2004年07月16日

自己分析について

精神分析って、そもそも何かって言えば、精神科の医師であったフロイドの診療法のひとつと言えます。「原因は何か」これへの回答です、結果的に「深層心理」であるとか「無意識の発見」だとか、心理学の基礎を考える上で外せないアイデアになりました。

何を分析するって、動機です。「何故こころはそう振舞うのか」この動機形成のプロセスを分析するワケです。一時期それは(社会が保守的であったため)象徴化の原型をを探るってな、ちょいオカルトなとこにまで逸れていくのですが、基本的なところは今でも重要で、当事の時代背景を汲み取ってモデファイすればより深く個人と社会文明そのものを分析する有効なツールです。

俺は思うのだけれど、岸田秀教授の重大発見は「自己嫌悪」と「反省」の違いです。言い換えれば「終わり無く自分を責める気持ち」と「状況判断の修正をして危険回避する」差ともいえます。
ともかく『今何が起こってるのか』について、自己認識が無い限り、修正するにも何がなんだかわかりませんから、実際に分析結果を踏まえで「じゃどうすんの」における方法論は様々なんだと思う。
そして、俺が精神分析が重要だと思う理由のひとつが、「分析抜きでの癒しでは、構造を逆に温存してリバウンドを抑止できない」からで、下手すっと一時期の安定は構造自体を強固にしてしまう可能性すらあるからです。

自己分析は、その内容がズレてると全く意味が無いように思われがちだけれど、これは違います、「自分の動機形成を疑う」行為そのものが、自己嫌悪に対して強烈な一撃になるからです。実際、精神分析には「聞きたくない内容」を多く含みますから、話を聞くより、自分で考える方が楽なケースだってあります(あくまでケースバイケースだけれど)そのとっかかりになるテキストがあれば、その後の相談も話がスムースになるし。
人の感情や、動機には全て理由があります。(これ、「理論的に立証」って意味じゃありません。「根拠の無い感情は無い」って意味です。)
ここに潜る気持ちがあれば、「インナーワールドへのアプローチは実は内向では無く、実存的なのだ」と言えると俺は思っている。

■告知だけれど、俺は横浜のNPO(準備中)の『HOW'S』に参加している。今後どうなるのか流動的だけれど、これも「縁」として、俺に可能な事は協力していくつもりです。kagewariにはサイトの方針としてリンクは予定していなかったのだけれど、これを機にリンクを設けることにした、近々HPの方にもリンクを貼る予定です。
posted by kagewari at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 精神分析時事放談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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