2006年01月28日

ライブドア強制捜査とマスコミについて考える(2)

あんましその後が面白いものだから、話を続けることにした。
何が面白いって、ライブドアの後継社長が弥生会計社長の平松氏が選ばれて全体の構造が一変した、
フジの日枝会長は何故かニヤけて喜んでいるし、ナベツネに至っては「エールを送る」なんて話になった。

このライブの人選、誰が考えたのかわからないが、情勢を一変させた
つまり、マスコミはライブ本体へのネガティブキャンペーンをする理由を完全に失い、ポイントは堀江個人の「黒か白か」だけに絞られた
実際今回の騒動でもっとも世間を騒がせたのは、世界的な証券相場を揺るがせた検察とマスコミで、所謂「堀江ライブドアの粉飾で大損害」を被った“被害者”のコメントはない。
今回の強制捜査が原因の株安(今のところ報道されている検察の「偽形取引」「粉飾決済」のスケールや数字はこれほどの株価の変動に繋がるネタでは無い)の被害者のコメントばかりだ。

■千葉県の無職男性(66)は「ああいうやり方はだめだ。金を稼ぐには汗水たらさなきゃ」と不快感をあらわにした。(共同)

市民の声って「千葉県の無職男性(66)」ってこの人は誰なんですか
これがニュースのテキストになっている事自体が理解できない
(このコメントはネットの世界じゃで既にお笑いネタになっている)
マスコミがこれを載せたかったのは、今回の強制捜査の旗振りやっている検察幹部が就任時にコメントした内容まんまだからで、、
この千葉県無職男性は、検察の人なんでしょうか。。。

被害実体を考えるなら、そんなライブの姿勢で買収された企業が被害者なのかもしれないが、堀江の後任社長は買収された弥生の社長ときたもんだ。挙句に立派にライブドアグループの社長として、日枝会長と会いナベツネにエールを送られている。損害賠償騒いでいるのはフジで、そのフジが一番ライブ叩きやって株価下落に貢献しているのはどう説明すりゃいんですか、、
で、ライブ本体は今後公正な情報を開示し健全な企業として日常業務に専念云々。マスコミの報道では『虚業』じゃやなかったのライブ社って?

ネットの世界では今回の強制捜査が「国策捜査」である事は常識となっている。話が堀江個人が黒か白かって話になると、本来の「堀江は技術的には明解に白だと判断し業務していた」との認識なんだから、裁判で今後「果たしてどっちなんだ」の戦いになる、
だ〜んだん、常識の推定無罪報道の原点に戻らなければならない事になり(検察の判断した「社会的制裁=堀江ライブ潰し」という狙いはあっけなく実現した)、単に「あるちっこい会社の売買は偽形取引なのか?そこに風説の流布はあったと認定できるのか?」「一般的な企業でもよくある“グループ内の黒字の付け替え”はそもそも粉飾決済か?」「合法な株式分割をある流れで行うと法律違反に繋がってしまうなんて事があるのか?」この争いだけに集約された。

堀江の貢献は結構デカイと思う、
検察には応援どころか、抗議の電話が殺到し堀江的なベンチャー否定は世界的に見当違いって認定は検察もよくわかっただろう。
そもそもが検察の人事異動に合わせて春までに決着するのが目標なんて捜査なんだからIT関係のみなさんは今後検察に狙われるんじゃないかと心配する事も無い。
そんな意味でも堀江が速攻社長と取締役から身を引いて、ライブ社が新しい人事を発表したのはヒットだった。
堀江が社長のまま残りつづけると「釈放されたら堀江ライブは継続する」んであって、堀江ライブ叩きキャンペーンもネタに困る事も無かっただろう。
そんな中、ライブ社のPJは同じ国策捜査の結果無罪になった三浦和義のインタビューを掲載している(マスコミ被害として)。

そんで又、検察スジからの話だと昨年からの調査開始のネタってのはライブ社内のアンチ堀江からのリークと、マスコミからの情報(フジか?)って話。これじゃまるで、検察はライブ社の人事(結果的に堀江色一掃)争いの一派の手先だったのか?とも見られてしまう。

