2016年11月25日

「実は世の中”必要の無いものだらけ”である」(1)

「どうでもよくないことなどこの世に無い」の活用編です。
ちょこっと前回エントリーにも被るかなと思いますが、専ら経済・社会学的な話です。
特に近代以降先進国以前までの『共同幻想』における重要項目強迫心理である「社会適応」ですが、その合理性が担保されるのは、封建社会における原始的共同体から近代前後までの重農主義的な世界における話であり(焼畑であるとか収穫など生産と”生存”にそれは直結していた)、
英国に始まる産業革命以降、これは労働者の概念への変容しますが(及びそして国家や地域社会の下部構造へ階級的に組み込まれヒエラルキー構造も高度化し)、

左翼思想をアレするつもりは”まったく無い”のですが、マルクス先生の予言のとおり無計画な増産は過剰在庫を生みいずれ破たんします。ところが、実世界では、そこに「市場」が最適化機能を発揮することで過剰在庫の問題等は速攻解決したワケで(そこに大恐慌や大戦争による教訓なども得つつの難行苦行でもありましたが)、民主主義も論理的には市場原理の一種です。
一見すると市場経済は万能にも見えますがグローバリズムやら戦後の労使対決階級闘争やらケインズ先生も言う通り機能しない局面や状況もあります(故に政治が重要になる)。

ここにも”しかし”がありまして、
ひとつの典型が「米国の国債」って代物です。
米国は莫大な財政赤字を抱え、日本のバブル経済時代などに顕著でしたが、
「日本の黒字は実はそのままでもいんだわ、米国の国債買ってくれればお金は戻るから」つー側面あったのですよ。
何故なら米国ドルは国際通貨であるが故に、ナンボ刷っても(ほとんど金準本位制が確立しているかのように)価値が暴落しません。←勿論その意味は為替市場の中で乱高下はしますがハイパーインフレに及ぶような破綻は起きないワケです(ここ過剰生産デフレ潜在力も織り込みつつね)。

なんつーか「それだけドルで買えるものが実態として存在し続ける」からです。
これが先進国の特権とも言うべき造語ですけど、「需要創造」って言えばいいですかね、
資本主義が発明した「信用創造」超える(インフレターゲット派が根拠としているような)ファンダメンタルって代物です。
 ↑
経済学用語が存在するのか不明ですが、財政破たんなどの計量する上で(インフレターゲットなどの推定にもなるんですが)「過剰生産デフレ潜在力が=需要不足」となりますから、言い換えるとマルクス先生じゃありませんが”過剰生産力”なんですな(それだけ先進国の生産パフォーマンスがでかいんだと)、
加えて、先進国の場合国際為替の関係で通貨の安い発展途上国の商品が廉価にナンボでも流通します。”過剰生産力”に加え”過剰流通力”みたいなものも母数になると思われ。
この”過剰生産力”と均衡する税制出動ならどんだけ財政赤字がデカくても(流通がおっつくのでハイパーインフレは起きないので)無問題なのです。
むしろ、需要不足を放置し経済ファンダメンタルが縮小してしまう不況(潜在過剰生産力もろとも縮小)、それこそ本物の経済失速です。

つまり単年度なりのGDPの比率に対して妥当な範囲内(需要不足範囲内)であれば、赤字国債をナンボ刷っても問題無いのです(GDPに対してデカ過ぎるとかはヤバいけど)。
※累積財政赤字が問題になるのは「借金の支払い額がデカすぎて予算における自由に使えるお金が相対的に減り続ける」ところに尽きます。問題の中心は「需要不足を埋めきれない」部分です。
昔の借金を緩やかに踏み倒す最も適切な方法は”インフレ”ですが、先進国各国は安定成長期に入りインフレが0になったり、通貨高や投資先不足によるバブル破たんやらデフレリスクが高まった事が「円滑な財政出動による需要不足解消プロセスを損なうことになった」と考える事もできます。

→続きを読む

posted by kagewari at 22:56 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

脳の構造云々の話(補完)

前記事に書いたとおりなんですけどね、
>脳の使い方を主体的に・意識的に変えれば(『一拍置く』を意識するなど)、その頻度に応じて脳の構造も変化していくのです(異論は認めません)。

