これをシリアスに考えてみましょうか。
そもそも「気まま」とは何か!
「気の向くまま」の省略形でしょうね。
「気の向くまま、風の吹くまま」が完全な形かも
何故省略されたんでしょう。
1、口語で使うためには短い方が言いやすいから
2、「風まま」じゃ意味がわからないから
3、発音として「まま」の方が印象に残るから。連想は「そのまま」
4、三音での発音が軽快だから「気の向くままを印象付ける」
ex.「ちくわ」「なると」「ふがし」「まいこ」「ドテラ(もう知らない人もいますね、、)」「ピエロ」「モグラ」「ゆびわ」「ライカ」「ドレミ」
「気楽に」という言葉もありますが、この場合「気楽に○○」をするって形になるので、なんかしなくちゃいけません。
しかし「気まま」は何もしなくてもいいワケで、軽いですねぇ
「何もしなくてもいい事に気が向いている」
これちょっと難しくないですか?
やる気満々な筈も無く「何気」に近いが「向いている」んですから、もっと自覚的です。ね、ちょっと変でしょ。
あんまり『気まま』な感じはしませんね、これ。
よく考えると人称の秘密が隠されています。所謂「気」ってなぁー自意識の事じゃないんですなぁこれ、「合気道」の「気」「気功」の「気」「元気」の「気」これ、本人じゃないっぽい感じです。ふかーく考えると「免疫(胸腺)系が生き物のコアとしての主体説」を唱えてる人も感覚同じかもです。
気の向くままにして「エゴはひと休み」でしょうか。
そんな安らぎのイメージが「気まま」にあるんでしょうかねぇ