2015年02月09日

うーんリベラル派は分が悪いよこりゃ

勿論小沢関連報道の時代から岩上氏を私は応援しておりますが、
この辺関係の話は違うかな〜と思います。
岩上安身氏らが声明「自粛という名の翼賛体制に抗する」
http://www.alterna.co.jp/14532

岩上氏はロシア取材などで知られる優れたフリージャーナリストですが事実認定に誤解があるように思うんですよ。
的が外れちゃっているから、、、
記事一部引用しますと
現政権の施策・行動を批判することを自粛する空気が国会議員、マスメディアから日本社会までをも支配しつつあることに、重大な危惧を憶えざるを得ない」

「空気を批判されても、、」
仮にですよ?「安部政権は何故自衛隊の派遣を命じないのか」という批判であれば、反応は違った空気になるでしょう。
結局昨今(岩上氏は左翼インテリ系では無いと私思ってますが)左翼系の論点はその『共同幻想』の反動から現実から乖離しちゃっているきらいがあると思います。
私は個人的に小沢ファンですが、麻生氏や小泉政権や安部氏に一定の評価というか所謂亀井氏的に悪者認知はしていません(勿論亀井氏も好きですが)、むしろ米国ジャンパンハンドラーがガチで著しいのは民主党の右派であって(なんとか塾のみなさん)、謀略史観であたかも安部政権を悪い人達みたいに見ちゃっていることを岩上氏は見落としておるのじゃないかと思うのです。
確かに阿部政権の沖縄知事への対応など随分酷いものだと思いますが、
「会っても何も言えない」のは確かなので、そもそも知事が陳情に上京しちゃうのがピントズレている気もしますし(沖縄知事はヒラリーや米軍幹部に会いに行くほうが建設的では無いでしょうか)、
ジャーナリズムにはそういう視点というか報道を期待しているんです。
今の左翼系メディアが酷いこじ付けから安部政権批判を時折やらかしているのが事実なので(なんちゃってステーションにおける日本全国の倒産件数は減っているのに、そこは報道せずに「円安倒産が増えただけ報道する報道」が最たるものかと)、「あなたもそっちのトンチンカンなの?」と思われる可能性には慎重であるべきなんです。
(※ちなみにTPPも原発も安部政権は当時の民主右派よりうまく対処していると思いますぜ。原発再稼動がらみなんて電力労連がらみの民主党のほうがよっぽど信用できなかった。)

■仮にですよ?
先日のISIS関係の事例において、実際報道の現場でもジャーナリスト後藤さんの話は随分と心配もされ報道されたけれども、湯川さんの扱いの落差って半端なかったですよね。
そこを岩上氏に対して何か指摘する意図ありませんが、
今回の人質事件の本質が「湯川さんの拉致」にあったのは誰の目にも明らかです。
そこに後藤氏の戦争に被災する市民への報道とかの姿勢は「全く関係が無く、想像するに後藤氏は個人的思いから(湯川はまた何をやっているんだ的に)」突っ込んでしまったのだろうと想像できますから、今回の後藤氏のISIS支配地域への侵入はぶっちゃけ報道目的ではありません。
そしてご存知のとおり、湯川氏はどちらかと言えば後藤氏が所属している政治姿勢と”間逆の人”です。湯川氏は日本国内の右翼フィクサーみたいな人と関係しつつ日本法人向けの傭兵部隊設立を目指していたのでありますから、えーっとなんというか、、、。
この状況で、どうやらISISに拉致されているらしいと官邸が掌握していたとしても、
「ISISに対抗すべく傭兵部隊設立を目論む右翼と、個人的に彼を救出にいこうとした人」なのであり、ジャーナリストを返すようにって話でもありませんし(この時の後藤さんの立場は報道目的ではなかったのでジャーナリストでは無く個人だったのだかから)。
官邸はISISの日本語理解力も掌握していなかったでしょうから「ISIS的にこれはどういう扱いになるんだろ」の理解として、何か中東訪問時にテロとの戦いを遠慮がちに表明するとどこか有利になる事があるだろうかって考える余地あるだろうかって、疑問なんですよ(そもそもこの拉致はISISのテロと無関係な湯川氏の個人的傭兵軍事組織設立のなんとかと、何やってのお前って彼を個人的に知る個人の話なので、、)。

