2014年03月24日

いよいよ安全保障的に世界はマズイ感じでしょうか

これまで織り込まれていた世界最大のリスクは『民主化できない中国』だったのであり(ソ連崩壊の経験もあっていざそうなったらえらい事だし誰が考えてもいつかそうしないといけないことですから)、困った事に誰にも想像のできないバブル経済の破綻もそこに織り込まれているものですから、世界的な安全保障上の要点も「中国内戦」だったんですよ。
ところが出てきたウクライナ問題です。

ご存じのとおりで中東関連の不安要素は大幅に後退してます。
この辺の要因は武田教授じゃありませんが、原油の枯渇が限りなく全く心配無かったというオチでありロシアの天然ガスや米国シェールガスなどエネルギー安全保障という焦点そのものが関心度として後退してますから。結果あからさまな米国軍事プレゼンスの後退によりイランやシリア問題がロシアの仲介でソフトランディングしたように「単なる地域紛争地帯」へ(こういう表現は不謹慎ですが)格下げされたワケです。

今起きているウクライナ問題のバックグラウンドは明らかに「米国の凋落」が発端です。
(これが結局中国の民主化圧力を弱め、結果として中国共産党自己保身のための方便としての反日プロパガンダが放置される遠因になってます。)
■米露間の力関係をひっくり返した大事件は「スノーデン氏のロシア亡命」に他なりません。
都合悪い事にプーチン大統領は元KGBですからね、
ウクライナ政変がらみの時も、ウィキリークス顔負けの情報拡散が多数行われウクライナのクーデターが他国情報部乃至軍部の介在によるものだと匂わせる世論形成が「自由自在に」という水準であったわけで(欧州高官同士の会話がyoutubeに投稿されるなど)、
クリミア独立に関しても、ロシアは関連基地を抑える行動はしても「明らかな軍事侵攻とは見えないように」徹底的に行動を制限してました。
あたかもPKF活動を模したような雰囲気で、
世界的にもネット世論的には、「欧州ロシア間で合意のあったウクライナ政権問題解決策」をウクライナの極右勢力が無視して突撃した結果、ロシアが外交努力をぶち壊したのは誰なんだ的にクリミアの独立を支援する事になりました。
結局のところ表面化しているのは「ウクライナのデモ隊を後方支援していた諜報戦を誰が何の目的でどういう勝算でやらかしたのか」←ここの馬鹿さ加減になっている。
「普通さ、シナリオぐらいあるでしょ」的に。
(ところがそれがまったく杜撰且つ未計画なものだった)
多分、情報機関出身のプーチンが最も怒っているのはここでしょう。
「やるならちゃんとやれ、こっちまで軍事侵攻みたいなやり方になってんじゃないか。」
みたいな。
CIAがどこまで関与し或いはどこまで知っていたのか知らなかったのかわかりませんけどね、
オバマのその後の対応の「どの口が言う」的説得力の無さと言ったら、、
「クソったれEU」米高官発言がYoutubeにリーク:焦点は?
http://newclassic.jp/archives/8061




各国の本音を言えば「ウクライナで卓袱台返しやった諜報機関はどこで、首謀者誰よ、責任取れんのかお前」会議をやりたいところなんでしょう。
この責任の所在を明確化しない限り落としどころが無い。
 ↑
この話どっかで聞いた事ありませんか?
第二次世界大戦における中国侵攻中の関東軍そのままじゃないですか。
(この場合はイケイケドンドンやる気満々だったんだが、今回は諜報人誰か知りませんがロシア軍が本気出したところでトンズラしたって事でしょ。)
EUの中ではいつも偉そうにしているドイツも何やってんの状態で、いつもの調子でウクライナにも緊縮財政のお経でも始めたらどうなんだと。
(ウクライナって経済的にはポーランドと兄弟関係みたいなところあるらしいって話の中で今回のデモ隊にいた極右勢力ってネオナチらしく仲間同士でどうなってんのかわからない上に、この暫定政権をドイツが偉そうな顔して支持すると違う意味でややこやしくなると思うんだけどね。)
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posted by kagewari at 00:28 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月21日

『共同幻想』の原則論をすこし(2)

