2017年05月02日

国際関係における心理学

ある意味ひとつの『共同幻想』特有の誤解って奴でしょうか、
『単独者』論でも時々書いてきたことですが、言語や国籍などという部分の(時限的な部分はあるにせよ)同時代を生きる個体にとっては事実上普遍的な『共同幻想』は、幻想では無いワケで、『単独者』化が進んでも壊れません。
固定的『共同幻想』とでも言えばいいスかね、

更に付け加えると『単独者』の個人的自由を阻害しない概念は、崩壊云々論議の枠外なのだから”崩壊する必然性”や必要性が無いのです。←そうでなければ『単独者』は全員がフリーJAZZ志向であるみたいなド・ナンセンスになっちゃうワケで、「言語を捨てる自由」があるとも思えませんからね。「音階を捨てる音楽」じゃなけれど根本的な論理矛盾に行きついちゃいますから。
(ちなみに関連として「方言などの存在によるローカル『共同幻想』の壊れ難さ」ってのがある)

■通常あたかも自分の思考に特定の人格に偏向していると自覚することは無い。
実際に偏向が存在していてもです、
誰でもが「そういうもの」なのです。
(そんな事に自覚があったら、脳の中の人のまた奥に中の人が別にいるみたいな話になる、)
国際間における偏向差ってのを体感できるような説明となると、帰国子女の方にしか実感わかない話になってしまうので、
それに類似している「ローカル『共同幻想』間の偏向差」で説明していきましょう。

「あ〜○○の人はいっつもそうなんだよね」
「うちらだと○○と言えば○○だけれども、○○の人に話したらなんだそれって」
「そうですね○○地方では○○の事を○○と呼んで、一種の土着信仰というかそんな側面もありますね」
「え、もう一度言ってもらえませんか、ちょっと言葉の意味が、、」

つまりそれこそ『共同幻想』なワケだから、まず共通認識として言葉が通じる通じないって水準の差異があるワケです。そして地元の言葉が通じない相手との間には、その背景を成す共通体験としての文化的実体験に基づく何かがあるで無し、同じ共同体の構成員と認識する事はなかなか無いワケです。
●その場合お互い『共同幻想』である言葉を捨ててむしろジェスチャーに切り替える方が意思疎通ができるようになったりする(この辺は言語学的不思議でもある)。
無茶でも「全員英語で話せや」など無理筋を提案する人が時々いますが、発想自体は理解できるとこもあります(しかし運用上無理ってことで)。←ちなみに「英語で話し出すと微妙に人格も変わる」ってアレも言語的不思議のひとつでしょうね。

さて、ジェスチャーなど意図的に情報を簡素化して共有認識の水準を上げるの反対は?
「頑なに自分サイドの言葉に拘る」事ですね。
そして、地域ローカル『共同幻想』で最も大事なことは?
「ここの方言でしゃべれや」であると、
(だいたいこの流れで『共同幻想』が政治的保守性と不可分であることがご理解いただけると思います。)

ちょっと話逸れますが、
地域ローカルの独自性は国全体から見れば個別性、個性ですよね?
「ここの方言でしゃべれ」の下には「自分の言葉で話せ」なる言語表現があります。
個別性を更に細かくしていくと、個人に行きつく→『単独者』って奴で、
地域ローカル『共同幻想』ってのは、自分の使いこなす方言が同時に自分の個性である場合、「偶然それを共有している構成員も存在するけども」当事者にとっては個性です(認知上は『単独者』的ですらあり得る)。
昭和の歌謡曲じゃありませんが、
「大阪で〜うまれた〜女やさかい〜東京へは〜」
上記言語は共同体意識として語られているワケじゃ〜ありませんから。
『共同幻想』ってのは、それを共有する「個人体験」なのであり、当事者の認知は自分の個性です。

何の話をしとるのかなかなかピンとこない方いらっしゃるかもですが、
だからこそ、地域ローカル『共同幻想』に対する不安要因であるとか(東京の官僚から行政区分がどうしたの提案がくるとか)、震災など安全保障上の問題がある時、『共同幻想』って当事者の認知は自分の個性だから→「自分の事のように思える」のです。

更に言えば、高校野球の時のように、
「自分の事のように郷土の高校を応援したり、別の『共同幻想』社会を(それだけの理由で)余裕で敵として認定もできる」
という構造になってます。

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posted by kagewari at 12:04 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照

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