ運営方針が「コメント欄トラックバックの閉鎖」なので、仮に投稿があっても内容に関わらずもれなく削除となりますので宜しくお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari at 18:52 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


『住まいの心理学』
Amazon 2
所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照

バレエ・ビューティフル ベーシック・ワークアウト [DVD]
B005HMRR5W

バレエ・ビューティフル ~カーディオ・ワークアウト~ [DVD]
B008JQMCN0

クローディア・シファー/パーフェクトリー・フィット デラックス -いつでもどこでもクローディア!トレーニングBook付- [DVD]
B001Q2HO8C
comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄・トラックバック閉鎖中 (2014.7.26〜)




LINK
□ダークサイドオブkagewari(ミラー)
ラ・ターシュに魅せられて
□TBN
岩上安身オフィシャルサイト
魚の目|魚住昭責任編集
■retour&Retour
□etc;;Blog

kagewari01
タグクラウド
RDF Site Summary
RSS 2.0