前回挙げたトピックの各論に入る前に『共同幻想』原則論に少し戻りましょう。
これ言うとフロイド系はまた云々かんぬん批判されるのかも知れませんが、他に言いようが無いのでそのまま書きますか。
『共同幻想』ってのは、生存競争の中でひとつの運命共同体的な生物全般に見られる戦略のひとつが人類特有の発展したものと見る事もできますが、そんな自然な代物ではありません。
人類ヒト科の典型的な特徴は「年中繁殖期」という異例な進化に鍵があり、人類固有の爆発的なモチベーションの源泉となってます(ここでリビドーとか言いだすからあらぬ誤解になるのでそっちには振りません)。
哺乳類に限らず繁殖期の生物の行動には奇跡かっていうぐらい様々な行動が見られ「芸術的な巣をつくりメスにアピールする魚だとか、贈り物のエサをせっせと集める鳥や、きらびやかに身を飾ダンスを踊る鳥や、命がけの決闘をする牛や、常にボスの座を狙い組織内権力闘争を続けるサルや、傭兵役のオスだけ定期的入れ替え戦をやるライオンなど日常生活では見られない(見ようによっちゃ異常行動とも言うべき)モチベーションを発現します」、この繁殖期が人類はほぼ年中無休なワケです。
(※なものだからリビドー論を狭義の性欲みたいに訳してしまうと話があっちの方にいく)
『生存競争の枠から外れるほどのトンデモモチベーション』とでも言いますか、
この母数が人類ヒト科はとりわけ多く、そこを文明化に転換する事により地球上で爆発的に繁殖しました。

その過程で前述のですね、
「生存競争の中でひとつの運命共同体的な戦略を取る生物全般に見られる手法」が、
「人類特有の豊かな土地や富などをめぐる安全保障的闘争や自然との闘い的な一次産業的闘争のなかで、運命共同体的な戦略として『恒常的な組織化』が摸索され(より合理的な組織が生存競争的に勝ちますから)人類ヒト科は”こりゃまた随分にロジカルな『共同幻想』”を発明した。」
(当該組織が社会を構成する正当性根拠みたいな神話や幻想の事です)
更に補足しますと、
「この土地は豊かなのだが何年かに一度大規模な河川の氾濫がある、すわ氾濫って時には村が一致団結して(或いは命令系統をもって)これに対処しなければならない。・・・○○川には○○神がいて定期的に生贄をささげる大規模祭りを行うことで(団体行動の定期的演習にもなる)、この村は生きていけるのだ。」←この幻想が集落を集合化します。同時にコアとなる幻想を発端に倫理や道徳や法体系が派生する場合もある。
あるいは、
「この我ら民族母なる土地を巡って、周囲には東の○○族・西の××族がこの土地を巡り100年戦争をしている。小競り合いも年中無休で東の○○族は大柄で鎧も強い、西の××族は昔遊牧民で騎馬兵が強い、○○神の加護を受けた我が民族は強大な要塞を数十年に渡り建築し城壁の外には・・・」←以降は前述と同じ、

てな具合で、文明化すればするほど無尽蔵に栄えるみたいなね。
合理的な『共同幻想』ほどトンデモな結果を導き出せるとも言えたでしょう。
同時進行で、元祖当事者にそのつもりがあったのか否かは今となってはわからないのですが、特権階級の一種とも言える神官や官僚や貴族などの存在が「文化や宗教」を醸成し、ロジカル面で才のある存在は(共同幻想弁論部みたいな流れにもなり)後に各地の政治権力とも関係したり関係しなかったり様々な変遷の強大な権力乃至正統性根拠となります。→それは『共同幻想』における相対強者なのですから、これがまた莫大な組織力を誇りみたいな、

後に近代国家の概念が登場し、あれやこれやの大革命を経て、帝国主義やら大戦争もしーので現代に至る。
『共同幻想』のマーケティング分析は限りなく「投票行動の優先順位」となりますんで、
昨今のトレンドは専ら「経済合理性」になってます。
しかしどっから見ても「経済合理性」に「神話性」は無いワケで(笑
社会学的に言えばゲマインシャフト(血縁や民族共同体)からゲゼルシャフト(利益性関係者組織)へ。この論議の象徴は「アメリカ合衆国の成立」かもしれません(米国成立のバックグラウンドはアンチカソリック教会権力的意味合いのフランス革命の人権宣言でありキリスト教世俗主義とでも言うべきカルヴァン主義:代表的なモニュメントがキリスト教系の彫刻では無く自由の女神という何コレ?みたいな形となる)。その共同幻想は『アメリカンドリーム』とも呼ばれる極めて現世利益的なもので、そこに歴史的経緯的には南北戦争やWWUも影響し(当時白人多数を占めるドイツ系のアイデンティティーが後退)、ベトナム戦争を経て、イラク戦争を経て、金融経済のやり過ぎを経て、元から硬性とは言い難かった(=自由度は高い)『共同幻想』は『アメリカンドリーム』もちょっとどうかなというだけでなく「市場経済と民主主義も大丈夫か?」なところになってきてます。
(9.11を経て一度『軍隊』の権威が高まりましたけど、イラク・アフガンを経てこの軍隊も民間傭兵委託であるとか財政難から予算削減対象となってます。)
現在のオバマ政権など見ていると、「彷徨える大国」の心配もチラホラです。
(※『単独者』社会って言葉も論路矛盾かも知れませんが、大国ほど『単独者』化をどう取り込んでいくのかって難しい事なのかもしれない。「大統領を権威と思わないアメリカ社会」ってのもなかなか想像できませんものね。)

