2012年10月20日

キナ臭い国際情勢のそれから

しかし驚いた、ネトウヨの諸君は元外務省情報官(後にこの人防衛大教授だよって)孫崎さんを売国奴的に叩いている状況があるらしい。
流石にこれには腰抜かした、
(孫崎さんって言えば自主防衛派で民族派右翼にも認められているような人だぜ。)
まったく何がなんだかと思うところだけれども、
そんな話はどうでもいいとして、
本当にワケがわからないのが中国情勢。

中国の権力闘争がらみの情報としては、どうしたって独裁政治の国なので情報はあまり流通していない。民主化勢力の弾圧として名前を知られた法輪功(この組織もよくわからないのだけれど)が国外から運営しているメディアぐらいからしか裏で何が起きているの可的話は聞こえてこない。
(勿論特定の方向に偏っているのを前提に判断するワケだが、)
まもなく党大会、劣勢の江沢民派は最後の抵抗をやめるか
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/10/html/d12018.html
【評論】最終ターゲットは江沢民か 混迷する中国政局の今後 後半
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/03/html/d82021.html


思うんだけれど、日本のメディアは中国国内の権力闘争(日本で言えば政局報道じゃん)これをやらない協定でもあるのじゃないのか?と思うぐらい生生しい話が全く報道されてこない。
(流石に中国国内情報はフリーランスのメディアにも大きく期待できんし、岩上もロシアなら得意なんだろうけれど、)

唯一見つけたのがこちら
党宣伝部長の側近解任=中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012101700764

【香港時事】米国の中国語ニュースサイト・明鏡新聞網は17日までに、中国政府新聞出版総署の焦利・副署長(次官級)がこのほど解任されたと伝えた。共産党中央規律検査委員会が焦氏を調査した結果、党籍を剥奪するよう政治局常務委に提案することを決めたとされ、汚職の疑いがあるとみられる。(2012/10/17-17:39)

(この話個人的には結構意味が大きいのじゃないかと思う。)

さて、さっぱりわからない話を強引にまとめてみるとだよ。
全体は『共産党党大会(最高指導部の人事入れ替え)』を前に激しい権力闘争があったっつーのが全ての背景
1)事の発端は『アメリカ領事館への王立軍逃げ込み事件』
2)背景は重慶市の薄煕来事件(党籍剥奪され刑事訴追の方向)
3)薄熙来氏の妻のイギリス人ビジネスマン殺人事件
4)習近平氏の謎の雲隠れ
5)反日デモ暴動には毛沢東や薄熙来氏を支持する一隊がいた
6)反日デモは官制というより”公安”が指揮したような感じが大きい
7)胡錦濤会談で野田首相に「尖閣国有化は困る」と伝えた背景は勿論江沢民派の北京政府への動きを背景にしたものだろう(下手に口実与えないでくれと空気読めと)。
(※ここは想像だけれども野田首相はそんなバックグラウンドをひょっとして全く知らなかったとか?じゃないのこれ、)

ちなみに極端な話中国政府などの発言における戦争時代がらみの反日的なナントカだとか、軍部のなんとやらとかほとんどホラに近いと見ていい。
ぶっちゃけ戦争で帝国陸軍が戦闘したのは国民党軍で人民解放軍とはまともに戦闘していないから(昔の指導者の一部が旧帝国陸軍をそれほど嫌ってないよ話もマジでしょう)。敵の敵は味方ってほどでは無いが、そんぐらい生々しい話であるのは事実。
(中国共産党は国内向け的プロパガンダで対日戦争に勝利した解放者のスタンスを神話化しているから公には決して口にする事は無いけども。)

でー昨今北京政府がどうやらクーデター的な様相も帯びていた権力闘争に勝利したらいいということらしい。
(人民解放軍を掌握したというのだけれど一体どういう条件なり裏があって掌握に成功したのかがわからない)
そして以前は江沢民派であり太子党サイドとして知られていた習近平氏は北京政府に寝返ったの?これどうなったのとかさっぱりわからない。

裏話的に北京政府が権力掌握に勝利した事を示す話はここじゃないか?
尖閣上陸の中国人グループのパトロンが再上陸の可能性を否定
http://www.news-postseven.com/archives/20121017_148984.html


比較的穏健派である現行の北京政府(共産党青年団派でいいのかな)、こちらが権力闘争に勝利したのは隣近所の国としては結構な事なのだが、思うに鍵となった人民解放軍掌握について彼らがどんな手形を切ったのかってところが気になる。

どちらにしても、中国にとって定着しちゃった反日教育なり今後100%の確率で予測される経済的破綻など(どちらの勢力が権力を掌握しても)手におえない問題を抱えており、「ほんと頼みますよ大丈夫なの?」な状況は何ら好転の兆しが無い。
(クーデターなんかの抑制のためにも民主化の方が効果があるとどうして思えないんでしょうかね、マジ。)
しかも”官”の部分に関わる何とやらは下手するとロシア以上だから、これをあれだけの大国が権力を集中される状況で掌握できないでしょう。
国家そのものを分割民営化するイメージで連邦制なりに政治決断してしまうのが早道だと思うんだが、
(そして”党の軍”って妙な軍隊では無く早急にシビリアンコントロールの効いた通常の国軍に改編してくれと、隣近所の国はおっかなくてしょうがない。中国内戦が一番困るんだから、)

しかしだね、
次の指導者として確定的に報道されている習近平氏は結局どういう政治スタンスになったのかがわからないってのはね、、、
(この人が小沢氏と親しいワケで、世界的にも小沢氏には日本の選挙はどうでもいいから「ぶっちゃけどうなの習近平氏に聞いてきて欲しい」って本音じゃないのか?)

えー国際情勢的には「ますます不安定」だとしか言いようが無いですな。

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(10/23追記)
概ね闘争の結果が見えたのか、ちょっとそれらしい報道出てきましたね。
7常務委員ほぼ固まる=来月の党大会へ最終調整−中国
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012102000212
胡錦濤氏「院政」固める 中国、党規約で重要思想に
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2203M_S2A021C1EA2000/

やはり当面は一件落着ということなんでしょう。
明らかに舵切ってますね、
 ↓
海上保安庁が炎上した中国貨物船を救出! 中国国民は複雑「感謝はするが尖閣諸島は譲れない」
http://news.livedoor.com/article/detail/7069169/

(「このニュースは中国でも報じられ、中国共産党系メディアは「ネット上では中国人が日本を賞賛」と伝えた。」ってところに政治的意図を感じますね。)

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posted by kagewari at 05:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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