どうにも執拗に反論アイデアが存在するようで、
も少し補完しておきます。
どういうことかと言えば、
・確かに変化があるとしても仕事に耐える内容など社会的に期待される云々かんぬん
・大人になって以降は変化も限られるので(そして上記に関連)
・社会的に考えるなら(大幅な変化には至らないのだから)”健常者?”なる謎の人物達の振る舞いが重要なのではないか、
などなどです、

果たしてそこに補完説明が必要なのか(一文で終わってしまうので)、、
ちょっと考えましたが(今度はまた更に別角度の反論になるだけなので)、
ままよと書くとしましょう。

■えー説明するまでも無く前述の反論は「社会適応」が強迫的に前提条件となっている
<終わり>

これじゃ補完もクソもアレなので、更に補完の補完しておきますが、
・そもそも「社会適応」の概念は『共同幻想』における代表的な強迫心理のひとつである
・『単独者』化を包含する『共同幻想』崩壊過程のメンタル問題増は、社会学的に先進国化における過程において派生するものなので(高福祉・高学歴高寿命化=労働力年齢の相対的低下・子供手当・フリーエコノミー)、経済学的にも所得分配による内需経済へのシフトが進行中において発生するもので、「社会適応」の合理性はこれに応じて後退する。
先日の政府諮問委員などにおける働き方研究に「フリーランスの検討」が含まれているのはこれに応じた帰結のひとつである。
・国際的にも左翼のポリティカルコレクトネスに拒否反応があるのと同時に(この話の背景にも「メディアの喧伝するPCな社会に適応しろとの社会適応的ごり押しがある」)、いじめ問題を筆頭に『共同幻想』社会の存在そのものへの怨嗟のようなものが表面化しているが、これも心理学的には「いじめの無い社会」を考えるのは間違いであり当該『共同幻想』の解体こそが答えである。
(※PC関連における問題に欧米における「ホワイトギルティ(白人自虐史観)」への反発などの解説が登場するが(トランプ勝利のバックグラウンド的に)、問題の本質は「左翼右翼問わず社会的圧力の存在(権威性同調圧力)」なのであり、即ち「クラス(階級)組織化された社会そのものこそが撲滅すべき近代の悪癖」なのであって(社会の解体では”無い”)、「社会適応強迫心理」こそが問題の本質と考えるのが筋論。)
 ↑
この説明がぴんとこない人いるかもなので、ちょいとあれするならば、
「社会適応」を考えも無しに(無意識に)是とするなら、
「組織暴力団が問題だから、これを矯正・厚生させる新手の組織が必要だ」←こんな話を先進国でおっぱじめるのかってナンセンスに(無意識であるが故に)気が付いていないって話です。

(※臨床系で言うと事のナントカ障害を持つとされる、ブラピやトムクルーズやスティーブンスピルバーグに今から何をせいって言うんです?その必要性からしてあるのかね。勿論ゲージツ家にとって社会的成功なぞは”偶然”であり、無職の彼らが下北の貧乏酒場で芸術論議にくだ巻いていたとしても彼ら個人の主体的価値は全く変動しない。←まさか話の主題がその在り様に腐っている話だったら?それは愚にもつかない強迫心理である。)

そういうこっちゃないんですから。

→続きを読む

posted by kagewari at 21:43 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月18日

脳の構造云々の話

脳筋じゃないけれど、
そりゃね鍛えたところが逞しくなるのは脳も同じです。
だからどうもこうもへったくれもありません。
脳の使い方が同じなら、そっち方面に強化され「マッチョな逆三角形みたいな」方向に”育つ”のでありまして、
そうでないなら米国などで実践されている「学習障害な子が有名大学へ」みたいな臨床例はでてきやしませんがね(使い方を変えれば脳もそっち方面に変化するのだから)。

「元々太りやすい体質だ」みたいな先天的な偏差はあるでしょう、
しかしそれが現実のあり様を決定つけるものではありません。
(むしろ全然関係が無いと言ってもいい)
日本人にもやや太めな人や現代で言うメタボなんて論議もありますが、欧米諸国の肥満と比べれば比較になりません。それを「やっぱり遺伝子か」と考えちゃう人もいるのでしょうけど、むしろ考え方として「食習慣」による偏差で考える方が合理的な話です(人種の偏差に至った背景もそこなんだから)。
だとすれば内部的な偏差は現実に存在するのだとしても、それ以上に大きな差異は”習慣”によって発生すると認識するのが合理的判断です。