ライブ社長後退劇、誰が筋書き書いたのかわからないが、強烈な一撃になった。
そんな中こんな意見もあって、
http://facta.co.jp/blog/archives/20060126000061.html
いよいよ検察・マスコミ双方分(ぶ)が悪い
マスコミに至ってはライブバッシング報道を自粛というか、出来なくなっている(今や「あの騒ぎはなんだったの?」)。
元々が人気TV局だったフジの失点は大きい(個人的にもプロ野球ファンだったから「プロ野球ニュース」で御馴染みのフジは好きなTV局だった)
これボディーブローとしてジワジワ効いてくるんじゃないだろうか。
公正中立なんていう公共性を錦の御旗に免許制で守られている護送船団方式のマスコミ(特にTV業界の広告費は2兆円とも言われ、この免許制によって守られている既得権益は途方も無くデカイ、それこそ虚業?)は、どんどん今の日本の現実から乖離し、あっちの世界に漂っているかのようだ。

現実の話だが、堀江のブログを引用したニュースでは
「マスコミって何でもありなんですね・・・」
この一文だけ抜き出して、なにやらケシカランてな報道があったがもとネタははこれ
http://blog.livedoor.jp/takapon_ceo/archives/50042983.html
これはネットにアクセスできる人間なら全員が「それは違うだろ」と確認可能なのに、そんな質に問題がある原稿がチェックされない(下手すると恣意的にそんな原稿が書かれている)、これ世の人はネットも見ていないとでも思っていない限りあり得ない。
「この原稿は問題アリでしょ」そんな事すら言えない社会がTV局なんだろうか。

いったいどうなっちゃうのか?
郵政民営化の次は、TV局の規制緩和なんて話なら面白い。
一時グーグルはブログがあんまりヒットするから、テキスト容量なんかでブログが検索結果に出るのをコントロールすんじゃないかって噂もあったが、今やブログが読めなくなったら大変だ、
「共同幻想の瓦解→社会というもの自体の実存の揺れ→そもそも「マス」ってキーワードのナンセンス化」
こりゃ本格的にそうなのかも知れない。
posted by kagewari at 03:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

ライブドア強制捜査とマスコミについて考える

前々から、それ関係の話しているんだが、俺は堀江を好きでも尊敬もしていないし特別嫌っているでもない。
実際ヒルズで成功の夢とかな話になっている「勝ち組み幻想」自体は、団塊世代の脅迫に過ぎず(なのでこの世代が最も過剰反応する「近親憎悪」に似た感情だ、ナベツネに至ってはあっちの世界までいってしまっている)、今30代から20代の世代は世代間の関係から言えば、この団塊世代の影響が強く(ヒエラルキーから言えば指導階層になるので)新高度経済成長の幻想としてITベンチャーに繋がっている(高度経済成長時並みのハードワークが特徴)。

そんな中で堀江は時代の寵児に違いなく、彼は潮目にいる人物でもあるだろう、ソフトバンクの孫にしても楽天ミキティにしてもキャラ的には印象が弱い(芸名:村上ファンドはイロモノか)。
なので、プロ野球参入・フジTV買収・国政選挙に打って出るなんざ勢いも「当事者責任」的に見るなら随分と気のいい男だね〜な感想。

堀江は時代に埋没する仲間的関与ではなく、自分の意志をもって動いているのは事実だ。つまりエスタブリッシュメントの匂いがしない、
ここがどこから刺されたのかわからないが、強制捜査を食らった
容疑の内容とか「黒か白か」はどうでもいいことで(ライブドア的にも技術的な問題だろう、元々法律スレスレを自認して売りにしている会社なんだから)、この強制捜査をめぐる周辺のドタバタが見るに耐えない。
面白く思っていなかった団塊世代の連中は「それ見たことか」的な態度に終始し、検察の捜査が入るとライブドアが負け組みの烙印でも押されるかの見方で堀江の逮捕すら規定路線であるかのようなはしゃぎようだ
マスコミに至っては、偏向報道合戦になっている
ニュース原稿は「誘導尋問」のそれに似ていて、「そうらしい」って話を「そんな悪い事をしていたのがわかった」的にまとめているので、あたかも「悪事が暴かれた」かのような報道になっている。
ライブドアが法律スレスレって前からわかっていた事じゃないの、


