2016年05月04日

高齢者・幼児含む「所謂不当にも弱者レッテルを含む収容型施設の大問題」

この話はむしろ『住まいの心理学』で扱ってきてますが、
どーんと遠慮抜きに書いておくべきテーマだと思っていたのでこちらの心理学ブログにまとめます。

まず結論から
■収容型って限りなく懲役刑と大きな違いが無いのであり「そもそも人権侵害タイプ」です
『共同幻想』華やかなりし頃はですね、やれコミュニティーであるとか助け合いなどという意味不明のキャッチコピーで「過去に運営されきた状況を保守的解釈で模倣」する事は合理的に見えました(それこそ実感の裏付けたるリアリティーがあった)。
しかし現代社会には模倣するべき元ネタとなる「共同体が慣習として延々に継続してきた”何”」みたいな姿は主に地域ローカル『共同幻想』社会など僅かに残存するだけです(それが機能していた時代ってのは「社員旅行の温泉でコンパニオン呼んでエッチななんとやら」とかやらかしていた時代の話)。
更に、現在残っているそんなアレに関しても(現代社会においては福祉行政や生活水準などにより)存在自体が『依存性』や「共依存」を誘引するリスクが俄然高まっているのであります。

(※震災など緊急時に火事場のなんとやら的に原始共同幻想的記憶が集団心理で召還されるような事例は”例外事項”です。←瞬間その場が「サバイバルを優先する第三世界と化すため」過去の共同体設定が機能回復しその時だけ可能となる構造。)

遠慮なしにばしばし書きますが、
たとえばですね、
高齢者収容施設なんてものは「モンスター高齢者」みたいな現象も誘発するワケです。
(決して介護施設などの虐待職員を弁護するつもりは1ミリもありませんが、注意深く見ていれば理不尽に高飛車な高齢者のような姿は通常の報道などの情報にも散見されるものです。)
乳幼児においてもそうだろうと(同列に言えば「モンスターなガキ」や「モンスターペアレンツ」を誘発する)、

繰り返し指摘しますが、
「収容型の施設」ってものが概念として『依存性』や「共依存」を誘引するリスクのある社会システムであり、心理学で言えば「退行化ゲーム」の実験をやっているようなものです。
●先進国の福祉は一にも二にも「自立支援」であるべき(勿論障害者のケースも同様)。

とっかかりとなる話に、
「欧州では監獄型の精神病院なるシステムには成果が無いことが証明され、存在意義を失い”精神病院という存在からして違法的な判断をした”」ってところに注目(効果が確認されたのは”解放療法”)。
勿論この話はWHOあたりでも周知の事実となり、日本にも「いつまでやってんのの指導」がきており、厚生省も(その背景にも同意しており)2007年だったか記憶は定かじゃありませんが、同様趣旨の行政指導を継続的に行っています(一発で廃院しなさいみたいなことではありませんが「閉鎖病棟」みたいな運営を組織的に廃止してくれみたいな)。

(この話をすると『措置入院』の件や、刑法39条的な意味で「それはマズイだろう」という異論が出ると思いますが、この点は私は欧州の見解とは間逆に「刑法39条は違憲」と判断しており、免罪するのでは無く「法律に従って刑務所送りにすればよい」と考え、等ブログでも表明しております。理由は刑事罰を受ける権利も基本的人権のひとつであると考えているからです。→深いところでは『動機形成論』的に当事者責任を論証可能だと判断しています。)


■<話を戻して本題>
「いやいや、解放型といっても予算的に(ヘルパーさんがつきっきりなど)自宅介護や幼児の自宅保育支援は無理でしょう」というご意見もあるかと思います。
いきなりそういう発想になるところがまた無茶な話。
学校制度で言えば、ゼミや必須科目の語学などを覗き自由選択の講義形式の授業は「解放型」であり、個人参加形式です(「クラス=階級」運営では無い)。
ある程度の大きな枠で保護・保安の体制を構築するがメニュー的なものというか、福祉サービスの内容は「個人選択自己責任であるべきだ」って話です。

(高齢者の生活においても、法的解釈すると「刑務所ルーチン的なもの」は半ば健康・衛生上の判断として一部メニュー化があってもいいが、毎日の食事の回数であるとか就寝時間や運動がどうこうなど個人が好きに選べばよいのであり「組織的にメニューを提供する」形式は根本的に誤りである。)
訪問介護についても、
基本「呼ばれたらくるけど、必要無いなら(仮にその高齢者の状態が相当悪くても)自主的判断に任せる」←こう書くと「遠慮がちな人が次から次と断るのでは無いか」って思われるかもですが(そんな事を言ったら119番が機能しないと思うんだが、、)、住宅の改装や自立補助の予算措置は十分に行い、個人の尊厳を最重視するってスタイルです。

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posted by kagewari at 23:47 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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