2014年11月04日

継続的に更新し続ける夢だとか

時折ある「定番の夢」ってのは誰にでも存在するでしょう。
フロイド的にはかなり有名な夢判断でしたが、現代においてはそれほど重要視されておらず、もっぱらその意味は無意識的な脳の活動の証明的なものであり、すっかり無意識領域の活動に疑問を挟む論議の無くなった現代においてはさしたる意味が無くなっているという見方もできるでしょう。
ざっくり夢の機能としては(昼の名残と呼ぶ場合もありますが)睡眠を継続するために懸案事項をうっかり現在進行形であるように見せるってシミュレーション効果狙いのような脳活動だろうと考えられています。(よって懸案事項の度が過ぎると適当な処理を超えてしまい本当に覚醒してしまう。)
何もこの無意識的機能は特別なものではなく、覚醒中も懸案事項に直面すると特別意図していなくても「あんなことやこんなことか」と半ば自動的に自我は”想定”のような活動を始めます(不安もこの活動に含まれると思っていいでしょう)、「企画中の行動の過去事例とのDATAベース突合せ」みたいな活動ですわな(生物としては成功確率やリスクのある過去事例など見落とすといかんから)、
そこで、寝る前にも懸案事項が継続中で残ったままだと夢のネタになるっちゅう訳です。
睡眠中も(PCで言えばデスクトップに相当する)自意識がダウンしているだけで脳は活動を続けていますからね。

フロイドに話を戻しますが、
やれ19世紀など『共同幻想』全盛ともなれば尚の事、この夢から象徴化も観測できるってものですが、現代のように個人のイメージが『単独者化』により多様化してきた『共同幻想』崩壊時代においては、典型的な象徴化を前提に話を進めるのもどうかと思いますし(確かにメンタル問題の元ネタは『共同幻想』なので象徴化そのものを否定するものではありませんが)、想像のバリエーションが多い無意識なら夢の内容も多様化するって事になるのかも知れません。

さて、個人的な話になるんだが、
思えばかなり長期間TVドラマシリーズのように”その後の展開が続きとして進行している夢”を結構見るんだなこれがww
あまりに長期継続しているため、睡眠中の俺はそれが現実と夢物語の区別が付かず、覚醒してから「あれこれって現実ネタじゃなくて夢だっけ」と調べたりする事まであるんですね。
随分しっかり構成された夢で、そんな継続夢の中には「どこやらの会社勤務シリーズ」みたいなものがあったりで、時系列そのままに「今度はこんな展開になった」みたいな形で”裏現実”みたいに進行しちゃったりするのです。
笑い話ですが、トイレに覚醒した後「おっとっとそっちの世界に戻らないと」みたいな調子で寝に入るなんて現象の経験もあります。
と、このような事考えているとふと思うんですが、
前述の覚醒中にも夢機能的な無意識の活動はあるってところの絡みで言えば、
「認知されている現実は、色なども結局光の反射を脳内処理しているだけって話同様に、かなり演出効果込みで”処理”されており(ナントカ演出みたいな)、脳内で効果音のひとつも出ていようか」ってぐらいいい加減なものなのだろうと思ってしまいます。
(※とにかく驚くのがほとんどの人がニュース映像などにBGMが付く演出が行われていてもリアリティー的違和感を表明したりしないってところです。)

つまり「随分長い事このシリーズが夢の中だけで展開されている”現実”だと知らなかった夢」なんて馬鹿みたいな話が成立する背景ってのは、
いやいや覚醒中に私が認知している”世界”なんてものからして大概な精度ですよって、
そういうオチなんでしょう。
あまりにいい加減なので、ドキュメンタリー映画などリアリティーを詰めた”演出モノ”を観る方がよっぽど正確性が高いなんて思ってしまうのであり、
たとえばですよ。
こんなネタを考えてみましょうか。
某BBCなんか制作のドキュメンタリー映像を上映しているとします。
その映像に様々なナレーションをくっつけてみる。
勿論全く裏付けの無い適当なナレーションバージョンなども作成。
 ↑
誰しも歴史考証なども無いいい加減でナレーターのアドリブ思い付きのバージョンを見ようとは思いませんわね、てか興味本位でそのバージョンを見たとしても「いやはや随分いい加減な内容じゃないかこれ」なんて言いながら観るでしょう。
しかし、
私達個人の認知する世界って、この『誰しも歴史考証なども無いいい加減でナレーターのアドリブ思い付きのバージョン』なんですよ(笑

「俺の認知している現実世界なんてね、どれほどの精度かなんで怪しいんだこれが」
ある意味、この認知のが合理的だって話なんですよね。


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posted by kagewari at 05:51 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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