地検にしても、マスコミにしても「まさか世界の証券市場に迷惑かける」とは思ってもいないらしく、後の祭りというか何というか、えらい騒ぎになっていて『マネックスショック』と相まって(これが暴落トリガーなんだが、誰かが儲けているのは間違いない)、収拾がつかなくなっている。
地検のガサ入れに至っては情報のリークがあった(NHKと日経の誤報。その後NHKは地検から出入り禁止処分受けている)のも事実で、そもそもがこの捜査自体がパフォーマンスなんじゃないかって見方をされてもおかしくない。果たして何の意図で「ライブドア潰し」があったのかとか黒幕探しもバカらしい(○暴関係のネタほじくり返しても「なんとか謀略説」好きオタクみたいな話になってしまう)ので、現象として見てみよう。


マスネディアに埋没する個人の関与「自己責任」だ、
昔々の組織論じゃあるまいし、まさかこの国のジャーナリズムは暴独裁国家のそれではない。だとするならTVニュースならアンカーマン、新聞メディアなら署名記事として、「これが誰の調査の誰の判断による誰の原稿なのか」こいつをはっきりして欲しい。
このままじゃ「報道局の判断」だの「ワイドショーの製作の判断」とかで、
「おいおい責任者出せ」って時の個人何某って人物像が無い、
これじゃ第二次世界大戦の日本の官僚軍部といったいどう違うのよ?

責任ってものは、それを負う人格の見えるもんじゃないと意味が無い、
背景に広告主のために数字を取らなきゃいけない営利性があるってのにだ。
本来なら余計に誰のどんな権限によるニュース原稿なのかってもっと明快でいい筈だ、
人気のあるアナウンサーが原稿読んでるだけで、全く責任論の蚊帳の外だって構成自体が理解できない。記者としてのプライド以前に芸能人的側面が強くなっている昨今、戦前から引きずっている総無責任体性はマスコミを頂点に健在ナリなんて事になりかねない。
本来さ「番組のアイデェンティティーってのは、局からも独立したもの」であるべきなんじゃないの?
表現の自由のために戦う組織なんだからさ、局内では常に表現が特定のイメージに統一されているのは自己矛盾でしょうよ


だいたいさ、この実体「小泉大勝」の時だって顕著だったの誰しもが感じていた事だろうに、
これが野村偏向報道なら、問題になるのはプロ野球ファン程度に収まるけれども、国際証券市場にまで影響与えちゃっていいのかね?
これ「いかにも国内問題のノリ」で、朝鮮半島→中国→東南アジアまでいっちゃった軍部の体質とどう違うんだろう。
挙句の果てに「特高警察なんかい」という“国策捜査”に打って出た地検
この国は本当に戦後体制なんですか
巨人の凋落、デフレからニートってな流れに日本の個人の独立・共同幻想離れ「大人化」っていう側面は規定路線として流れているっていうのに、未だに『組織』って奴が足を引っ張っている。


誰かひとりぐらい「いいかげんにしろ」って叫ぶジャーナリストはいないのかね。
ライブドアを擁護しろって話じゃ無い、
今回の強制捜査とその背景をマトモに報道してくれればそれでいい。
せめてニュースの内容についての構造分析ぐらいできないものだろうか、

地検がライブドアを潰すぐらいにやっつけるならともかく、ライブ本体があのまま残る事になれば(少なくとも買収した関連会社は全く関係無く健在)、野村と違って相当のしっぺ返しを食らう可能性もある。ライブドア自体が外資を含む資金で動いているってのに、
「ムラ社会」のやり方は古い手法のままだ

野村が楽天監督で復活って、皮肉も相まって(それが楽天なのが笑える)、このライブドア騒動の顛末ってのは『長いお話』になるんじゃないだろうか?
こっからが面白いんだと思う。
posted by kagewari at 04:39 | Comment(0) | TrackBack(1) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月01日

モバイルPCをfivaからIBMに乗り換えた

乗り換えたといってもwin2000で動いていたfivaのHDDをそのまんまIBMに換装したので、インターフェース(PC本体)が変っただけで、何か大幅な変更があるのじゃないが、fivaはバッテリーのへたりが早かったからIBMがその辺ちっと耐久性があるといんだけど、、

