2005年05月04日

久しぶりにTVを見て「憲法改正」についてふと思う。

自室で、休養したいときなんかによく何度も見た映画を観る。(ビデオレンタルってのが下火になり、レンタル店が閉店になったときに何十本か買い込んだ)あまり知られていないが、ヨーロッパ映画の「カサンドラクロス」ってのがある、ソフィアローレンやリチャードハリスが出ている奴、

これを見て触発された小林久三が「皇帝のいない八月」って本を書いてこれが映画化されてるわけ、これがなかなか面白い、カサンドラクロスとは別の意味で秀作。

ここで主演の渡瀬恒彦演じる元自衛官は「憲法改正の悲願のため命を捨てる奴はこの国にいないのか」とクーデター計画で列車をジャックし部隊を率い、鎮圧部隊と戦闘するのだが、、、。

今巷じゃ「改憲論議」でまっさかりで、左翼が目の色変えて大騒ぎしているどころか、今や左翼政党は消え行く存在だ、
まさか自衛隊を軍隊にしようなんざ右翼的発想は自民党右派にも民社の元自由党の議員にも無い。
いかに、ファンタジーとして国体とか軍隊なるものが色あせているかがわかる。今や自衛隊の国際協力をいかに考えるかってスタンスの違いがあるだけで、誰一人軍部独裁なんて話を「嬉しい事」と考える輩はこの国から消えた。

いいとか悪いとかではなく「皇帝のいない八月」を見て、あーほんのちょい前昭和の時代にはこの話がファンタジーになったんだよな〜と、しみじみ思う。
2001年宇宙の旅を2005年に見る感覚とはちょっと違う違和感。

共同幻想のフェイズってのが、今のこの日本ではEUともアメリカとも違う文明化の先にいってるのがわかる。安保闘争放心状態時代のノンポリとか無関心世代とかとは次元の違うフェイズには間違いない。
だから余計に、昨今の中国韓国の反日に『口ぽっかん状態』なのだが、おそらくこの日本は国家ってな概念自体が「日本代表」の時ぐらいしか意味が無くなっていて(実は「日本代表」で盛り上がるときもある意味パロディのノリってか、「今、熱狂してるチームの名前は!日本代表」って感じが大半)、韓流ブームもどこかハイソなマダムの一時の愉しみ庶民ヴァージョンな感じだし(これある意味若いツバメなワケだから、国民的侮辱だって反発あってもいいような気がするんだが、、)

あまり話題になっていないが、共同幻想の崩壊過程は一定のレベルで終了していて、これに呼応しているのが「憲法論議」なんだと思う、なんとなくあるあうんの呼吸のような「憲法改正」へのコンセンサスって9条と全然別個のところにあるんじゃないのだろうか?
posted by kagewari at 20:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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