労働組合の組織率なんかもご覧のとおりで、『共同幻想』は国が先進国化するに従い自動的に崩壊過程に入ります。
ここのバックグラウンドとしては「そもそも論のとこ(自然との闘いや安全保障)」←ここが社会資本として半ば普遍的な既得権益っぽくなり制度保証される社会への変遷するので、「初期の『共同幻想』を必要とした理由が無くなる」って重大な変化に呼応するものです。
(一部保守派はここの理解を「英国病」なんちゃら論になる場合もありますが、これは単なる勘違い。)
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タグ:共同幻想
posted by kagewari at 00:57 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月19日

『共同幻想』の原則論をすこし(1)

ただの『共同幻想論』でもいんですが今回は原則論的な掘り下げをすこし。
これやると社会学だったり文化人類学だったり心理学だけで語る事はできないわけです、言うならばフロイド心理学は「ミクロ経済学」で、岸田秀教授がの『唯幻論』がエポックだったのは(それこそ史的唯物論があーだったように)「『共同幻想』の着眼が社会学だったりマクロ経済学だ」って部分です。
人類を個別個体だけでミクロ的に見ちゃうとモデルは『単独者』みたいな前提になっちゃうのでそれも随分設定厳しいって話になります。
(特に日本人の心理を考える場合)
フロイド時代ってかヨーロッパの精神風土ってのは勿論一神教系の『硬性で厳格な共同幻想』となるので、”あくまでも見掛け上(あるいは便宜的に)”その姿は個人主義人格に”見える”んですよ、
なものだから、フロイド時代のミクロ経済学でも十分偉大過ぎる発見になるのですが、第二次世界大戦の歴史に個人的興味を持っていた岸田教授によってマクロ経済学的視点が持ち込まれたのが『唯幻論』となります。
(海外の研究者でもそっち系どんだけいるのかわかりませんがとにかく岸田理論が日本人にとって画期的だったのは事実。ちなみに映画監督伊丹十三も岸田心理学に大きな影響を受けた一人。)

フロイドミクロ経済学的心理学において仮説される『超自我』ってのは元ネタ的に宗教的戒律バレバレだったり、欧米人が無意識にその口語で神を登場させたりスラング(戒律的に許されない汚い語みたいな)を使ったりこれが「自我の隙間から無意識をチラ見できるポイント』だったりする事を観測説明するのはやりやすいっちゃやりやすいんですが、
ご存じのとおりで「教会権力との間における宗教革命という名の血みどろの闘争」や『フランス革命』という名のマジ内戦を経験してきている欧米にとって(これは単純に宗教ファンダメンタリストと世俗派の戦いというものでは無くガチ権力闘争的なものでしょう)、フロイド時代(19世紀)がそのまんま現代先進国において通用しないだろうって想定は心理学やっていれば誰しも思う事じゃないかと。
(もっぱらそれ以前に各国の国民性的な自我の説明的にも個人に特化するのは無理があった。)
さて、この辺は各国当事者じゃないと、細かいところの情報取得や解釈の点で無理あるので『世界的絶対心理学』なぞを考えるのもちょいと無理だと言えます。
(世界経済を語るには少なくとも市場経済の基本が世界共通でなけれなどうしようもない。)
世界各国だけでなく『共同幻想』には地域差もあるって事です。
勿論言語学的というか(言語自体『共同幻想』と言える部分も多なのだから)
細かい事言えば身近な小集団による末端『共同幻想』へと更に分化し、ミクロ経済学的な『家族社会における共同幻想』モデルになるって流れです。

