2016年12月12日

いじめ問題の補足(1)

いじめの原則論は各所で書いているのだけれど「お家断絶的部分」に関して補足しておこうと思います、
■本題の前にいじめ問題の概略おさらいしておきますが、
・(相対論で言えば)比較強者は「イジメられる側」である
・いじめは『共同幻想』の典型的な組織防衛安全保障機能のひとつである(極端に言えばいじめは『共同幻想』の専売特許)
・『単独者』のように組織外の門外漢認定された個人はいじめの対象とならないし、物理的にいじめという行為が不可能である(隣町の見知らぬ人をいじめるとか不可能ですから→しじめは組織内部でしかできない現象)

・何を理由にいじめが発生するかと言えば『共同幻想』の不安(『共同幻想』はその強迫性や神経質とも言える予定調和により成立しているものなので組成は非常に脆弱である)
・『共同幻想』は「誰それが何故そうなのか動機がわからない(そして組織内で共有できない)」だけで組織の存続に関わるような不安状態になる(この不安が共有されれば集団心理として形成される)
・基本的にイジメられる側が高度な自己紹介に成功しその共有に成功すればいじめは停止するが、そもそも『共同幻想』として共有理解可能な概念が低水準に限られており(そもそも『共同幻想』は機能限定のリミッター的抑制力無しに(集団で共有しなければならないから)成立しないので、高度な知見は理解されない→内部で限られた人物がその知見を理解するだけでも集団不安に繋がるケースすらある)
●実際にはあり得ないことだが、仮想上「仮にネタバレしていない強迫心理系メンタル問題が『共同幻想』に”共有されちゃった”場合」、その集団は集団としてメンタル問題を『共同幻想』に取り込んだことになるので(その集団にとって常識化された概念)、集団発病と言えば語弊があるが”そのような状態”になる(得意のインセンティブも機能せず組織構成上あり得ない)。
※それに似た『共同幻想』を挙げるとすれば「新興宗教などのカルト集団(教祖の存在によりなんだかよくわからないながらもインセンティブは機能するので集団化可能)」

■刑事事件に発展するいじめ問題のおさらい
・通常『共同幻想』基本性能のいじめは(最強の判断が下された場合)村八分に代表されるように対象者の殺害に及ぶほど苛烈なものだが、基本的にその目的は「職務質問のようなもの」である。
・故に”一般的”ないじめ条約は「”非公式”に非暴力的抑制のかかった行為」と考えることができるため、傷害事件に及ぶような判断が即決されることは”無い”(むしろそれ系の即決判断があり得るのは権威代表者による”体罰”)
●上記にあるように「社会面で報道されるような刑事事件に発展するような”いじめ”は『共同幻想』としても常識化された共有概念の破綻であり」=当該『共同幻想』それ自体が”事故っている”事を意味する(事故物件的な)。

このような問題を引き起こす組織は、封建時代「お上が廃滅措置」を下した。
それが「お家断絶」である。
極論になっちゃうけれども、封建時代であればレイプ事件を起こした「慶応大や千葉大は速攻廃校処分となってもおかしくは無い」ワケです。
大きなフレームの『共同幻想』ヒエラルキー全体から見た場合、そんな下部組織の存在が封建的ヒエラルキー全体の”不安要因”となるためで、
わかりやすく言えば上部組織が末端組織をいじめ(監査)し、最強の処分措置が決定された場合、躊躇なく「組織廃滅」が選択される。

現代社会は封建時代じゃありませんから(それもひとつの『共同幻想』崩壊レベルのひとつだけれど)、”お上”がいきなり「お家断絶」なんて事にはなりませんが、
少なくとも、学校などにおいて刑事事件に及ぶいじめ問題などが発生した場合、文部省が即座に(廃校は無理なら)「当該クラスの解体」を決定するのが(『共同幻想』の規約的には)正しい。
(※勿論個人の処罰はそれとはまた別に行われるのだが、運営上管理権限を持つ上部組織は”組織そのものの処分”を速やかに決定するべきなのが『共同幻想』の原則論)
●参考例は「暴力事件や喫煙などの非行が発生した時の”野球部”に対する処分」
 ↑
更に付け加えると、映画『フルメタルジャケット』じゃないけれど、全てを団体責任として懲罰を与える形の教練が「戦闘集団としての集団帰属心理(自意識抑圧と組織論のような合理化)を醸成する」のだけれど、そもそも職場や学校のクラス(階級)にそんな戦闘集団的な目的が現代社会に存在しているのか考えていただければ、「昭和の『共同幻想』はとっくに終わった時代なのだから」の理解もわかりやすいかと思います。
(※逆に言えば、最悪上官の命令で限りなく死亡する任務をこなさなければならない軍隊の場合、当事者があれこれ悩まずに済むためには、自意識抑圧も本人のメンタルにとって利益となるため(所謂合理化ね)、サムライという階級(クラス)が上位概念として自我構造を階層化するように、軍人という階級(クラス)が人としての存在より上位である構造が職業として現代でも合理的なのは事実。)、

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posted by kagewari at 19:36 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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