何か米国の爆撃可能性が沈静化したかの雰囲気になってますが、
自体は何一つ解決していませんから。
双方体制が整うまでの小休止のようなものでしょう。
トランプ大統領の圧力で中国が動いたとされている件も
「15日には何もしないように」までが限界でしょう。
(習近平も首脳会談で「言うほど中国には影響力が無い」と語っていた件も報道されている状況ですし)
むしろ昨今米国から
「いやいや交渉がまず大事だから」なんて意図不明な発言も出ていますが、
正直なところ、高官や報道官クラスの発言に明らかに統一感が無く、トランプ大統領周辺のごく一部しか今後のシナリオを知らないって事でしょう。
空母(があれもないとこいってるよの)の一件からわかるように、
現在のシナリオを進めているのは、(娘イバンカ女史の夫)クシュナー氏あたりで、ペンタゴンでは無い(てかペンタゴンも詳細を知らされていない)。
●これこそやっかいな部分で
(軍人こそ最も戦争を避けようとしますから。)
軍との意思統一無しにホワイトハウスが軍事力行使を含む外交オプションを考えている証明です。
現状トランプ大統領は何一つ北朝鮮との間で成果を挙げておらず、
北朝鮮から譲歩を引き出せる目算もどこにもありません。
むしろ軍事力行使を全面に押し出して北朝鮮からの交渉を促す運用も中途半端になっているため、ブラフどころか軽く見られている節もあり、
逆に(今度は次のフェーズと)軍事力行使の可能性が高まってしまったと考えるのが筋でしょう。
表現悪いですけど
「銃の扱いも知らない素人がいらんことするから余計話がややこやしくなった」みたいなものです。
(この辺、米国民主党やトランプ政権内の隠れ民主党系の人材にはどうにも信用がおけなくてですね、、)
仮にこのまま硬直化すれば、数年内に北朝鮮は米国本土に到達するICBM乃至SLBM開発に成功するでしょう。こうなると北朝鮮に非核化を促すどころか平和条約の条件として核保有を認める方向に押しこまれるだけです。
ひょっとすると、唐突に米国世論がパニックになるかも知れない。
それは北朝鮮の思うつぼで、自動的に韓国からの米軍撤退などの譲歩を引き出せます。
北朝鮮も北朝鮮で、よく言えば彼らの思惑には理由も無く他国を攻撃する意思はありません。
(あるといってもせいぜいが韓国への侵攻ですが、現在韓国は従北系左翼が政権取りそうな勢いなので、武力行使より中国の左傾化工作に乗っかる方がよっぽどコストパフォーマンスが高い。)
外国からの武力による体制変化を防ぐための核兵器であり、
中東含むあやしげな武器輸出や核技術流出も米国主体の経済制裁があるからです。
ところが、体制維持のために戦国時代でもあるまいし兄は外国で暗殺する、他国への工作において拉致誘拐をする、資金調達のために覚せい剤の輸出をする、必要に応じてテロもやる、国内において数えきれない粛清をやると、
近代以前かよって独裁者に核兵器のボタンを渡すような話になります。
●先進国の論理や左翼のポリコレな高尚な話は通用せんのです、
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