■昭和の末端『共同幻想』モデルともなる核家族などになってくれば、自ずと心理学も「その世帯単位で微妙に分析なりの方向が違ってくる」と言えます。
そういう意味で言えば、(欧米は今でも伝統宗教の影響力が強いのである程度修練されると思うけど)日本の心理学的土壌においては特に「そっから先個別各論はご自身がジャーナリスト的に追及してください」的な投げっぱなし感というか「後はご自由に」のような関与に留まる恰好がベター。
経営アナリストが手を取り足を取りって外部取締役かってポジションになる発想からしておかしいですし、日本の法人は中小零細含めてその多様性に特徴があるので余計に論議を詰め過ぎるのは得策では無い。(逆に『軍隊アナリスト』や『極道アナリスト』みたいな事になると業種なりの『共同幻想』が鮮明で固定的になってくるので論議をある程度詰めるとかのが有効なのかもしれないけど。)
この辺の日本の『共同幻想』における多様特殊性は「日本の『共同幻想』における曖昧な部分や緩目って構造が最大の特徴であるから」ってところに呼応するもので、
(欧米の唯一絶対神に対して日本は八百万の神ですから)
根本的に「日本の『共同幻想』は最初から世俗主義的である」と定義しても問題無いでしょう。
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タグ:共同幻想
posted by kagewari at 17:15 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月06日

何やらまとめサイトが問題になっているらしい

俺は2chとか普段から頻繁に出入りしているワケでも無いので(その都度調べもの関係ではお世話になっております有難うございます)、詳しい事はわからないのだが、
「嫌儲」ってのしょっぱな勝手な引用で書籍販売とかする話がNGとかって話から始まっていたのじゃなかったっけ?それとか、音楽CDが勝手にモナー使ったりとかがはしりじゃなかったでしたっけ。
(間違いだったらゴメンなさい)
それが、今回その「嫌儲」がアフェリエイト運営のまとめブログ(ここすっかり嫌韓メディア的に昨今有名な存在)これがいかんのだと大々的に『2chの引用禁止なんとか』となっているらしく、
俺なんか普段ニュースチェック的にまとめサイトの更にまとめアンテナ見ている人には「なんだか面倒な事になっているんですね」なんだけど、、実際何が起きているのかよくわかりません。
ニュースサイト的ブログ主導なのか知りませんが、これに対抗して「引用自由のオープンナントカ」を推奨する動きに転じており、同時に当該ブログのコメント欄が急に活況となってアクセスの方向性が多様化しているような事になってます(或いはTwitterから引用しようかだとか)。

web的なところから考えると、いろんなところで取り上げられて情報が拡散するのは”メリット”で(広告費で計算すれば莫大な額になる)、2chの方には「これは拡散求めた情報じゃない」という意図なんだろうけれど、そうなると「会員制イントラネットだとか有料メルマガみたいな感じで」という方向になってちゃうと思うんだがどうなんだろう?
てか、メディア論的に(会員制のクローズドでない限り)公開されているものはその性格としてジャーナリズム的在り様を望むと望まざるに関わらず派生させている事になるんだと思うんだが。。
或いはそれも社会的公共資産の一部として成立しているだとか。
江戸時代の「落書(らくしょ)」も裏ジャーナリズムみたいなものだったとの事だし。
(或いはすっかり何時の事だかわからなくなったmixiのコミュニテイーみたいのがいいって事かしら。)
■確かに(俺が勝手に思っているだけかもしれないけれど)「嫌儲」の発端である、「どこぞのライターが2chを引用して本出して稼ぐ」これは問題かも知れないけどさ(なんつーか引用に対して丸ごと著作権を主張するようなものだから)、ニュース的なブログの記事引用をNGにするのはフェアユース的に(誰でも閲覧できる媒体が元なんだし)矛盾するような気がするんだけどね。

うーん、なんてーかその掲示板に検索機能があったり、スレッドを見つけやすいように分類していたり、それも一種のまとめ機能だと思うんだけれど。
実際僕らみたいな閲覧主体の人としては、ブログが台頭したころのRSSリーダーやチェッカーをローカルに実装する手もあるだけど、それよりどこぞのアンテナサイトで更新見てる方が楽な場合もあんだよね、どっちでもいんだわ。
そういうチェッカー的なさフリーソフトでもダウンロードする時やインストールする時に「是非これもインストールして」みたいな広告部分があるから、そのソフトがタダで配布され得る所以なんだと、そこの合理性まで否定してる人は多く無いないと思うんだな。
「自分のチェッカーを公開します」ってのがアンテナなんとかみたいなものだし。

2ch殊更思い入れある詳しい人に失礼あったら謝りますけど、、
なんだか今進行中の引用禁止なんとやらにはやはり(外野席としては)微妙に違和感感じますね正直。


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posted by kagewari at 21:06 | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年03月02日

