2004年05月28日

「病気」という言葉を巡る問題。

神経症、鬱病、自立神経失調症、PD、PTSD、、、様々の単語がありますが、一般認識ではこれらは「病名」でしょう。
この言葉には複合的な意味があります。

1「説得力」
一般に、精神的に悩んでいる状況から身体的な症状を引き起こしていると、「たいしたことないんじゃないか?」との誤解を招きます。しかしこの誤解の根拠となる一般常識は「病気」と言う言葉に『弱い』です。どういう意味かっていうと「病人を気遣う」という事は一般常識の側のかなり上位階層のアイデアなので、「たいしたことない」等の、根拠のないいいかげんな事が言えなくなるって事です。

2「納得」
自分自身のこころにいったい何が起こっているのか?という疑問に「そか、俺は病気か」と一定の結論を得る事が出来ます。これ以外と(ケースバイケースですが)「病気=処方箋がある」との連想が起きて、ちょっと状態が落ち着く。ってワケです。

3「抵抗」
悩んでいる事は認めるが(「一般論ですが、悩む傾向=強い常識的判断が存在」連想として「病気=劣等=敗者」に至る事が多いからです)「私が病気だっていうのか」的反発が起きる事もあります。又同様に、「俺は病気だったのか、、」との落ち込むって事もあり得ます。

他にもいろんな事が言えるのですが、自分自身に「病気」という言葉を向けるとあんまりいい事がない、周辺他者に「病気」という言葉を向けると関係はスムーズになる。 でしょうか。


この「言葉の二面性」に危険性があります。
何故かって、
これが悩んでいる状態の「現状維持」に強い力を持つからです。
そして肝心の問題です。
カテゴリーとしての「病気」って言葉の意味はどう定義されるのだろうって事です。
次回はこの「病気」って言葉の意味について考えてみようと思います。
posted by kagewari at 14:43 | Comment(2) | TrackBack(0) | 心理学テキスト「Why not」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする


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所謂臨床系の言うところの行動療法ってほど堅い話ではありませんが期待感あるアプローチだと思います
自我と時間』参照




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