社会学的に習慣と言えばガチ『共同幻想』論になりますから、
(左翼と右翼とでは脳の構造からして違っちゃっている話にもあるように)
脳の使い方として何をこころがけるのかで(何の筋トレをするかの違いと同様に)脳の在り様も違ってくるワケです。

うんで、このような話をすると速攻出てくる典型的反論が以下。
「私はどれだけ努力しても全く筋トレの成果も、手の器用さなども全く”絶対に”変化しないのです。私だけにはあらゆるリハビリは無効なのです(だいたいこの場合の理由とされるのが私だけ先天的なナントカがある系の話からはじまる)」←そして強硬に熱弁をふるう調子で(時に感嘆符なども織り交ぜられながら)語られるのもその特徴。
 ↑↓
無理筋過ぎます、、。
先天的もクソも、だったら脳関連の障害後のリハビリはなんの合理性でこの世に存在するのでしょうか?
筋力の衰えで死に至る難病を抱えた患者が幾分かでも延命になればと筋力の温存のため行うリハビリは無駄なんだからとっととやめちまえって話をしたいのだろうか?
同じ人間ですよ(しかも障害の度合いから言えば前述の説明事例の方が重篤です)。
「私だけ時間が止まっていて、なーんにも微塵も変化しない特異体質です」って、相対性理論を超える新設を展開しようって話のか、、。
しかもそれが熱弁になっている時点で「強迫心理」の介在バレバレです(”反動”が関与している)。
そこに気が付いてくれと(あれれなんかおかしいぞ的に)、

→続きを読む

posted by kagewari at 07:24 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月14日

左翼リベラル思想の崩壊

はなから矛盾していた概念です。
マジにその矛盾を解決せんと実験した毛沢東先生がまー無茶苦茶なことやりましたから(インテリ階層殲滅大虐殺とか)、なんとわなしに高所得インテリ階層既得権益層が知的なんとかでポリティカルコレクトネスな左翼思想を論じる事が(ある意味文化大革命の反動で)アリかなって話になりましたが、
大本営マルクス先生の共産主義革命はプロレタリアートによるプロレタリアートのための革命であった筈で(マルクス先生自身はそれを経済合理性の必然と考えたもので極端に倫理的な事を意図していたのだろうか?とも思うんですけどね)、
メディア含めてエスタブリッシュメントな高所得インテリ階層が上から目線で「私たちが言うように人権をあーだこうだできない人は無知蒙昧な低所得者(プロレタリアート)であり蔑視すべきだ」みたいな調子だから、もうね、、それはどんな(宗教的)啓蒙なの?
その姿がもうリベラルじゃないよねみたいな。

左翼リベラル主義という存在そのものが構造上矛盾しているという様が”もう限界”だと、
米国大統領選においてサンダース支持者とトランプ支持者が被った事に表れているように、支持者は予めその政策が左翼系だの右翼系だのの分類には興味が無い(その分類からしてたいした意味が無かったのですから)。
現代的な人権主義的云々の知見は「(あったり前に)誰しもが織り込み済み」であり、
必ずしもリアリストって事だけでも無く(対処療法的な必然性に唯々諾々と従おうって諦めでも無い)、「(メディア批判など)ダメ出しされてる事は論外であり、その影響なのか知らないけど現状ってやたらおかしなことになってないか?」な認識があるのですよ。
そして、世界的にそうなってきてる(ようやく情報化社会のなんとやらが本格化したのかと)。

■それこそ「その意思をさ、(所得に関係無く広範な)プロレタリアートが民主政治で意思表示した」って話で「マルクス先生心配しなくても投票市場(民主主義)は機能するんです(故に共産主義が答えじゃないから)」とか何のこと無い自然現象が起きているだけです。