『家幻想』とか箱とか

心理学系とはぶっちゃけあまり交流も無い臨床なんちゃらに「箱庭どうたら」なんてのがありますが、勿論元ネタはフロイドの夢判断なんかに出てくる所謂一つの象徴化(これメタファーって捉える方が正確だと思うんだけど)、そんななかに「箱と言えば処女性」だったかな?なんぞそんな話出てきたと思うんだけど、モチーフはそこいら辺からきているものでしょう。
自我はロジカルだから、言語学的なレトリック構造とか抜きに語れんとこあるんで、それは日本の分析に特化している岸田心理学における幻想論に繋がり、ある意味彼の論点は『家幻想』的な話なんだよね。
そしてご存じのとおりで「庭」ってのは家幻想におけるひとつの「お花畑」だったりするのだから、まーその内容であるとか(他人の芝はなんとやらとか他人の女房がどうたらも同じです)、推して知るべしではあるんだけど、
この辺の話の意図とか狙いってのは「強迫心理系の検閲機能の隙間狙い」って事なんだよね。

■「強迫心理」ってのは専ら自分の関心事項(私が〜される・私が〜された的な被(こうむる)系認知)にはガチで監視の目を張っているので、強迫心理がネタバレするような事項は全部検閲で黒塗りなり置き換えなりすり替えなりで「自分でも話が見えないようにする(なっちゃう)」のだけれど、
無意識下にある「強迫心理」はひとつの機能的モジュールのようなもので、自立器官では無いんだわ。『自意識』に対抗して抑圧したりそういう現象も、時系列的に被(こうむる)=パッシブというか事態に対して反射的に発動しているんだわね、
(だから認知速度が速いとこが特徴として確認される→「直情径行」傾向だとか。そりゃ現象が反射だからね。)
ある意味「強迫心理」ってのは『自意識共犯(或いは共謀)』的な流れ抜きに存在できない。
それじゃ〜「強迫心理」はなんら『自意識』に対して初動的強制力を発現できないのじゃないか?
と思う方もいらっしゃるかも知れないが、
そこで重要になるのがレトリックなんだわ。

■『自意識』を構成している言語そのものが、暗喩的に(言語の札に裏書があると考えてくれ)”そういう事を意味する話を別の言葉で構成していて”表面上のその言葉の意味はそのまま自意識にとっては平易な意味だと思い込んでしまうため、その構造に『自意識』が気が付かないって形の仕込みになっているという感じ。
「うまいこと言ったな?」だとか、随分回りくどい比喩を使った「五七五」だとかありますわね、
表面上の言葉の意図する内容が暗喩的に何かを表現しているため、読み手に「おー何だか」みたいな殊更その言葉以上の興奮なり感嘆なりを誘うなんとやらみたいな。
(勘だけと「ワビサビ」は違うものだと思う)
しかし上記のメタファー的な認知は「その方がその時には都合がいいから婉曲的にそう思っている」のだわ。だけれども、それさ「無意識」だから。
昔の話になると、無意識に裏書を書いちゃっている背景とかあんまし覚えてないんだよね。
(ホント、こういう場面における記憶力って部分『自意識』頼りないとこあるんで、)

■プロパガンダほどわかりやすいものでは無いのだけれど、
一般の方は気にも留めないような”微妙に”変な文法だとか、何か事さら意味ありげに使用されている単語やら、そういうところにレトリック構造(メタファー認知的な暗喩)は存在していて(だから無意識って事なんだと)。
 ↑
何言ってんだかわかんない人も多数だと思うから、
スゲーべたな表現使うと「生殖器の名称表す単語」とかをさ、こうあらわに口に出すと、暗喩的に様々な裏書がどどーっとみなさんあるじゃん(実に都合のいいことから大変都合の悪い概念まで様々な要素に様々な方向性に”裏書的比喩”のスタイルでズラーっといろんなものが行列を成す)。
そういう事です。
(ぶっちゃけオカルトちっくなネタ振りすると魔術だとか陰陽師的な呪いとかって話の原型はこの事の周辺を観察発見したとかってことなんだろうと思うけど。)

無意識ってなんだか寝ている時に活動しているだとか、白日夢的だとか夢遊病的みたいに思っている方もいらっしゃるかもだが、
そういう事とは違うんだわ。
それこそ言葉のまんま「無意識に」の無意識さ、
「殊更意識される事では無く、なんとなく自動的にやっちゃうこと」でもいい。
特定イメージなり認知を派生させる言語的ナントカって仕掛け(認知の言語翻訳機みたいな)が常時無意識に起動していて、それがさ無意識でいられるのは(自意識にバレない形になっているのは)、その機能の動作がメタファー的なロジカルであるからで、
「家、家って言えばさ」←もうこの瞬間(そこに裏書ある人には)強烈なフラグが立っちゃうわけさ、(意味わからない人多数だと思いますが、これ以上はめんどくさいので説明しませんww)
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posted by kagewari at 08:43 | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


『住まいの心理学』
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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照

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