実際CASIOのfivaの設計思想はIBMまんまだったから、上位モデルに乗り換えた感じさえする。CASIOのパソコン事業部が解体されて、後続機種の見込みゼロってとこで仕方がないんだけれども、愛着があっただけにfivaの後継が無いのは残念だ
うんでもって、実際IBMってどうなのってところなんだけれど(法人モデルが大量に中古で出回っているのが助かる。補修パーツの供給がIBMからレノボに代わっても今のとこ続いているしね)流石に使いやすい
fivaからの乗り換え候補は、だいたいがビクターのインターリンク(キーボードもほとんど同じ)ってとこになるんだろうけど、このインターリンクも生産中止。やっとこ最近B5モバイルの需要が増えてきたらしく、皮肉な話だ(遊び向けに開発してしまったので、シャープのミニマサもあっというまに生産中止、東芝のリブ新型も苦戦している)


仕事の内容は、画像の取り扱いは多いけれどもテキストが主体で、最もリソース食っているのはブラウザぐらいだ
実際乗り換えたマシンって何って言えば「中古のs30」メモリーの最大が256Mってな時代遅れのマシンだけれどもwin2000で使う分には十分なスペック。
一昔前にシャープが256Mで十分って姿勢でマシン造ってたのも理解できる、
モバイル用途じゃメモリ電気食うしね
s30だとちょっとデカイんだが、妥協できるレベルでしょ

時代遅れのマシン使っていると(fivaの時もそうだったけど)文明は何なんだろうとしみじみ思う。
IBMのs30って言えば、俺らなんかには当時高嶺の花で本来とても手が出るモデルじゃなかった。皮肉な事にマイクロソフトの陰謀じゃないだろうが新型OSがハイスペックなハードを必要とするので現行モデルが使えないマシンになるのが早くなった(s30もXPで動かすと厳しいでしょうよ)、おかげで新型マシンに乗り換えた法人が旧モデルを大量に市場に供給している。
なワケでs30にも手が届く(実際新型のX40系買ってもバッテリーがもたないのでモバイル用途じゃ使いものにならない)
実際手に入ったs30だが、有名なトラブルの液晶パネルフレキのトラブルを解決する固定金具対策タイプ後期モデルだったのもラッキーだった。
時折文明批判的なことを書いている俺だけれども、文明の進歩があっての今とも言える。ま、トータルで考えればこれほど新型投入しなければいけない環境でなければ、最初の売り出しからもっと安いだろうって見方もあるけどね。
とにかく文明ってのは一面的なものじゃない。


世の中には中古モデル市場ってのがあって(実際fivaやインターリンク買うなら中古しか存在しないんだし)延々とこれ続いているワケ、 表通りで売っている新品買う世界の人と、裏通りの中古屋でセコハン買う人これが共存しているのが都会ってヤツで、お互い共存共栄。
新品買う人がいなきゃセコハン市場なんてあり得ないし、新品だけで世の需要をまかなえるほど新品のヴァリエーションは多くはない(あのテカテカ画面にいったい何の意味があるのか?)。
これは車も同じで、中古の歴史が古い車なんかだと余計に「何年モデルの何」を探して「何とかいう店でOHして」とかの世界は完全に新品買うって世界から独立している。
面白いもので中古パソコンも似たところがあって、新品同様の状態のいいものしか置いてない店や、ジャンク専門の店とかそれはイロイロだ。
パナのレッツノートなんかはR2モデルまでキーボードのプリントがすぐにはげちゃうので「キーボードにテカリあり」なんてレヴェルじゃなくて「キーボード真っ黒な仕事跡(穴)アリ」なんて具合になっている(これもR1の新品キーボード探せる人なら買いなんだろうけど、パナの直売で買えるかも知れない)から、そりゃそうそう売れないだろう(ところが最強のモバイルともいえるレッツノートが4万とかなんだからこれも買いでしょう)。

人の暮らしは様々で、それは生活資金をどうやって手に入れるのかってフェーズだけでなく、必需品をどうやって手に入れるのかも含まれる。秋葉原の中古屋周りしているとしみじみ「あ〜あ」っと、自分が暮らす世界がいよいよアングラだぜとしみじみ思う(笑
だいたいが「新品に必要なスペック満たしているモデルが無い」ってのが笑える。
posted by kagewari at 17:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照

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