2015年06月11日

社会におけるヒエラルキー構造の変遷

「打ったり走っているのは選手であり監督では無い」
時に業種によってはプロ野球などに見られるようにヒエラルキー構造上末端の現場社員が上司より給料が高い場合って決して珍しくありません(業務的に管理職は上司というより”マネージャー業”なのだから)。
「兵士の3分の1を損耗すればどんな位の高い指揮官が率いる軍でも降伏水準となる」
かといって誰にでも指揮官が務まるのか言えばそれもまた違うでしょう。
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市場主義的にどうしたってピラミッド型がイメージされる社会のヒエラルキー構造は単なる結果であって本質的には権威性はある種の結果論(幻想論)に過ぎず、現場サイドに個別具体的な希少性が発現すると(撃墜王と呼ばれるパイロットのように)現実問題ピラミッド構造の位置が(社会的地位)希少性(価値上位)を決定しない事がわかる。
単に「そういう社会構造モデルだ」というだけの話です。
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「清貧の武士」「昭和における貧乏な教師」などなど”逆パターン”で「幻想VS現実」を広告キャッチコピーのように打ち出される場合すらある。
※事実「下手すると過度な年功序列終身雇用の場合、人口構造ピラミッドと人事上のピラミッドは共通となるので、少子高齢化すると部下より管理職の方が数が多い逆ピラミッド構造となってしまう」←この場合「誰々を上位で”偉いってことにする”」という道徳的認知が(この場合選択されている道徳種は”年功”)、現実との間で合理性を保てない様子を表しており、共同幻想における道徳論はぶっちゃけた話「組織防衛のための方便である」ことをネタバレ証明している。
(確信犯的再選択の場合は例外)

■便宜上というか「社会の都合」により、『できちゃったピラミッド構造』の下部から見れば上部は「上司・上位」という建前にしておかないと、当該社会の幻想性(ほんとっぽさ)は壊れてしまうので秩序(ピラミッド構造が派生する上下関係を認知共有する道徳的伝播力・浸透圧→社会敵強迫力)が維持できなくなる→社会はその姿(イメージ)を保てなくなり有象無象の群れとなりカオス化する。
つまり、社会学的に社会構造などが当該個人の”認知”に負うのでは無く、「野球」であるとか「戦争」などの上位概念(当該社会の分類イメージ)そのものへの”理解”をベースにする場合だと、どちらか言えば急造の付け焼刃である『共同幻想』は方便に過ぎないのだから崩壊したところで社会そのものがカオス化崩壊となる事は無い。
(※当該個人が「俺は野球やろうと思って今日ユニフォーム着てきた」と意識自覚している場合、「今日の体育は野球ですよ」と号令をかける権威上位者がいなくても、人数さえそろえば『野球』というスポーツジャンル社会が開始する。「大人の草野球社会VS体育の授業としての社会性」という対比ですな。←実は「体育の評価に野球というスポーツが適当か?」の道徳性の根拠の部分は文部省の誰が決めてどんな理由なのか実のところ生徒にはわからないし考えもしない。→『共同幻想』が幻想であるわかりやすいとこです。これに対して大人の草野球は「俺にとって野球とは何か」なんてーな一家言(確信犯的選択の根拠)が各個人にある。)

(君主を偉いと思う上限関係の認知により国体が維持されるのでは無く→個人が”国家国民”などの概念を政治思想として理解していれば「幻想としての国体は崩壊しても国家社会が崩壊することは無い」)
■「誰が偉いとかの話」から→「役割分担と個人の選択だから」へシフトすることになります
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この対比は単純に当該社会の経済的・文明的発展度に比例します。
生きるのにカツカツで、文字の読み書きもできず「そもそも平均寿命的に誰もが大人になれるのでは無い」状況の時に、「俺にとって野球とは何か」なんて語れる状態がある筈も無く、社会に求められるのは「生きるか死ぬかかのボーダーライン」なので、当該社会の集合知でもある「この季節になれば村人全員で刈り取り開始」というリーダーの指示が道徳的にも絶対の正義として浸透していなければ”共同体”としてその村は崩壊する(議論の余地無くリーダーの指示は正義である)。
しかし、生産ロボットにより農業が自動化している社会の場合、もっぱらお茶を飲んだり詩歌を歌う日常を過ごす村人にとって”収穫祭”は文化であり、当該個人が「ナントカ村の収穫祭とは何か」の文化的理解の深度に社会の実存率は比例する(後者の社会において便宜的に派生するヒエラルキー構造上部の個人がリーダーの絶対的正義論をぶちかましても「単なる狂人」としてしか思われるだけである)。

■「状況に応じて価値論なんてものはうつろいゆくものだ」つー話です。
各個人が「俺にとって野球とは何か」なんて偉そうに語り出しているのであれば、もうその社会は「単独者化」(=できちゃったピラミッド構造における社会的地位や権威性の形骸化)へ踏み込んでいるっちゅう事です。
すっごく簡単に言うと、少子高齢化だとか人口の逆ピラミッド構造なんてのからして「豊かさの証」なので、「人口が逆ピラミッド構造になるだけでも大概の『共同幻想』は自然に崩壊しちゃうから」みたいな話です。
(※先進国の場合、見かけ上の労働市場だけを目安に所得分配すると社会実態との合理性が保持できず経済学的にマズイ話に(どこかに過剰在庫をかかえマネーのバトンリレーが滞る)なってくんです。うだうだ近代道徳論みたいな文句言って否定しようとしても高寿命高齢化で社会は「年金所得という部分的ベーシックインカム経済に自動的に突入せざるを得ない」のと同じっス。)


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posted by kagewari at 17:29 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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