米国大統領選においても、トランプ支持派集会で取材陣に大ブーイングが行われるなど「高給取りで勘違い甚だしい(故に存在そのものが非公正な)メディアに対する批判」は限界越してます。
左翼リベラルな論陣な方は映画「誰がために鐘は鳴る」主人公気取りな幻想がまだ終わっていないのでしょうけれども、WWU(第二次世界大戦)前後における”悪いファシズム”みたいな動きは現代社会においてどこにも(為替市場体制やIMFやら環境が全然違う)メインストリームとならない。
(それっぽい代表は中国だし、そのまんまなのはISや北朝鮮ですがさっぱりメインストリームになっていない。しかも左翼リベラルはどちらか言えば中国共産党の味方ときてます。)
欧州には地域的にそれっぽい極右政党はありますよ、
ありますけどね、英国や米国に見られる現在の動きは一部の極右政党支持者の話では”ありません”(彼らが勝手に歓迎しているだけで)、社会における広範な認識となっている。

少々いかがわしい右派的な話がちらほらあっても、”ある程度”の筋が通ってれば「既存メディア的なアレより何倍もマシだ」という方向が露見してきたんだと。

→続きを読む

posted by kagewari at 19:42 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月10日

トランプ大統領の可能性は5割超えと書いてきたワケだが

7日の記事でトランプ大統領の可能性は5割超えと書いてきたワケだが
(判断する上で参考になったのはニコ動系かな?右派論壇のアングラニュース評論番組でした。)
■『トランプ大統領』となりました、

彼には能力的にも、政策的にもほとんど期待できるところは無いので、
トランプ大統領の今後はどうでもいいことですが(笑
●この選挙の意義、或はトランプ大統領最大の偉業は「”彼が”勝ったことです」。
個人的にはサンダース氏が大統領になってくれればどんなによかったかと思いますが、この際ですトランプ大統領でもいいじゃないですか、押しの強さなら彼のが数段上ですからね。

アンチ・エスタブリッシュメント
「エスタブリッシュメント」なる言葉に馴染薄い人いるでしょうけど、昭和の政治論においてほとんどその意味合いは黒幕的陰謀論的なものでした。横文字の増えた現代社会では文字通りの意味になってきてますが、キャッチコピー的に横文字に殊更含みを持たせた昭和の意味合いのが今回の選挙における実態に即したものだったかなと思います。
(※ちなみに上記の反対で、欧米では陰謀論的意味合いもある「グローバリズム」なる言葉は、グローバルがそのままの意味で日常的に使用されていたため日本では単なる国際的?みたいな解釈になっている。)

既存メディア・既存政党・既存支配階級それら全てを包含する概念はド・デカいダメ出しを食ったのですが(勿論予告編は英国のEU離脱)、
ヒラリー優位なんて報道してきたメディアは誰か責任取るんでしょうか(笑
明らかにトランプ勝利の背景に「メディアのヒラリーごり押し」があった事は間違い無い。
それから(引用元の米国の図がそうなのかもだが)メディアの「ヒラリーとトランプどちらが勝っているのか色分け表」のスケールが全然数字と違うとか(現在230VS300だとするともっと勝ち負け表のトランプ赤い色はもっと長い筈だろうに)。姑息すぎる、、

加えて今回得票数ではヒラリーが上になりそうなのだが、
これはトランプが「カリフォルニアとNYを最初っから捨てていたから」ではないのかね。
英国のEU離脱国民投票の時にも「アンチロンドン」みたいな国論があったと言われているけど、「アンチ・エスタブリッシュメント」の延長には「都会の高所得なインテリ左翼でポリティカルコレクトな人」も含まれており(”高所得のインテリ左翼”ってのも随分”プロレタリアート”から乖離していると思うのだが、、、)、先日の東京都知事選的なものも含まれている話だと思う。
もっとわかりやすく言えば、情報取得をクオリティーペーパーと呼ばれる新聞に依存する階層への反発(新聞とかそのまんま読んでる人的な)。

つまり「アンチ・エスタブリッシュメント」は「高所得な都会のインテリ批判」に波及し、
「マスメディア批判」は「そんなメディアの言う事をそのまんま見聞きしている人への批判」に波及している。
『共同幻想』治世主義みたいなものに対する社会的な不快表明ですな。