事件の中心は「日本の右翼急進派が地元に傭兵軍事組織設立のために銃を持って突撃している」って話なのであり、ぶっちゃけ(拉致した側のISISにとっても)後藤さんの報道姿勢はなんら関係が無いのです。(後藤氏のISIS支配地域侵入も報道目的では無いのだから。)
以前、後藤氏は別の地元武装組織に湯川氏が拉致された時に(想像するに)「もうね全然実現性の無い話で、中二病のちょっとどうかした男で米国のスパイとか笑っちゃうぐらいあり得ない男なので勘弁してやってくれ」とぶっちゃけ説明したら「なんだ驚かすなよちゃんと注意しておけ」と返してくれたって過去があるものだからISISにも話せばわかるだろうって気持ちあったと思うのですが、
後藤氏が著名なジャーナリストだったために後藤氏の拉致はISISには今回別の意味になったのであり。
中東訪問前の官邸に何をしろと?

どうしても安部政権への批判ポイントを挙げるとすれば、
(私は個人的に人質の解放しないと自衛隊は個別自衛権を発動すると宣言して現地に到着するまで3週間かかりそうな護衛艦の1隻でも出動指示するのが交渉材料なると思っていましたので)タフネゴシエーターとしてISISを混乱させるような高等戦術は無いかと考えた場合「到底人質解放までに間に合わない護衛艦の出動」だと思いますが、、、←するべきとかじゃくて「やるとすんなら」よ(ISISがこの事件を原因を安部政権の2億ドル演説って話にしちゃったから)。
あるいはこれは司法の問題なので、捜査官としてSATを現地に派遣し「テロリストを現地に入ってでも逮捕します」だとか。
うーん、これも湯川氏の行動考えると(外国人が武装して侵入してくるのだから)これだけでどこの国でも国境警備隊に撃たれても文句言えない気もするので、、(普通に湯川氏は逮捕されておかしく無い行動している上に、日本国内で同じことしていたら一発で銃刀法違反だし、、)
何か今回の事件を見るにあたって安部政権が日本の軍国主義化にまい進しているかのような認識は「ぶっちゃけ完全な間違い」だと思いますよ。
(政権がこの時連呼してきたのは「日本の人道支援・日本のできることは人道支援に限られる」だったのですから。)
安部政権批判としてこの辺的を得た対応していたのは先日の選挙局後の池上氏でしょう。盛んに安部首相に「選挙の争点とせず憲法改正をトーンダウンさせたのか」と突っ込んで気色ばんだ安部氏が「勿論憲法改正はこの政権にとって最優先課題」とコメント引き出したとかは秀逸だと思う。

■てかさ、最も批判すべきは、今回事件の主人公が湯川氏であったにも関わらず、
殊更に著名ジャーナリストの拉致誘拐みたいなもって行き方した報道の側じゃないですか?
メディアの湯川氏親族への扱いってか、なんか随分だったと思うぞ。
なんかさ命の価値にあたかも差があるかのようでさ、
SNSの連中もなんで誰一人「アイアム湯川」がいネーんだっての。
この現実認知の転倒を真に受けて「拉致されたジャーナリストがいるのに政権の対応がおかしいのではないか」って言い出すとさ、現実との乖離が二倍増しになってますよ。
(この事件はジャーナリストの拉致誘拐では無く、右翼の友人を個人的立場で救出にいった人物が偶然著名なジャーナリストだった事件なのですから。)
この辺のトンチンカンな現実認知で話進められると、ISISだって困ると思うんだが。


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posted by kagewari at 18:27 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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