ちなみにですが、トランプ氏、
政策的には左翼的な人として知られています(演説でいきなり角栄的な所得倍増論をぶち上げていたとおり)。オバマケアには批判的ですが、トランプケアのような?皆保険制度そのものは肯定しているなど(そこが宇都宮サンダース氏支持票と被っていたのだが)、「共和党基本政策と相反する部分多数」なのです。
安倍政権が政治思想的には右派なのに政策は左翼的なのとよく似ています。
17日にも会談が行われると報道されていますが、想像以上に意気投合する可能性もアリです。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
コメント欄に問題となった同趣旨の投稿が続いたため、暫くの期間ブログのコメント欄トラックバックを閉鎖します。閲覧されている方には不自由となる部分もあるかと思いますがご了承ください。(再開までの期間は未定です)
詳しい経緯は下記リンク及びサイドバーコメントリンク表示の説明参照
コメント欄の削除があった件(関係障害について)
http://kagewari.seesaa.net/article/402054291.html


■私のミスで時折記事のコメント欄などが承認制になっていたりしますが(或いは昔の記事など)、現在のブログ運営方針が「コメント欄トラックバックの閉鎖」なので、仮に投稿があっても内容に関わらずもれなく削除となりますので宜しくお願いします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
posted by kagewari at 18:40 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月07日

トランプ大統領の可能性はひとつの事例と思われ

トランプよか民主党代表選においてサンダースが健闘した事の方が「中身」としてはエポックな事件だったと思う。トランプの登場しかり、各政党が泡沫候補を党候補として「なんちゃって」でも抱き込んでポーズだけでも「民主的なんですよ」をアピールしないと党存続の正統性を保てなくなっているからだ。
(※ちなみに現在トランプ大統領の可能性は5割超えていると思う。)

日本の政治におきた話も念押ししておくけれど、
民主党による政権交代ショックが無ければ安倍総裁の可能性は”無かった”のであり(だからこそおおさか維新が安倍氏の離党を促し党首に担ごうとしていたぐらいなのだから)、規制政党の党内意識に高い緊張感を与えたからこそ結果として各党と民意との格差は縮まったのである。

すっかり世の中ではグローバル経済の失敗による経済格差の話が目立ってしまったけれど、
広がった格差は間接的に民意と規制政党間の格差に繋がる(政治活動と経済は切っても切れない関係ですから)、この政治意識の格差を埋める方法論を先進国は持っておらず(日本は偶然55体制による自民党永久政権という謎の政治体制が存在したため単純な政権交代だけでショックは大きかった)、唐突に極端な主張の民意との距離の近い新興政党の台頭や(欧州)、極端な主張の民意との距離の近い大統領候補の台頭という形で(米国)その姿が現れている。

●「選挙に金がかかる、経済との関係が強すぎるのが問題では?」な意見もあると思うのだけれど、小池都政の状況を見ればわかるとおり、先進国の政治というものは既に様々な可能性を歴史的にも検証された中、経験則による賢人主義のように構成されており、「誰の目にもわかるおかしなところ」は通常存在しない。
(※東京都政がエポックだったのは「盛り土が無いというナンセンスが唐突に登場したため=誰の目にもわかるおかしなところ」←ニュースとしての価値が何百倍にもなっわワケ。通常はこれほどの馬鹿は起きない。)

目立つところといえば各国財務相の「緊縮財政強迫心理」ぐらいのもので、
各国意識に差異はあるけれども(米国は元々国民皆保険意識があまり票に繋がらないなど)、政治として実現可能な民意はおおよそプルーフされており、ぱっと出た政治家がわかりやすくアピールでるような政策は存在しない。
■故に、大阪都構想のように自分でブチ上げるか、
欧州の右派政党や、サンダースの社会主義であり、トランプ氏のメキシコとの壁であり、
ちょっと時代遅れかも、馬鹿らしいかも、とわかっていても「民意との政治意識格差を縮めていますよ」を”空想”であっても主張していかないと大きな支持が得られない(=既成メディアによる”評論”が延々続くだけ)。大きな動きにならんのです、
●この様子は、インテリメディアに言わせると「ポピュリズム」として批判されているのだけれど、
そんな単純な話では無いワケですよ。
たとえば、
食料品スーパーが文化としてその内容がほぼ社会的にプルーフされ、誰が考えても大きな差異無く・大きな欠陥も無く、結果として没個性化する場合(コモディティ化みたいな)、「タイムセール」みたいな(メディアに言わせればポピュリズム水準の)目玉を売り込むぐらいしか差異を表現できない。
かといって、既成スーパーの枠を超える新業態を目指す場合「もうその段階で情報格差により受益者格差を発生させる」のであり(今度はわかり難い)、結果としてその需要が本当にあるのか?(その民意は存在するのか?)現実世界でプルーフできない(最初から最後まで母数や商圏が限られる)。

→続きを読む

posted by kagewari at 16:12 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月02日

栗山監督は名将か

プロ野球ネタで、且つアホみたいに長文です(昔プロ野球ファンだったものでスイマセン)、
興味無い人はスルーでお願いします。

野村監督ファンだった立ち位置だと、野村門下生と果たして言えるのか微妙な栗山監督ですが、少なくとも監督としては”古田を超えている”。異論ある人は誰もいないでしょう。
「どこにその強さがあるのか」(今回の日本シリーズは久しぶりに面白そうだったので)シリーズ通して観察していたのですが、

この人ナチュボーンなのかわかりませんが、すっごく心理的に巧妙な手を使っていると思いました。
「あーなんかパ・リーグの各監督の間でもきっとこの怖さはなんとわなしに感じられているのではなかろうかと、」
一見すると”悪い意味”で金ちゃんファミリーのようなそのナントカっぽい栗山監督ですが、
策士としてのどん底までの腹黒さみたいなところって「あるね」と確信しました。
いやいやどうして、そこは野村監督バリの黒さだなと感心したワケです。

野村監督と言えば(実際のところは確認しようがありませんけども)、
■イチロー全盛時代のオリックスとの日本シリーズにおいて、メディアを使い「インサイド攻めしかない」とワザとらしく公言し(イチローもそれが餌巻きだぐらい百も承知だったと思いますが)、実際は徹底的な「アウトハイ直球によるボール球」で攻略したことありますが(メジャーの今でもイチローは150キロ近くの球威があればアウトハイに弱い)、
野村のようにキャッチャーを作る事はできない栗山監督は、配給をどうこうしようと難しい内容をキャッチャーに期待していないようで、もうそこは諦めて「パ・リーグならではの用兵」において突出した強さを見せます。

シリーズ中においても大谷君の二刀流を実に巧みにコントロールし、ひょっとしたらそこで会得したのかも知れませんが、とにかく選手交代含めて用兵が上手いし、交代時の思い切りも凄い。
「空気の読めない瞬間湯沸かし器兼瞬間冷却器でもある岡君」シーズンを観ていない私には彼を何故使うのかわかりませんでした(素人目には彼は香車(きょうす)でいいのかな?早い球に強いが変化球にはからっきしタイプに見えた)、早い球に強そうに見えましたが明らかに構えた時バットが長くみえる(ヘッドが遅れる)、おおよそ調子よさそうにも見えなかった。
ひょっとして陽は(FAのことでは無くて)故障隠しているかな?と思われだったので、調子動向ではなく岡選手しか使えなかったのかも知れませんが、とにかく謎でした。

→続きを読む

posted by kagewari at 22:01 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


『住まいの心理学』
Amazon 2
所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照

バレエ・ビューティフル ベーシック・ワークアウト [DVD]
B005HMRR5W

バレエ・ビューティフル ~カーディオ・ワークアウト~ [DVD]
B008JQMCN0

クローディア・シファー/パーフェクトリー・フィット デラックス -いつでもどこでもクローディア!トレーニングBook付- [DVD]
B001Q2HO8C
comments他

・コメント欄は『公開掲示板』同様に原則削除禁止です
(基本的に削除依頼には応じられません、削除依頼は投稿禁止ワードとなってます)

・SPAM対策として一部キャリアからの投稿がIP規制の対象となってます
(同規制キャリアから登録抜けによる投稿がある場合、投稿は自動削除されると同時に規制IPに追加登録されます)



現在コメント欄・トラックバック閉鎖中 (2014.7.26〜)




LINK
□ダークサイドオブkagewari(ミラー)
ラ・ターシュに魅せられて
□TBN
岩上安身オフィシャルサイト
魚の目|魚住昭責任編集
■retour&Retour
□etc;;Blog

kagewari01
タグクラウド
RDF Site Summary
RSS 2.0